椎名軽穂 新連載「突風とビート」11話 別マ 2025 6月号あらすじ・ネタバレ・考察・感想

椎名軽穂 新連載「突風とビート」11話 別マ 2025 6月号あらすじ・ネタバレ・考察・感想

ネモ<さっきからずっと ニケさんの姿が見えない。 さらに 誰の姿も見えない・・・遭難?なんてことだ ニケさんを見失うなんて!!>

ネモの周りにはやたらとキツネがたくさんいます。 そして何度も何度も出会う でっかいお地蔵様。 どうやら キツネに化かされている様子。 元のルートに戻せ!!とネモが怒ります。

 

 一方 福ちゃんとニケ。 すっかり ネモくんが見えなくなったね〜 なんて言いながら、いつもすぐ後ろにいるニケの姿に嬉しそうな 福ちゃん。

福「なんだろ、なんか懐かしい!!」

日夏莉<後ろ姿が好きなの。 ずっと見ててもバレないでしょ?>

 

ニケ(日夏莉) 「・・でも 福ちゃん すぐ振り返っちゃうんだよね」

福「 だって俺も見たいもん」

 

ニケ(日夏莉)< 今日は 目線が高いな・・ニケちゃんの目線だ。 ニケちゃんとして見てる日夏莉と ニケちゃんを見てる 福ちゃんだ・・・>

 

 すると福ちゃんが、大きな石があることに気づき 手を差し伸べます。

「 日夏莉 すぐ転ぶんだから」

 

 福ちゃんも自分がどうして ニケのことを 日夏莉と呼んだのかパニック。

ニケ(日夏莉)「 私だって 光だよ。 ひかりって呼んで !!今日はひかりで」

 

福ちゃんが「ひかり」と言うと「 はぁい」と返事をするニケですが・・・そんなに ニケにやはり 日夏莉を思い出してしまう福ちゃん。

 

 すると 日夏莉100%のニケに、誰かが声をかけるのです。

< 憧れのニケになれたよ。 やっとなれた。ねえねえこのまま乗っ取っちゃえばーーー?

 そのまま 福ちゃんと幸せになっちゃうといいよ〜〜〜 このまま生きちゃってちゃいなよ〜〜〜

 大丈夫 誰も気づかないよー 日夏莉だけが残るよーじゃないと日夏莉だけ消えるよーー>

 

 思わず 頭を 抱え込むニケの姿に、福ちゃんが「大丈夫?!」と声をかけます。

 

日夏莉<・・ 違う・・・人の声じゃない。何かが日夏莉をそそのかしてる 。ニケちゃんを奪って>

ここで日夏莉は イヤホンの存在を思い出すのです。 だから ニケちゃんはいつも耳を塞いで身を守っていたのか ・・・そう思います。

 

 福ちゃんが体調の悪そうな ニケのことを心配します。 イヤホンをしようとしましたが やめてしまう 日夏莉。

日夏莉<惑わされないようにするから。 今はもう少し 耳を塞がずに、福ちゃんが日夏莉の名前を呼ぶ声をしっかり聴いていたい>

 

一方 キツネたちに茶化されているネモは、こう尋ねます。

「 ご主人様は誰だい?」

 

 そういうと狐たちは都合が悪かったのか、消えてしまったのです。

 

ネモ< 神様じゃないの? 僕を ニケさんから遠ざけたいのか? 邪魔なのか??僕が ニケさんから 田中さんを出す係だから?? ニケさんを 乗っ取ろうとしてる??そんで 僕殺される???>

「 そんなことが許されていいわけあるかーーーーーー!!!!必ず戻って助けるぞ。 待ってろニケさん!」

 

ネモはギャルの好物 グミを持ち出し、さやと 順子を呼び出します。 すると 2人はまんまと 出てきたのです。

さや「 助けてやる。 元の場所に戻りたいの?」

ネモ「そう!!ニケさんのところに戻してくれ!!」

 

順子「せっかく出るのにニケのところに行くの? ニケの中に眠ってる子が、根本を 隔離してるのに。

今日はあの子、山の力を借りて少し目を覚ましているの。私たち それが怖くて身を潜めていたのよ」

ネモ「 だったらなおさら 今すぐニケさんのところに戻してくれ!!」

 

 ニケと福ちゃんは休憩中。 福ちゃんはどうして自分が日夏莉と混同してしまうのか??なんて 言い出します。

福「 福ちゃん デリカシーないんだからって・・・ 日夏莉はもういないのに、俺は変わらないんだな・・・・」

 

ニケ(日夏莉)「 日夏莉!! 今ここにいるよ!!  わたし!日夏莉!!

 日夏莉は本当はいつも福ちゃん 優しいなあと思ってたの!!だけど 福ちゃんがみんなに優しいから 悔しくてそんなこと言っちゃってたの!」

 

 どういうこと??? と福ちゃんは大混乱。やっぱり無理かと思う 日夏莉。

ニケ(日夏莉)「・・・ 私が 日夏莉だったらそうかなって・・・・・」

 

 そして日夏莉は 福ちゃんに、「日夏莉と話したいことがあったら少しだけ、わたしを日夏莉だと思って話してみて〜」と言うのです。

 

 すると 福ちゃんは笑顔で「めっちゃ辛いカレーを食べれるようになったよ!」 と報告。 そんなことも知っているよ〜なんて 頑張って笑う 日夏莉。

 

 そして 体育祭の全員リレーで、日夏莉が派手に転んだ話が出ます。

ニケ(日夏莉)「せっかく 1位でバトン 回ってきたのにさ。 日夏莉でダントツ 最下位になっちゃって。 でも次の福ちゃんが全員抜かしてまた1時でバトンつないだんだよ。 福ちゃんは覚えてないと思うけど・・・ あれかっこよかったなーー」

 

福「日夏莉が一生懸命走って、俺にバトン つないでくれたからさ。 オレ、絶対全員抜いてやると思って走ったんだよ」

 

日夏莉< 日夏莉だけが、特別にしてる 思い出だと思ってた>

「・・・日夏莉が責任を感じないように・・?」

 

福「・・どうかなあ。 そんなかっこいいものじゃなかったのかも。一緒に背負いたかっただけかも」

 

ニケ(日夏莉)「・・・・一緒に・・」

<背負ってくれる・・?>

 思わず涙ぐむ 日夏莉<福ちゃん ・・・>

 

日夏莉にとってなかったはずの未来が目の前に・・! 体験 してしまい様々な思いが募っているはず。これほど近くに 福ちゃんを感じて、日夏莉が感じることは??果たしてニケはどうなるのか?ネモーー早く!! 次回も目が離せません! 

———椎名軽穂 新連載「突風とビート」12話 別マ 2025 7月号あらすじ・ネタバレ・考察・感想へ———

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