「乙女椿は笑わない」ネタバレ19話 高橋みつば(ココハナ11月号2020)あらすじ・感想・考察
鷹沢建設の娘・志帆(しほ)を助けた斗真。「助けが必要ですか?」という問いに「・・・はい」と俯きながら涙を流して答える彼女。でもそろそろ仕事で出かける時間となり、斗真は志帆が泊まっているホテルまで送って行くことにしたのです。
斗真は4年前に一度、鷹沢建設が主催したパーティーで志帆に会っているといいます。
斗真「先ほどの男性たちは何者なんですか?」
志帆は黙ったまま。「言いたくなければ大丈夫ですよ」と斗真。
志帆「・・・父がお金を借りていた人たちです・・・」
斗真「お父様の負債の返済義務は、あなたにはないでしょう」
志帆「・・そうなんですけど・・私一人ではその・・・・働くところも見つけられないだろうからと。
愛人の斡旋を・・・・・」
思わずその言葉に桜井が、タブレットを落としてしまいます。
志帆「ごめんなさい。葛城御曹司の方にはお聞き苦しいでしょ」
斗真「いえ、人はいつどうなるかわからないですから」
そして斗真は関連会社の連絡先・そしては自分と桜井の名刺を志帆に渡します。
斗真「うちのグループが経営する職業紹介会社です。ここに電話をして。私の紹介だと伝えてください。何かあれば連絡してください」
そして斗真は仕事先に着き、車を降りて行きます。
「彼女の希望の場所まで、送って差し上げて。それでは」
志帆「あ あの ありがとうございます」
志帆は斗真の名刺を握りしめたまま「また・・会えるかしら・・・」
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お風呂上がりの椿。斗真から LINE のメッセージが。二人はデートの行き先を決めることに。椿が提案した動物園は?という言葉に、スナネコの話をしてみる斗真。車で2時間半かかるけれど・・椿は画像を検索し、スナネコを見てみたいと言います。
斗真「じゃあ木曜日の朝、迎えに行くから」
斗真はとっても嬉しそうです。
電話を切った椿も天気を調べたり、斗真が疲れた時に運転が代われるようにと道を把握しようとしています。
椿<楽しみになってきた>
デート当日。ピカピカの笑顔でやってきた斗真。斗真の車で大学の時によく聞いた音楽を聞きながら、スナネコの赤ちゃんのもとへと出かけます。
11時過ぎに尽き、スナネコの赤ちゃんの観覧は15時。その間までの予定を椿がテキパキと決めてしまいます。
途中でそのことに気づいた椿。
斗真「テキパキした椿さん好き。俺もそのコースでいいと思う」
と斗真の笑顔。
すると人だかりを見つけます。覗いてみるとコツメカワウソが!思わず可愛い!と思う椿。斗真に話しかけたつもりが、別の男性に話しかけてしまいます。
斗真は椿の手を引き、他の動物を見て回ることに。その間ずっと手を繋いだままのことが気になる椿。そこに小さな女の子があいだにやってきて・・思わず手を離し二人。
謝るお母さんに
「いいえ~」と言いながらも、二人は少し寂しそうな顔をしています。
椿<斗真さんの告白は嬉しかっただけど、このまま斗真さんの気持ちを受け入れて進んでいいのか。
斗真さんは跡取りは関係ないって言うけど。湊さんはどう思っているのか>
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スナネコの整理券を持って並んでいる間に、斗真は会社でも一緒に働いている親友の桜井に会わせたいと言ってくれたのです。
椿「うん、私でよければ」
<斗真さん 心開いてくれてるんだな>
スナネコの赤ちゃんに椿は思わず<なんてことだ!なんて可愛いんだーー!>と嬉しくなり笑顔が出たのです。
すると斗真がこちらを見ていることに気がつき・・椿は急いで自分の顔をパンフレットで隠すのです。逃げる椿。追いかける斗真。
斗真「椿さん、大丈夫?」
椿「ごめん」
斗真「ごめんって 何が」
椿「・・・だって気持ち悪かったでしょう。笑った顔」
斗真「気持ち悪くない!」
椿「・・嘘だ・・絶対・・おかしかった」
斗真「おかしくない!大丈夫!いつもの椿さんだった。
スナネコより可愛いよ」
椿「・・それは嘘だ」
斗真「うん、ちょっと言い過ぎたかな」
やっとパンフレットから顔を出す、真っ赤な椿。
斗真「俺にとったら、どんな椿さんも可愛いよ」
椿<斗真さんは いつも大丈夫だよって言ってくれる。だから甘えてしまいたくなっちゃう>
二人は夕食をこっちで食べるか都内で食べるか・・と話をしていると。斗真の携帯に知らない番号から着信があります。
斗真が出てみると、電話の相手は志帆だったのです。
斗真に紹介してもらった会社に行こうとした志帆。しかし自分の泊まっているホテルを、こないだの男たちに見つかってしまったというのです。
志帆「この間の男達がホテルの前にいて。時間をおいてから出てみたんですけど、まだいて」
斗真「警察には連絡しましたか」
志帆「したんですけど・・何もしてくれなくて」
斗真は自分は都内から離れているから、桜井を向かわせようとしましたが・・なんと桜井は出張中。
志帆「あの・・すみません。何時になっても構いません。来ていただけませんか?」
斗真は少し考え「少し待ってもらえますか」
そして椿に、この間の出来事を相談するのです。
椿もきっと心細い思いをしているだろうからすぐに行こうと、交代で運転をしてくれ・・志帆のホテルへ着きました。
ホテルの呼び鈴を鳴らすと、中からうつむいた志帆が出てきて・・・斗真の胸元に「怖かった・・」としがみつくのです。
それを目の前で見た椿は ・・・
なんと!!椿にライバル出現です!!椿の心はどう揺れ動くのか??湊はどのように動くのか??志帆も手強そうな気配です・・次回をお楽しみに~