南塔子新連載「恋のようなものじゃなく」別マ 9月号 2022 第22話 ネタバレ あらすじ 感想 考察

南塔子新連載「恋のようなものじゃなく」別マ 9月号 2022 第22話 ネタバレ あらすじ 感想 考察

<好きだって言ってしまいそうになる。千耀くんに伝えたい。好きでどうしようもないこの気持ちを。言葉にしてちゃんと伝えたい。

その前にまず流絃に納得してもらわないと。ちゃんと分かってもらうには、どう説明したらいいのかな>

 

未仁は流絃に一生懸命説明しますが・・・なかなか理解しようとはしてくれません。

 

未仁「あの時は忘れるのが目的だったから、それで付き合ってもらうことになったけど。

今はその目的がなくなったからだからもういいんだよ。流絃はもう私に付き合ってくれなくていいんだよ、わかる?」

 

流絃「ミニ・・彼氏に対してそれはひどくない?使えるやつだから付き合って。用無しになったら切るって」

 

未仁「人を極悪非道みたいに言うのやめてくれる!?彼氏って、目的があって付き合ってるふりしてもらってただけじゃん」

流絃「フリしたつもりはないよ。ミニのことちゃんと彼女だと思ってる」

 

未仁「あのね!何人も彼女がいる時点で、私にとってはちゃんと付き合ってるうちに入らないの!そういうのは同じ価値観の人としてやってくださいっ!!」

また今日も時間切れ。でもさすがにさっきので分かってくれたのでは??と未仁は思うのです。

 

授業中シャーペンの芯をミニに借りる流絃。その時になかなかシャーペンの芯を返してもらえずに、未仁は手を離してもらえません。それを授業中に、先生からイチャイチャするな〜と注意されてしまうのです。

千耀の視線もこちらに向きます。このままじゃダメだと思い・・・

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今度はシンプルに

未仁「お願いだから 付き合うふりはもうやめてくださいっ!!」

頭を下げて頼むのです。

 

流絃「ミニはさ、何人もの彼女がいることが嫌だったんだね。安心して?これからは彼女はミニ一人だからね♡」

なんて言い出すのです。そして本当に、校内の彼女たちと別れたと言います。

 

<うそうそうそ ないないない!いくら恋につまずいてばっかの私でも、さすがにこれは分かるよ。流絃が私に恋してることは 絶対にない!>

 

帰り道。ミニはなんだかんだ話を流絃に、丸め込まれそうになりますが。

未仁「私は千耀くんが好きなの!だから他の人と付き合いません!」

<わかって・・もらえたかな・・>

 

流絃「ミニはさぁ〜 千耀くんのどこがそんなに好きなの?」

 

そう言うと流絃は、ミニの好きなところはいくらでもあげられるよ〜と話し出します。

なかなか流絃には伝わらず、疲れてしまう未仁。

 

一人で甘いもの飲んで休もうと思いカフェに入ると、なんと勉強中の千耀くんを見かけます。隣に座ることができ、とても嬉しい未仁。そして甘いものを補給して完全回復。ふと、流絃の言葉を思い出すのです。

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<私 千耀くんのどこが好きなんだろう>

 

千耀を横目に眺め

 

<器用そうな キレイな手が好き。それから横顔も好き。

受験生の時。見学に行った文化祭で助けてもらって、再会してからは・・恋する資格がないって自己否定してた私を、肯定してくれて 気持ちをすくいあげてくれた。

 

それだけでも十分千耀くんに惹かれてたけど。

やっぱり大好きな幼馴染のちぃちゃんだって分かったのが大きかったかな。

 

小さい頃を知ってて、間をすっとばして別人みたいに成長してからの再会だから。幼馴染の懐かしさと初対面みたいなドキドキがいったりきたりして・・>

 

そんなこと思っていると、勉強する千耀のシャーペンがボキッと折れ・・その音に思わず身未仁は声を出してしまいます。千耀は未仁にシャーペンの芯が刺さっていないか、手をとり心配し。思わず触ってしまい、今日の授業のことを思い出したのです。あの流絃とのことです。

 

未仁からただふざけて返してもらえなかっただけだよ〜と聞かされ、一安心する千耀。

 

店内は混んできたため、一度ふたりは店の外に出ます。そうやって周りに気を使える千耀のことが好き。未仁にも早足にならないように、幅もきちんと合わせてくれます。

 

すると・・とても大きな犬が千耀に覆いかぶさってくるのです。しかもとっても嬉しそうに。頭もボサボサで転んでしまいますが・・そんな千耀のことも好きだなと思う未仁。

 

流絃のことをどうしようかなーと思って中庭に行くと・・・昼寝中の千耀を見つけます。思わずそんな千耀を眺め。前髪が目に入りそうで、つい触ってしまうと・・・千耀が目を覚ますのです。

 

未仁<起きた!!どうしよう、寝込み襲う変態と思われたかも!?>

「ちちち 違うの!髪が目にかかってたからっ。決してやましい気持ちで触ろうとしてたわけじゃなくて・・・ごめんなさ・・・・い>

 

千耀は「大丈夫。わかってるから」そう言って歩き出すのです。

 

「それに 未仁ちゃんに触られて 嫌なわけないし。むしろ嬉しいし」

そうつぶやく言葉は、未仁には 聞こえていない様子。

 

未仁<怒ってない、よかった。とっさに言い訳しちゃったけど、違わないのかもって思ったんだ。

それってつまり単純に、私が千耀くんに触りたかっただけなんじゃないかって。

触れたいって思うのは 好きだから。千耀くんのことが好きだから>

 

千耀くんのどこが好きかを考えだしたら、一瞬いっしゅん全部好きで。きりがなくて。千耀くんがいれば特別な言葉になる。そういうことなのかも。

千耀くんていう存在そのものが好きなんだ >

 

二人が両思いになる日はもうすぐそばですね〜遠回りしたぶん、嬉しい気持ちも高鳴りますが・・まだまだ流絃のことも解決しないまま・・・次回も目が離せません!!

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