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河原和音 新連載「太陽よりも眩しい星」34話 2024 別マ 5月号 あらすじ・ネタバレ・感想

スイ「私の方が先に会って 私の方が先に目をつけて 先に手を挙げたのに!!」

みお「正直 順番とか関係ないよね」

 

スイ「 岩ちゃんはいいよね!! 彼女だから!!」

 

さえ< 彼女 なんだけど>

周りからは ひそひそと神城の彼女というだけで、地味だとか弱みを握ってるんじゃないかとか、見た目が強そうだとか言われてしまいます。

 

 体育の時間はダンスですが、さえは周りに当たらないように気をつけて踊ると ワンテンポ遅れてしまいます。 スイちゃんは多少 下手でも可愛らしいと男子の視線が熱いです。

委員会に手を挙げた 七海が スイちゃんに「かわいい!上手だね」なんて言いながら 「ごめんね? 委員になっちゃって」と言うのです。

 

 神城はブレイクダンスも決め、神城からはキラキラが飛び出ているよう 。周りの女子たちも「 神城〜 彼女が見てるよ〜!」なんて言われてしまう ノリのいいクラス。

さえ<こんなに冷やかされて 神城 嫌じゃないかな>

 

神城「 いいよ 俺は。彼女だって知れ渡れ」帰りのカフェでそう言います。

 

 さえ<彼女。優しさだけじゃない 特別扱い。 彼氏の神城を私だけがもらってる。 私だけ

 そういう風に言われて嬉しいって言葉にできない。 じゃあ 態度に もっとできない>

 

スイ「 彼女じゃないなら、彼女になればいいんだよね」

 鮎川の部室に勉強を教えてもらってくると言います。 ライバルが出てきて スイちゃんは燃えている様子。

でも 七海は鮎川のことがきっと好きではなく、委員が好きなんだと思うとさえとみお。

 

部室に向かうと、なんと 鮎川と七海が将棋をさしていたのです。  将棋に興味があったから・・と七海が言います。

スイちゃんがわからないところを出すと、「こんな簡単なところ?」と七海に 言われ、腹が立ちます。 思わず「 いい!! 自分でやる!!」と飛び出してきてしまいました。

 

 教室に戻り

スイ「 想像以上に落ち込んだ。 可愛くない態度も取ってきた。

自分がどんどん可愛くなくなってる。 恋をしたらみんな可愛くなるんじゃないの? 岩ちゃんは可愛いのに」

 

さえ<かわいいかな。 恋して て ずっと可愛くしてるとこだけ見せてるって難しいよ>

 

 すると 鮎川 が 教室にやってきたのです。「 頭の体操に簡単な数学がやりたい気分だ」と言ってくれ、スイちゃんの勉強を見てくれたのです。

 

 さえは学校の帰り道、 神城と 公園に寄り道中。学校がない日に遊びに行こうよと誘ってくれた 神城 。来月は神城の誕生日だと話を切り出す さえ。 5月12日。

神城「 今年は一緒にいれる?」

 

 そう言われた時に風が吹き、 砂埃がさえの目に入ってしまいました。 神城は「大丈夫?」とさえの目を覗き込みます。 あまりの近さに照れてしまう 2人。

 

さえの部活にも1年生が入り かわいいなと思う さえ。 新勧も兼ねて 部活 上がりにみんなで ラーメンに行くことになりました 。

すると サッカー部もラーメンだと言います。 終わった後にコンビニでお待ち合わせをしようと 神城に誘われ オッケーする さえ。

 

 ラーメン屋さんにサッカー部が来ると、1年生の可愛いマネージャーの女の子が入ってきました 。無邪気に可愛く 、神城と同じラーメンを頼み、神城のことを「こうきくん」と呼ぶ その子のことか気になり、さえはきっと自分が今すごい顔をしている・・と思いながら過ごすのです。

 

 すると 神城が

「さえ ラーメン 食べ終わったら一緒に帰ろう。 終わった?」

 

そう言って2人になり 1年生のマネージャー・千里のことを説明してくれたのです。 小学校時代にドリブルを教えてくれるサッカースクールがあって、多分そこにいた子だと言ってくれます。

 

さえ「 言ってくれてありがとう、光輝」

 <かわいくない 私を 神城が戻してくれる>

 

さえ< 付き合って 神城が彼女にこんなふうなんだって知ってしまったら、これから先 神城からこんな風に 他の人を見たりしたらとか考えたら 泣きそう。 やだな 失くしたくない 。失くしたくない>

 

 そして次の日。 テニスボールが隣のサッカーグラウンドに飛び込んでしまい、さえが取りに行くと。マネージャーの千里が話しかけてくるのです。

 小さい時の知っている神城の話 。そしてさえはこの子の気持ちが伝わってくると思うのです。

 

千里「 本当にこうきくんを好きですか ?昨日 嬉しそうに見えなかった 全然。気分悪くしたらすみません。 私 こうきくん 今でも好きです!!」

 

 そう言って千里は走って行こうとするところ、さえが引き止めます。

 

さえ「 大好きだよ!!」

千里「 じゃあ 戦いですね!!」

 

 さえ<やだよー 戦いなんて・・・ 諦めてよー・・・>

 

千里は戻って 神城にこう言います。

 「・・こうき 先輩の彼女さんて こうき先輩が好きになるだけありますね」

 

 神城の笑顔に、千里は涙が溢れてきました。

 

さえ< 彼女のアドバンテージなんか何もないよ。 付き合ってる人がモテて嬉しいのなんかとんでもなく 自分に自信ある人とかだけだよ。

 私はなくすのが怖い。 嫌だよ 困るよ、あんな可愛い子 。

 神城 大好きだよ>

 

さえだけだと思っていた 神城の幼なじみでしたが・・・新たに 千里が登場。 さえは絶対に彼女の座は渡したくないと思っています。 これからもこの三角関係から目が離せません !次回もお楽しみに 〜

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