「乙女椿は笑わない」ネタバレ18話 高橋みつば(ココハナ10月号2020)あらすじ・感想・考察
葛城家の竹子さんに、今月分の家賃を支払う椿。
<詳しいことはよくわからないけど 湊さんの話だと、私の貸家の所有者は湊さんの父親・敦彦さんから、この祖母に移ったらしい。面倒くさいことに祖母の命令で、家賃を毎月葛城家に持ってくることになった>
竹子さんは椿に
「椿の夫候補は湊と斗真に搾られたようね。どちらが有力かしら」
椿「あなたは湊さんや斗真さんの気持ちを聞いたことがあるんですか」
竹子「あの二人は、葛城のためなら尽力を惜しまないわ。そう育てました」
椿「私には葛城に尽力する義理はないので。家賃は毎月、遅れず納めます」
気の強い椿を執事は「大奥様によく似ておられます」と一言。
帰ろうとする椿を、斗真が送ると声をかけてくれました。そこに斗真やゆりこさんのお世話をしてくれるお手伝いさん・雅が立っていました。どうやら指を怪我をしたようで・・
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駅でも斗真はベビーカーの赤ちゃん連れのお母さんを、さりげなく手伝ったり・・それがいつも当たり前。
帰り道に湊と言った花鳥庵のことを聞かれますが・・あの日の朝のことを思い出してしまい、一人赤面してしまう椿。
そんな椿を見て斗真が
「椿さん!俺とのデートどこ行こうか?」
そんなことを言われ、さっきの竹子さんの言葉が頭をよぎるのです。
「あの二人は葛城のためなら尽力を惜しまないわ。そう育てました」
椿<違うかもしれない。でももしそうだったら悲しいから>
「・・斗真さん あのもし祖母に言われて私によくしてくれているなら、そういうのはいいって言うか・・」
斗真「俺 竹子さんに言われて、椿さんを誘ったことはないよ。椿さんの顔が見たいから会いに来てるし。一緒の時間を過ごしたいから誘ってる。
跡継ぎも関係なくて、俺が勝手に椿さんを好きなだけ」
まっすぐに想いを伝えてくれる斗真。そこに椿の横を、近所のクリーニング屋のおじさんが自転車で通り過ぎます。「よう、モテんな 。つばきちゃん!」
斗真「デート・・行きたいところ考えといてくれる?俺もどこがいいか考えとくから」
椿「あ・・はい」
「おやすみなさい」と斗真と別れ、椿は鍵を開け家の中に入ります。そんな椿の顔は真っ赤で、思わず座り込んでしまいます。<うそ・・・・・!>
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椿は仕事の休憩時間、部長からケーキの差し入れです。マンゴーのムースと紅茶のムース。同僚の三宅さんと一緒に、どっちがいいか迷います。そして同僚に先に選んでいいよと言い、自分は残ったマンゴームースを。
そんなマンゴームースを見ていると
<斗真さんは明るくて、一緒にいるとこっちまで楽しい気持ちになれる。
・・だけど湊さんは?
湊さんは 私がもし斗真さんを選んだら>
仕事上実の父親・敦彦に書類を持って行く湊。
湊「今後あなたに監視をつけ、椿さんに危害を加える計画を企てた場合 必ず未然に防ぎます。私が全力で椿さんを守ります」
敦彦は灰根島での騒ぎは、小野が暴走して勝手にやったことだと言い張ります。
そしてここでテレビからはニュースが・・なんと小野田が業務上横領の疑いで書類送検された・・と流れるのです。
「何かしたのか」と敦彦に聞かれますが
椿「私は何も。ですが悪事は必ず露見するといいますから。お気をつけください」
一方、斗真は椿がノーリアクションだったこと気にしながら、デートスポットを検索します。桜井からは最近スナネコの赤ちゃんが生まれたという情報を知り、それもデートスポットの候補に入れようと思います。
お客様との約束のためロビーに向かう斗真。
するとそこで何かを探しているお客様を見かけますが、ガラの悪い男の人に連れて行かれてしまいます。その後斗真は、さっきの女性が鷹沢建設の令嬢だということを思い出します。鷹沢建設は最近倒産したばかり・・
悪い奴らにホテル部屋のカードを渡され、部屋に行くようにと促されていたのです。そこへ斗真が
「失礼いたします。鷹沢様、お電話がかかってきております。あちらに」
そう言って助け舟を出したのです。 そしてポロポロと泣き出す、その女性・・
休憩あけの椿と同僚の三宅さん。「ダイエット中なのについついあのケーキを食べてしまった~誘惑に勝てなかった~」と三宅さん。
三宅「二つとも菅野さん(椿)に、食べてもらえば良かったな」
椿「え いや、二つは無理!」
そう言って椿は、顔を赤らめながら足早に仕事場へ向かいます 。
やっと平穏?な生活が戻った椿たち。椿の気持ちは斗真に傾いているのか??湊よりも斗真の方が人間らしい、温かな気持ちになりますが・・・次回も目が離せません!!