咲坂伊緒 新連載「サクラ、サク。」プロローグ 別マ 3月号2021 ネタバレ・考察・感想
咲坂伊緒 新連載「サクラ、サク。」プロローグ 別マ 3月号2021 ネタバレ・考察・感想
咲(さく)はいつも その他大勢の扱い。小学校の学芸会でも村人 C やたぬき2になど誰も気づかないような役しか、やったことはありません 。
電車の中で貧血をおこし、気持ち悪くなってしまった咲。もう無理かもしれない・・と思った時、誰かが窓を開けてくれ・・外の空気を浴びることができ少しだけ落ち着きました。
次の駅で降りようとしますが、手からカバンが離れてしまい電車の中に置き去りのまま。自分は駅に降り立ちますが・・しかしそのまま気を失ってしまいます。意識を戻した時は、駅の医務室のベッドの上。
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駅員さんによると、誰かがわざわざ折り返してカバンを届けてくれたというのです。しかも車内にいる時から具合が悪そうで、心配をしてくれていたと聞き思わず涙ぐむ咲。
連絡先の紙をもらい「桜」と書かれた携帯番号のメモ。この世界にそんな優しい人がいるんだと、とっても嬉しくなるのです。
その日から咲は決めたことがあります。困っている人は放っておかない、声をかけるということです。
咲<あの後勇気を出してかけてみた電話は、その人に繋がることはなかったけど。
その他大勢だった私に気づいてくれたあなたへ。いつか必ず会って言いたい「ありがとう」
あの日が 私に名前がついた日ですって。>
そして迎えた高校の入学式。同級生に「桜」と呼ばれる少年に出会います。
—–咲坂伊緒 新連載「サクラ、サク。」1話 別マ 3月号2021 ネタバレ・考察・感想へ—-
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