「乙女椿は笑わない」ネタバレ17話 高橋みつば(ココハナ8月号2020)あらすじ・感想・考察
湊は椿に内緒で車を走らせます。途中のサービスエリアでは、ソフトクリームを食べながら病院にいる斗真に申し訳ない気持ちになってしまう椿。
湊「斗真とはまたデートすればいいでしょ。今日は私とデートなんだから、私のことを考えて」
そして湊は予約が取れたからと、椿は行き先を教えてもらえぬまま車を走らせます。着いた場所はいかにも高級そうな温泉旅館。しかもそこの女将とは親しい様子。女将は椿を恋人だと思っているようです。
露天風呂付きの客室はとても高級そう。しかも布団が二つ敷いてあります。
なんと湊は笑顔で「明日の朝帰りましょ」というのです。
椿「何考えてるんですかっ」
湊「私が無理やりあなたに何かするとでも・・?」
椿「・・・思ってませんけど」
椿は明日は仕事。何も持ってきていないから・・と言いますが。湊はここは大抵のものが揃っていて、明日の朝の仕事には間に合うように送ります・・というのです。
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湊「じゃあこうしましょう。何か勝負をして私が負けたら、食事をして帰る。私は誰にも邪魔されない場所で、あなたとのんびりしたいだけなんですよ」
椿わかりました・・・」
そしてふたりは、ババ抜きで勝負をすることに。椿はとても弱く3連敗してしまいます。部屋のお風呂に入りながら、大好きな温泉にくつろいでしまいます。
椿<・・・・もう・・いいか・・・泊まっちゃえば・・・このままゆっくりしたい・・・たくさん部屋あるし。別々の部屋で寝れば・・・大丈夫大丈夫・・>
温泉から上がり部屋に帰ると、湊は大浴場のお風呂に入っていたと言います。
水の入ったコップを湊に渡そうとした時、指が触れてしまい・・・椿がコップを落としてしまいます。湊が畳を拭いてくれるものの・・・浴衣の隙間からの色気に赤くなってしまう椿。
食事も部屋で、たくさんのごちそうです。ご飯の後に二人でもう少しだけ飲むことに。
あまりの豪華な食事にちょっと気が引けてしまった・・という椿そんな椿。湊は「まだそんな事を言っているんですか。めんどくさい人ですね」なんて言います。
この温泉旅館は子供の頃に、百合子さんによく斗真と連れてこられていたというのです。ふたりとも勉強ばかりしてきて、息抜きにここに来た時ぐらいは遊びなさい・・と言われていたと言います。
百合子さんは体が弱かったための、選択だったといいます。湊から聞く実の母親の話に
椿「ただ私 子供の頃の母の記憶がほとんどないから。近所のおばちゃんより遠い存在だなって思うことあるけど」
湊「わかります。私の場合 本当に自分の親なのか疑うほどです。昼間のあのオヤジ見たでしょ」
椿「あーー・・」
湊「ずっとあなたに謝らなければと思っていたことがあって。
最初に会った日に、あなたに乱暴なことをしてすいませんでした。あなたに嫌われても仕方ないと思っていたんですが今日私をかばってくれて・・・その・・あれです。嬉しかったです・・」
椿「・・はい」<え・・?もしかして湊さん・・照れて・・>
すると湊がこちらを見て、顔を近づけてきます。椿の髪にかかった紅葉を取ってくれたのです。
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そして椿はふかふかの布団に入り
<騙されて連れてこられた気がしてたけど・・温泉も気持ち良かったし・・ご飯もすごく美味しかった・・布団もふかふかだ・・明日お礼を言おう・・>
そう思いながら眠りにつきます。
湊は斗真からの検査結果を受けます。異常なし、健康そのものだと言います。そして
湊「事後報告になったら感じ悪いから言っとくわ。いやもう事後報告か。
今 椿さんと花鳥庵はに泊まってるから」
斗真「・・え?」
斗真は何度も尋ねます 。
湊のスマホの充電がなくなりそうになり、斗真との電話は切れます。
そして湊は別々の椿の部屋へ。スマホのバッテリーを持っているか聞きに行くと・・
スースーと寝息を立てて眠る、椿の姿が。それを眺める湊。
朝の5時半。スマホのアラームが鳴ります。
椿は起きようとしますが・・・身動きができず。目を覚ますと・・・同じ布団で湊が寝ているではありませんか!しかもとっても寝起きが悪い湊。
椿「嘘でしょ。湊さん?ちょっと湊さんっ 起きてっ」
湊「・・・何なんですか」
椿「いや なんなんですかじゃなくて。向こうの部屋に布団敷いていたのに。湊さん何でここで寝てるの?」
湊「・・・寝姿が 可愛かったから・・・」
椿「なにそれ っ」
ドタバタ命の危険からの温泉旅に。椿もゆっくりしたいですよね~先を越されてしまった斗真ですが・・次の斗真とのデートも楽しみです!!あんな豪華な旅館に、一泊してみたいものですね・・次回はお休みで、今度は10月号に登場予定です!