「乙女椿は笑わない」ネタバレ9話 高橋みつば(ココハナ10月号2019)あらすじ・感想・考察

「乙女椿は笑わない」ネタバレ9話 高橋みつば(ココハナ10月号2019)あらすじ・感想・考察

椿「私 湊さんと結婚を前提に付き合います。もちろん演技ですけど」

椿はあの3人の候補を諦めさせたい・・・勤務中にも現れるし、本当に迷惑だと言います。特に小野田は、本気で気持ちが悪いというのです。

 

湊「それであの3人が身を引いてくれれば、私も好都合だが。問題点が二つ。

演技じゃあの3人は騙せても、葛城人間は騙せない。

もう一つは、あんなに跡継ぎ問題に無関心だったのに。急に態度を変えたあなたが信用できない」

 

椿<そりゃそうか・・私の存在が湊さんの積み上げてきたものを、危うくさせてるんだから>

 

椿はお手伝いさんのみさとさんから聞いた幼少期の話のこと。アルバムを見せてもらったけれど、湊も斗真も子供の頃には 笑っている写真が1枚もなかったと言います。

 

椿「同じ頃・・私は父に育ててもらってわりと・・のんきに過ごしていたので・・」

湊「・・何の・・どこからの目線?」

 

椿「そうじゃなくて、何か私にできることがあれば協力するってこと。

もちろん付き合うフリは、斗真さんが戻ってくるまでです。後のことは斗真さんが戻ってきてから、3人で話し合えばいいかなって」

<・・・やっぱ無理があるかな。付き合ってるフリなんて・・>

 

湊「分かった、勝手な動きをされてもこちらも迷惑だ。その案で行くなら

まず眼鏡をやめてコンタクトに。髪もおろして毎日メイクを。服ももっとスカートを履くとか」

 

椿「・・・なぜですか?」

 

斗真「まずは見た目を変えて。周囲にもあなたには最近、恋人ができたのだと思い込ませる。

私もあの3人を熟知しています。3人の行動パターンをアナライズし、対応策をメールで送るので。あなたはそれを読んでその通りに行動してください。

質問は?」

 

椿「・・ありません」

湊「では自宅まで送ります」

なんだか仕事の話をしているみたい・・と椿は思ってしまいます。

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家に帰って自分の服とにらめっこしますが・・なかなか女の人らしい服装はありません。

それでも髪を下ろし、いつもと違う服装で会社に向かうと・・同僚にも彼氏ができたの?と 言われます。

 

そして湊からは、3人の行動パターンの予測と対処法のメールが送られてくるのです。

そして一番最初に職場に現れたのは・・・津雲竜介。

 

湊のメール通り、なんとか曖昧な返事と どこか褒めるところを探しますが・・・褒めるところが何もありません。曖昧なまま食事の約束をしてしまいます。

仕事が終わる頃に、再び現れる津雲。

 

そこに湊が現れ、椿は心変わりをし 湊と食事をすると言います。

 

腕を組むように湊に言われ、指示通りにホテルへと向かいます。そして部屋の前で湊を誘惑します。そんな椿に幻滅した津雲は

<あんな女両親に会わせられないよ>と諦めて去って行きました。

 

これも全て湊が立てた計画。椿はどっと疲れて、しゃがみこんでしまいます。その甲斐あって、津雲の両親から正式に断りの連絡が入ります。

 

あと2人・・・そして湊に車で家まで送ってもらうと、家の前には小野田が待ち構えていました。

 

椿は「湊さんとお付き合いすることにしたので、もう付きまとわないでもらえますか」と伝えますが

小野田「ずいぶん早い決断だな。湊さんのおかげで笑えるようになったんですか?椿さん。笑ってみてください」

 

椿は思わず、昔のトラウマを思い出してしまいます。

 

湊「笑えても、あなたには見せませんよ」

そう湊がフォローしてくれるのです。

 

すると先日買った万年筆に、傷が入っていたと万年筆のクレームをし始めるのです。

湊「小野田さん、クレームなら直接店舗の方に。ただしそのクレームが虚偽だと判明した場合、あなたは虚計業務妨害に問われますよ」

 

そして居酒屋の、家の中へ椿と湊が入ります。

小野田は帰りますが、部下に湊がいつ家から出てくるのか見ておくようにと 指示を出します。

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居酒屋スペースで、お茶を入れる椿。

 

湊「・・・よければ人前で笑えない、理由を教えてもらってもいいですか?・・嫌なら言わなくていいです」

 

椿「そんな大した理由ではないです。

高校の時付き合ってた人に 笑った顔が気持ち悪いと言われて。そこからどうも笑ってたかよく分からなくなったってだけで」

 

湊「・・・それは大したことでしょう」

椿は少し意外な気がします。

 

時計はもう夜の11時になる頃。家の前ではまだ小野田の車が見張りを続けています。

 

湊は明るくなるまでここで過ごすと言い、椿は上で寝るようにと指示を。椿は湊を一人にするわけにはいかない・・自分もここで朝まで起きています・・と言いますが

 

湊「いいんですか?私と二人で夜を過ごしても。私もあなたを狙っているので、責任持ちませんが」

とっさに、椿は構えてしまいます。

 

椿は毛布や新しいタオル、歯ブラシなどを用意して2階へ上がりますが・・自分だけベッドでは申し訳ないなと思っていると。そのままベットに顔をうずめたまま、眠ってしまっていたのです。

 

ふと目を覚ますと午前3時前。1階をのぞくと、湊は座ったまま眠っています。

 

椿<分かりにくいけど、本当は優しい人なのかな・・>

そんなことを思い、椿は湊の肩に毛布を掛けます。

 

卵焼きと味噌汁、朝ごはんを用意する椿。そんな椿を湊は見つめます。

 

やっと帰ってきた湊にメイドのかよから「朝食の準備をしますね」

湊「いや 食べてきた」 かよ「え?どこで?」

 

すると大きなスーツケースが、目に入ります。

 

湊「この荷物は?」

かよ「あ、それは!」

 

するとドアが開き「ただいま 湊」と一人の男性が入ってきました 。

 

この男性は一体誰なのか??斗真でもないと思います。また新たに跡取り候補??ではないですよね~??複雑な椿をめぐる跡取り問題から目が離せません!!早く斗真にも帰ってきてほしいのですが・・次回もお楽しみに~

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