河原和音 新連載「太陽よりも眩しい星」17話 2022 別マ 11月号 あらすじ・ネタバレ・感想・考察
神城と昴はたちまちクラスの噂になってしまいます。
もう完全に下校時刻となってしまったので、クラスは解散。さえもテレビドラマみたいだったなぁ・・なんて思ってしまうのです。
さえは昴のことが気になり、差し入れに行こうと思います。保健室では昴はもう平気だと言いますが。保健の先生も貧血と痩せすぎよ・・ちゃんと食べてるの?何て言われてしまいます。昴は食べても太らないんだよ・・と言います。
神城には、小さい時からいじめ過ぎたね・・ごめんね、いつもからかって・・と話出し。
「本当は私、光輝の素直なところが小さい時から好きだったよ」
さえはちょうど、保健室の扉の前で聞いてしまうのです。しかもそこで、知らない怖い先生に下校時刻を過ぎている!と怒られていますが、昴が出てきて助けてくれるのです。
さえは、昴の血糖値が下がったのかもしれない・・何か食べたら元気になるかも・・そんな思いでチョコバーやおにぎりなどを買ってきました。
昴は目の前で、すぐにもぐもぐと食べだします。本当に元気が出た〜という昴ですが、まだ顔色が悪いと周りが気にします。
昴は自分の代わりはいないし休めないと言います。学祭の責任者でもあり、クラスの劇の準主役でもあり、後夜祭の企画もあるからというのです。
そんなことを聞くと、神城が「俺か手伝うよ」と言い出すのです。
昴は、1年生が3年生のお手伝いをしていたら何か言われる・・変な噂になるかもしれない・・というのです。
神城「いいよ、何言われても。いとこだっていうし。みんな人のこと気にしないんじゃない?」
さえはそんな神城をかっこいいと思いますが、二日間ずっと手伝うということは学祭では偶然に会えたり見れたりしないんだ・・と思います。
神城「でも二日目の12時からは、岩田と受付やるからダメ」
神城は、きちんとそう言ってくれたのです。
昴「・・・そっか、じゃあ二日間手伝ってもらおうかな。光輝になら頼めるな、私」
神城「オッケー」
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昴は車で迎えに来てもらうといい、さえは神城と一緒に帰ることに。二人は9月に一緒に帰った時のことを思い出します。神城は暗いからと言い、さえの家の家まで 送ってくれるのです。
さえ<神城 きっと私 クマとかにしか狙われないよ。 私も40 kg くらいだったらな>
そしてついに学祭が始まり、1年 A 組はクラスグランプリを目指して頑張ります。さえと翠ちゃんは看板を持って校内を回り、宣伝することに。たくさんの人が来てくれます。
美織ちゃん(香川さん)の手伝いをしながらも、さえと翠ちゃんは校内を見て回ることに。そして3年の劇を見に行くと、昴が舞台中。歌もダンスもキレキレで、とってもかっこよく見えます。
劇が終わると近くには神城の姿が、なんだか二人がイチャイチャしていると噂されています。
「彼氏かと思ったー」「わかるーお似合いだもん」
「昴の自慢のいとこ」「でもいとこで結婚できるよね」
そんな言葉が耳に入ってきた瞬間、翠ちゃんがさえの耳をふさぎます。
すると目の前からクラスメイトがやってきて、力自慢コンテストにさえを推薦。10秒で大きな重りを何メートル引けるかを競っているというのです。
さえはなんと新記録の3 M を出してしまうのです。男の先輩から「横綱映!」「いーぞ!!1年!」なんて言われてしまい、さえの顔は赤くなってしまいます。
そこに鮎川が「自分もやる」と言い出しますが、結果・・・ほとんど重りは動きません。
なんであいつ出てきたの?・・ウケ狙い?・・なんて周りに言われながらも
鮎川「個性 個性。怪我してない?手。縄ザラザラしてたけど」
さえ「・・・手の皮厚いから・・・」
さえは、鮎川が助けてくれたのかな・・と思うのです。
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忙しい美織ちゃんの代わりに、食券をぎりぎりの時間に変えに行くさえ。するとそこで昴と遭遇します。
神城が一緒じゃないことに気づくさえ。昴はそんなさえに、後夜祭でリクエスト曲を花火の時にかけてくれるというのです。
匿名だったのに、名前を書いてリクエストを出していたさえ。
昴「花火の時、光輝に手伝ってもらうかもだけど・・・」
さえ「・・やっぱりいいです・・リクエストした曲かけてくれなくていいです・・・・」
昴「どうして?」
さえ「・・やっぱり・・私とかは・・・関係ないイベントかもって・・・・」
<曲がかかって 神城がどこにもいなかった ら悲しすぎる 泣くかも>
昴「怖がりだね」
さえはハッとします。
昴「何かやる時は私だって怖いよ。曲かけるからね、さえちゃんのために」
さえは昴のさっきの言葉が頭に残ります。
教室では展示1日目、父兄にも好評だったといいます。翠ちゃんと美織ちゃんの話題は、宇宙に挑戦する人たちのこと。
翠「調べたらいっぱい事故とかもあるのにね、怖くないのかな」
さえ<ロケットに乗った人は 怖くないから乗ったんじゃない。宇宙に行きたくて>
教室を出ると、もう下校時刻の見回りがやってきます。またあの怖い先生が近づいて来るのです。1階にも見張りはいて。窓から屋根を伝い降りられそうだと、翠ちゃんが言い出します。
翠ちゃんと美織ちゃんがゆっくりと降り、次はさえの番。さえがゆっくりと屋根に降りようとすると、下には神城の姿が。神城が手を広げて待ってくれているのです。
さえ<大丈夫!!飛べるから!!大丈夫!!潰す 絶対潰す むしろ避けて>
<大 丈 夫>神城がゆっくりと口パクで伝えてくれます。
さえ<怖くないから ロケットに乗ったんじゃなくて>
さえは屋根から飛び降り、神城ががっしりと受け止めてくれたのです。
「ね」そうやって笑う神城の笑顔。
さえ<笑顔が好きだよ。きっと宇宙もすごい魅力があるんだろうな>
こうして4人は、学校を逃げ出します。
最後に神城の満面の笑みで、さえの不安も吹き飛ばされたのでは??まだまだか学祭は続き、次回は学祭の二日目!!後夜祭でリクエスト曲をかけると言い切った昴。さえはその言葉に色々と考えさせられているようですが・・・次回もお楽しみに!
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