素敵な彼氏 ネタバレ 35話(別マ1月号2019)最新話・あらすじ・ 感想・考察(河原和音作品)
丸亀先生のアパートに誘われた桐山くん。やっぱり話題はののかのことです。何かと気が利く桐山に対し
丸亀「周りがよく見えてるんだね。空気を読むのが上手で、弟？下の子タイプだよね。
下の子って、上の子を見て育つから。空気読むのがうまくなくなるよね。言いたいこと我慢してたりしない？」
桐山「さあ・・自分ではわからないですけど、物をわかりは良い方なのかもしれないです」
丸亀「それは相手を困らせないように、そうしてる？」
桐山「そんなことはないです。俺が何か言ったところで、状況が変わるわけでも 相手の気持ちが変わるわけでもないじゃないですか。そういうの別にいちいち言わないだけです」
丸亀「でもののかさんには、何か言ったんじゃないですか？ののかさん この前の授業で君のこと悩んでいたんです」
桐山「そっか・・俺もわかんないんですよね。どうしてののかには困らせるようなことばかりしちゃうのか。俺が先生に教えてほしいです」
しばらく沈黙の丸亀先生。「真実の愛 でしょうか」
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ののかは部屋で勉強をやろうとしますが・・頭が重たく何も覚えられない様子です。スマホの待ち受けの桐山くんを見て少し気が安らぐ～
ののか＜桐山くんのこと もっと知りたいな。深いところも。私もそろそろぼんやりが許されるばっかりじゃなくて、癒したり分かってあげる方に回りたいな＞
桐山「ははは。真実の愛って、なんか映画か童話みたいですね」
丸亀「いや 真実の愛は、物語だけの話じゃないんだ。どうして繰り返してテーマになると思う？
それは人が愛で、精神的に成長する生き物だと無意識で知っているからだよ。
君は今まで真実の愛を知らず寂しさを抱えて、恋愛に関しては子供のままで成長できてなかったんじゃないかな？」
桐山「ののかを好きになっってから、子供みたいなんです、俺。他のやつに渡したくないとか、他の子じゃ嫌だとか、彼女が他の男 褒めるのを聞いてヤキモチやいてみたり
あげく、どうしようもないこと言って困らせたり・・子供かよって」
丸亀「桐山くん それは割と普通のことのような気もするのですが・・」
桐山「ははは 俺にとっては普通じゃなかったんで。ののかにはいつもこうなんで。ののかも面倒くさくて大変だよなと思います」
丸亀「僕ね いっぱい本を読んだんです。受験生の気持ちを知って、力になりたくて。それはもう読める限り 思いつく限り、手当たり次第読んで。
でもね、結局参考にはなっても 答えは分からないんですよ。本僕も、君に答えをあげられない。結局分からない。
でも話を聞いてて、思ったことがありますよ。桐山くん 今、君すごく困ってますよね？今 やっと本気で困るような人に会えたってことかな」
桐山は今まで出会った女子に言われた言葉、ののかの一つ一つの言葉を思い出します。
丸亀「ののかさんは、君が気持ちを押し込めているんじゃないかって気にしてた。ののかさんなら大丈夫ですよ。受け止めてくれます。君の悩みに付き合ってくれますよ」
桐山「どうかな・・自信あるように見えるみたいですけど、そうでもないんです」
そんな二人のもとに、丸亀先生の姉がやってきました。そして丸亀先生は何を思いたったのか・・ののかに電話をかけ始めます。
丸亀「桐山くんのことなんですけど、今弱ってて・・家にいるんですけど・・
そこに僕の姉が来て、姉は弱った年下の男子が大好きなので 桐山くんがピンチです！！」
こんな状況に、丸亀先生の姉も、ののかも頭がパニックです。
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ののかはどうにか桐山くんを助けだそうと、急いで丸亀先生のアパートへ向かいます。
丸亀「桐山くん考えて、君の気持ち。そして伝えてください。信じて相手を、信じて君を。人を好きになるのは素敵なことなのだから」
丸亀姉「つる！！何の話ししてんだ！私には何の説明もなしか！この状況について！！」
ののか＜お姉さんってどんな人なんだろう。桐山くんはそれは何もしないと思うけど・・腹立つ やだやだ！！思わなくても触られたらやだー！！＞
ののかは途中で転んでしまっても、信号が赤に引っかかっても走り続けます。
ののか＜例えば 何もなくても、知らない女の人が桐山くんといると嫌なものなんだ。桐山くんもこんな気持ちだった？いや違うのかも・・わかんないよね・・わかんないよ、考えても・・
桐山くんが悩んでるっぽいのも嫌だけど、私に気持ちを話してくれないのはもっと嫌だな。話そうよ、桐山くん。上手に言えなくても 何回でも。無事でいてー！！＞
来るのが遅いののかを、丸亀先生は見に行くことに。
丸亀姉「コラ！！私のことをフォローしろよ！って聞いてねーし！」
桐山「仲 いいんですね」
丸亀姉「血 繋がってないけどね。顔そっくりなのに？って思ったでしょ。
いろいろ言わないとわかんない事ってあるよね。
伝えていかないとね、家族であろうと。恋人だろうと。大事な人には 特にね」
桐山「・・いうことも似てますね」
とそこにものすごい音を立てて、ののかがやってきます。「桐山くん！！良かった 無事だ・・」
桐山「心配させてごめんな」桐山はののかを、少し遠めで抱きしめます。
桐山「もういいよ、悩まなくて。俺がののかをしっかり捕まえて、誰にも渡さないよ。
もっとしっかり捕まえた方がいいかな」
ののか「大丈夫！！もう捕まってるし！他の人を好きになったりしないし！」
「桐山くん大好き」「俺も大好き」
人を好きになるのは素敵なことなんだから
丸亀先生が一体どんな行動を起こすのやら！？と思ったら・・どうやら一件落着のようです（笑）それにしてもお姉さんが誤解されたままのようですが・・これからも受験勉強中心に、頑張れ～ののかと桐山くんの恋 ！