河原和音 新連載「太陽よりも眩しい星」27話 2023 別マ 9月号 あらすじ・ネタバレ・感想

河原和音 新連載「太陽よりも眩しい星」27話 2023 別マ 9月号 あらすじ・ネタバレ・感想

2人は教室から出て、外を歩きます。

さえ< 顔が暑いから、雪が気持ちいい>

 

 帰ってからも2人の LINE のやり取りはつきません 。もう夜中の3時過ぎ。 もう寝なくちゃ・・と思いながらもなかなかやめ時がわからない さえ。

 

さえ< 放課後の 廊下の光が見える静かな教室だとか  ボーっとなるくらい暑い バスの暖房だとか  帰り道のオレンジの街灯 だとか  夜中まで LINE した。 初めて 好きな男の子とキスした>

 

翌朝 の第一声。 神城 もさえも 「寝不足!!」と一言。

 教室の中に入ると、いつもと違う空気感を感じます。

 

 何だろう・・とさえが思っていると 。すいちゃんと みおちゃんに連れ出されます 。

どうやら 昨日の放課後、教室でのことを誰かが見ていたらしく・・ LINE で回されているというのです。

 

 すいちゃんは「岩ちゃんに限って そんなことないって言っといたよ〜」 と言いますが・・ さえの顔は真っ赤っか 。びっくりしてしまう 2人。

 

 さえは神城が、何か変なことを言われていたり冷やかされていたらどうしよう・・と思います。

周りの男子も、神城に「教室で2人 何してたの〜」なんて 茶化されます。

 

 神城が立ち上がったところに、優心が入ってきたのです 。そしてその噂を耳にした優心は、大きな声で笑います。

 

優心「 笑いすぎて顎 痛え。 神代が!?岩ちゃんと!?2人で いたって何もあるわけねえじゃん。 てか 昨日放課後 俺もいたし!! 神城にそんな度胸ねえーって。こいつさ・・・

ちゅーか そんな怪しいソースで いちいち騒ぐなよ。 もう中学生 じゃねえんだぞ! ダサいな!」

 

優心のおかげで 教室の空気が変わり、 助かりました。

 

 すると 授業中に神城から「学校ではやめよう」 とノートに書かれます 。少し赤くなる さえ。

 

 もうすぐバレンタイン。

 ストレートに「バレンタインだよね。 チョコレート ちょうだい」と言う神城。思わず 子供っぽい そういう小学生みたいな神城が好きだと思うさえ。

 

 さえと スイちゃん・みおちゃんは、 バレンタインに手作りしようという話になります。さえの家で集まって作ることに。

可愛いスイちゃんにさえの妹も嬉しそう。 可愛くて明るくて元気で楽しいスイちゃんはきっと モテるだろう・・と思うのです。

 

 作り始めますが 慎重なさえとみおちゃん。 一方は スイちゃんは大雑把で適当な感じ。 みおちゃんがこう言います。

「 岩ちゃんとスイは、本当に 対照的だね」

 

スイ「でも仲良しだもんねっ。 正反対だからこそ 相手のいいところが尊いんだよ!!」

さえ<スイちゃんって前世 アイドルとかなんじゃないかな>

 

 ついにバレンタインのチョコが完成。さえの作ったのは きちっと 測ったこともあり  売り物のように美味しいと感動する すいちゃん。 すいちゃんのチョコ はちょっと味がしないようです 。

スイ「甘いの苦手かもって 砂糖控えすぎた」

 

 なんと スイちゃん。 鮎川にあげるというのです。 しかもガチなやつ。

 

「 すいちゃん 鮎川 君のこと好きなの?」

スイ「 うんまあ。なんかいいじゃん。 私みたいな うるさいタイプ、 好きじゃないかもだけど」

 

さえ「告白されて嬉しくない男子 いないよ !!みんなすいちゃん好きだし 可愛いし!! 絶対うまくいくよ」

みお「 チョコは嬉しいよ。 味はなくとも」

 

スイちゃんはチョコは渡すけど、告白まではしないかな〜と言います。 好意だけが匂わせるというのです。お正月も LINE のやり取りはしたと言います。

 

 さえ<そうなんだ すいちゃん 鮎川くん好きなんだ。 全然気がつかなかった 。鮎川 くんも もう好きだったりして。うまくいくといいな>

 

 そして 2月14日。

 

 周りの男子たちは、スイちゃんからチョコレートが欲ほしいな〜んてぼやいています。

 しかし スイちゃんは意外とガードが固く ・・・周りの男子はお正月に LINE をしたけれど 、返事も来ない〜なんて言います。

 

 そんなことを耳にした 鮎川 。自分は LINE が来ています。 しかも今日

「 渡したいものがあるので、放課後美術室 前に来てください」 と連絡が。

 

やってきた 鮎川に すいちゃんが声をかけます。さえたち と一緒に作ったと渡すのです。

 鮎川は 妹にもあげてもいい?なんて言います。

 

スイ「うん、もちろん・・?鮎川 今度どこか行かない? 遊びに・・?」

 

鮎川「 もうすぐテストあるよ」

スイ「 テスト終わったら・・?」

 

鮎川「いいね みんなで」

 

スイ「・・うん」

 

 鮎川はそう言って歩き出します。 そんな 鮎川 を すいちゃんは追いかけて、リュックを掴みます。

 

スイ「 あのさ! なんか気がついてるよね?! 私にさ 遠回しにわからそうとしてる!?なんかそういうの・・・そういうの・・・

 ・・・・・バカにすんな!!」

涙がこみ上げるスイちゃん。

 

 さえも神城に、手作りチョコを渡します。 神城は 分かりやすく 感動している様子。

 「ありがとう。家帰って開ける・・・」

 

 そして 周りに誰もいないことを確認して、さえにキスをするのです。

 

さえ< 2回目のキスは 目を閉じる暇もない  バレンタインデーでした>

 

 何ともラブラブなさえと神城ですが・・・ 一方 スイちゃんは涙のバレンタインデーになってしまいました。 鮎川の遠回しのあの態度。 スイちゃんにとってはつらいですよね。 果たして2人はどうなるのか?? 次回もお楽しみに 〜

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