恋を知らない僕たちは ネタバレ 15話(別マ9月号2018)最新話・あらすじ・感想・考察(水野美波作品)
恋を知らない僕たちは ネタバレ 15話(別マ9月号2018)最新話・あらすじ・感想・考察(水野美波作品)
次の日の朝、全く揺るがなかった直彦のことを考えながら・・登校する藤村。
藤村<あそこまで怒らない人もいるんだ・・もっと裏切られたって、喧嘩したり
いずみちゃんとも隙間ができるかなって、あの時はそう思ったのにな・・>
下駄箱に着くと泉が、藤村を待っていました。
泉は「ごめんなさい!!」とふかぶかと頭を下げます。
泉「小春ちゃんを傷つけて本当にごめんね。謝っても許してもらえないかもしれないけど ごめんなさい!!」
藤村はなるべく、明るく接しますが・・
藤村「いずみちゃんは余裕があるから、こんなこと言えるんだよ。
別所くんとは何があっても大丈夫って自信あるもんね。さすが付き合い長いだけあるよね~
あと、謝られる資格もないの。だから気にしないで♡」
泉「何それ、どーゆー・・」
といずみが聞こうとすると、藤村は日直だから先に行くね~とその場を離れます。
藤村<そんなに真剣に謝られても、意味ないし・・許すとか許さないとか関係ないもん。
だって私は、相原くんと付き合ってないんだから>
文化祭の片付けに英二も登校はしていましたが・・みんなの輪から離れ、直彦を見ます。みんなからの誘いも「・・いや、すぐ帰るわ。ごめん」と答える英二。
するとそこに池澤がやってきて、図書館の片付けを手伝ってほしいと英二に声をかけます。
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古本の片付けをしながら、池澤が英二に話しかけます。よく喋る池澤に違和感を感じながらも、英二は少し笑顔が戻ります。
池澤が怪我のことを尋ねると・・英二は「腫れは一応引いたかなー」と答えます。
池澤「そ・・そう?じゃあ仲直りは?さっきはまだしてなさそうだったけど・・」
だから俺を誘ったの?同情?と池澤に言ってしまう英二。
英二「心配・・かけちゃったのは申し訳ないけど。多分もう どうにもなんねーし。忘れてほしいって言うか・・」
池澤「忘れてって何・・?まさか藤村さんとはもう・・」
英二「いや、藤村がとかじゃなくてさ・・」
池澤<違うのなら>「・・汐崎さん・・?」
英二は一瞬手が止まり、池澤の方を向きます。
英二「わからん!!好きだとか付き合うとか・・レンアイってやつ。オレは向いてないんだと思う。どうしようもねえよ」
池澤「だからひどいことをしたの?何があったかを知らないけど、そんなこと誰か決めたの?」
英二「そりゃ オレが自分で・・」
池澤「じゃあ 相原くんのことを好きだと言う人の気持ちはどうなるの!?」
思わず、大きな声で言ってしまう池澤。
英二は少しびっくりしてしまいます。「好きな人・・?」
池澤「・・だから 藤村さんとか・・!!」
英二「ああ、あいつは強いし・・大丈夫なんじゃね?池澤がそんなこと言うなんて、意外でびっくりだわ。何かあった?」
池澤「・・別に何もないわよ」「えーそう?」
すると英二は他の図書委員の女子から呼ばれ、荷物を取りに行くことに。
池澤<・・何よ。私は恋愛に興味なさそうに見えてたの・・相変わらず失礼だわ。>
「あるに決まってるじゃない・・」
<でも、相原くんはもう 次の人を見つけるつもりはないのかしら・・>
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学祭の片付け中、藤村は何とか泉を避けてはいましたが・・同じクラスだからもうそろそろ限界かな~と感じていました。すると・・なんと元彼に話しかけられたのです。
図書室にいた英二のところへ行き、元彼に英二を紹介する藤村。ただ顔見たかったと言う元彼と別れます。
英二「よくニコニコしてられなお前。こんな時に」
藤村「こんな時にしたのは、相原くんでしょー?」
英二「そーだけど・・お前だってオレにキレてただろ。もう普通に元通りかよって話」
藤村「元通りじゃないよ・・すごい気まずいよ、どうしてくれるの!!
相原くんのせいで、いずみちゃんと気まずくて・・笑顔でいるのもすっごい辛いし ごまかすのも大変だし。別所くんも全然動じないし・・!!」
直彦と話をしたという藤村に、英二が食いつきます。
英二「・・なんか 言ってた・・?」
藤村「何も変わらないって。泉ちゃんのことも、相原くんのことも考えてて。すごく優しかった。優しくて冷静だったけど・・二人のことばっかりで、私は相原くん以下なんだって思い知らされたよ!!
ねぇ 相原くん。よくあんなにまっすぐな人と一緒にいて、恥ずかしくならないね。
よく私に付き合うフリしようだなんて、ずるいこと言ったね!?」
英二「直彦はいいやつだよ。マジでいいやつで、人当たりもよく
優しくて気も合うし、昔からいい友達だよ。
でも でもあいつはオレに何も言わなかった!!
そんなそぶりも見せないで、いきなり言ってくるんだぞ・・!!」
突然、泉と付き合うことになったと告白された英二。
英二「そのあと・・おめでとうって笑って・・笑うしかなくて・・
・・まさか好きな人が、かぶるなんて思わないだろ・・オレはこんなんだけど、直彦も同じなんだ。
一番大事なことを言わない。そういうやつなんだ
まあオレだって、結局言えなかったし。もっとずるくて、ひどい男だってわかってるから。恥ずかしいとかそんなの思わねぇよ。
ただ どんどん直彦との差ができるだけ。それだけ」
藤村<・・なんだろうこの人。自分で差を広げてるんじゃん。ずっと泉ちゃんのことが好きなのに
なのにどうして、嫌われることをするの?苦しいだけなのに なんで?不器用過ぎない?
やっぱ嫌だ。見てられない>
図書委員の片づけで、離れようとする英二。そして藤村に「池澤に何か言ったか?」と尋ねますが「ううん 言ってない」「あ そ」
池澤に以前言われた言葉を思い出し、きっと相原くんに気があるんだ・・と思う藤村。
そして一生懸命謝っている、泉の姿を思い出します。
藤村<私も最初はそう思ってたはずなのに、あの時急に恥ずかしくなって。
また前みたいに、優しく慰めてくれるんじゃないかなって期待してたから。
私をかわいそうだと思ってほしくて。
別所くんは、私みたいな人を好きになったりしない・・
なんてみじめで バカみたい 私。
相原くんに言おう。もうつき合ってるフリしたって意味ないって・・>
藤村はそう思い、振り返って英二を追いかけようとすると・・後ろの台車につまずき転んでしまいました。
するとそこには太一の姿が・・
藤村「瀬波くん何してるの、ここで・・」
太一「いや・・先輩に本運べて言われたから台車持ってきて・・そしたら藤村と相原がいて・・それで えーと・・あの・・
つき合ってるフリってなに・・?」
英二と藤村の関係を知ってしまった太一・・藤村はなんと説明するのでしょうか??池澤の気持ちを知っている太一は、池澤に伝えるのでしょうか??
一方通行の恋ばかりの彼らは・・どうなるのか??次回をお楽しみに~!
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