恋を知らない僕たちは ネタバレ 23話(別マ5月号2019)最新話・あらすじ・感想・考察(水野美波作品)
英二は、直彦の顔が浮かびますが・・・まずは太一に LINE で聞いてみます。
するとやっぱり太一からも、藤村からの返事は無し。やっぱり直彦に LINE をすることに・・・しかし既読すらなりません。
タカ先輩「実は最近小春ってさ、なんか変なんだよね。元気ないって言うか」
と言いながらも「引き止めてごめんね～」と機嫌よく帰っていたのです。
英二はは直彦からの既読がつかない事が、気になります。下駄箱で座っていると・・・そこに偶然、直彦がやってきました。二人は目が合います・・・が一瞬無言。
英二＜どうする。でも今 連絡したし。これから話しかけても・・・どうせ＞
「・・・・直彦！！」「なに」
英二「いや・・さっき LINE したんだけど・・」
直彦「え。・・わりぃ、着替えてて気づかなかった・・」
英二＜ブロックじゃなかった・・・＞
直彦は、普通に話をしてくれました。英二は、藤村と連絡が取れないことを説明すると
直彦「じゃあ校内とか、探すの手伝ってあげたら。オレ、外周だから 学校の周り見とくし」「・・分かった」
二人は、笑顔で別れます。
英二＜なんか、割と普通に話ししてくれた・・ちょっと緊張したけど。直彦は余裕で優しいこと言うんだ。
俺なんて、自分のことでいっぱいいっぱいだったのに＞
スポンサーリンク
英二はまず図書室を探しますが、藤村はいません。もしかして不具合が悪くなったのかと、保健室へ向かうとした時・・・
藤村を、外のベンチで見かけます。
一方藤村は、すごくなってくる LINE の音に＜いい加減 タカくんに返事をしないとダメかも・・＞と思っていました。
藤村＜なんて言おう。バイトって言い訳もいつも使ってるし。具合悪くなったとかにしようかな。タカくんごめんね。まだ会いたくない。私が今会いたいのは・・・＞
「いた。こんなところにいた！！」英二が、藤村に話しかけます。
藤村に、タカ先輩が探していたことを伝えますが
藤村「ここから 陸上部が見えるかと思って」
なんと藤村は、陸上部の直彦の姿を見たかったようです。でも、直彦たちは外周走ったあとは中練なので、結局は会えませんでした。
英二「お前 諦めたんじゃないの？」
藤村「・・諦めたよ。諦めたけど、遠くからでも見てたら元気でるかと思って」
英二「直彦見たら 元気になるの・・？」
藤村「・・・わかんない」
英二「元気ないなら先輩見ろよ。付き合ってんだろ？なのに直彦が見たい、なんて思うっていうお前。諦めてないように聞こえるぞ」
藤村「諦めたよ、ちゃんと。でもね・・なんか元気出ないんだよね。
前は何があっても、タカくんが大好きで、別れる時もいっぱい泣いて。だからまた元通りになるだけって、思ってたんだけど。
なんだかどんどん苦しくなるばかりで。今はタカくんと一緒にいても、笑うのが辛いんだ。
別所くんのことが好きだった時は、こんな風にならなかったなって思って。顔見たら何か変わるかもって、ここに来たんだけどいないし。
そもそも同じ学校にいるのに、おかしいよね。泉ちゃんなんて遠距離だったのに 。
タカくんみたいに近くにいる人と一緒にいても、苦しいなんて変だよね。」
それを聞きながら英二は、昔の自分を思い出します。
スポンサーリンク
英二「お前のそれは、先輩のこと好きじゃないからだろう。直彦を諦めきれなくて、代わりの人を好きになろうとしてるだけだろ、藤村は！！」
藤村「・・何それ！？そんなことないよ！！前あんなに好きだったんだもん！
前よりデートもキスもしてくれるし、しかも可愛いって言ってくれて。私のことそんなふうに言ってくれる人、他にいないの！！私はそれに応えたい！！」
藤村はそう言いながらも、涙をボロボロ流します。
「私の気持ちなんて、わかんないくせに」「わかる」「絶対わかんない」
英二「わかるよ。俺もそうだったから。
たぶん、俺が中学の時誰かと付き合ったりしてたら。今の藤村みたいになってたと思う。
他の人を好きになって、必死に泉を忘れようとしてたから。
だから 今のお前は見てらんないわ」
藤村「じゃあ、見なきゃいいじゃん！！頼んでないし！」
英二「いいのか！？本当にいいのか！？じゃあ、お前このままいくとオレみたいになるぞ！！
ずっと忘れられなくて、抜け出せなくなるぞ！！ずっと苦しいままでいいのか」
藤村「・・い、ややだ。相原くんみたいに、なりたくない」
英二「・・先輩とは一回離れて、直彦に告白しろよ」
藤村「・・何言ってんの？振られろって事！？私だけ傷つけてこと！？相原くんなんて・・」
英二「オレも・・ 泉と直彦にちゃんと言うから・・」
なんとついに！！ 英二 が決意をしました。今までダラダラと、逃げてばかりいた英二でしたが・・・やっと向き合える準備ができたようです！次回はいよいよ、3人の関係に進展があるかもしれませんね～お楽しみに ～！