南塔子新連載「恋のようなものじゃなく」別マ 7月号 2021 第8話 ネタバレ あらすじ 感想 考察

南塔子新連載「恋のようなものじゃなく」別マ 7月号 2021 第8話 ネタバレ あらすじ 感想 考察

千耀<あれって未仁ちゃんのことだよな?俺たちの関係性知らないくせに。

未仁ちゃんは女同士の幼馴染って認識だったんだぞ!?俺に対して思わせぶりとかそういう感覚ないだろうが>

 

すると、女子達の噂話が耳に入ってきます。

「ねえねえ千耀くんと小山内さんて付き合ってんのかな~」

「ただの幼馴染らしいよ。千耀くん 彼女いるって話だし」

 

「それは聞いたけど~千耀くん、他の女子とあんま絡まないのに、あの子だけ仲いいじゃん。私だったらそんな特別扱いされたら、好きになっちゃう」

「まーねー小山内さんも、案外しんどいかもよ」

 

その後ばったり伊鶴と遭遇する千耀。すると伊鶴にはこう話すのです。

「俺にとって、頼れる幼馴染だったから。例外だと思ったんだ。でもやっぱよくないよな。甘えだった。言ってもらえて気づけてよかった、ありがとう」

 

伊鶴「俺は!小山内のこと気になってる。だから邪魔すんなよ」

 

千耀は手を挙げて行きます。そんな場面を見かけた千耀の友達。

和解したのか~?と聞かれ

「あいつ いい方ムカつくけど、未仁ちゃんのためを思ってるのはよく分かったしね・・」

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未仁たちの話題は夏祭りに。終業式の日に、学校帰りに行こうと女子3人で盛り上がります。するとそこに伊鶴が「俺らも行きたい!」と言うのです。そしてみんなで行くことに決定。

 

教室では相変わらず千耀にもらったウサギのキーホルダーを眺めながら、ニヤニヤする未仁。そんなうさぎを見ながら、千耀くんもお祭りに行くのかな?なんて思っていると食堂でばったり。

 

でもなかなか未仁と目を合わせてくれません。未仁も話しかけますが

<笑ってる 喋ってる でもこっちを見ない 千耀くんが全然こっちを見てくれない>

 

未仁は後で千耀を追いかけ、理由を尋ねますが

「真剣な顔して何をかと思ったら。何もないよ。俺が未仁ちゃんを避けるわけないじゃん。安心して?」

 

未仁は考えすぎかな・・と思ったのですが

千耀「唯一大事な幼馴染だから、幸せでいてほしいと思ってるよ」

そんな意味深なことを最後に言われて気にはなりましたが、とりあえず一安心。

 

千耀との状況は変わらないまま、期末テストが終わりそして終業式。このまま夏休みになると千耀に会えないのじゃないか・・バイトで会えるかな・・なんて思います。

 

そして終業式の帰り道は、みんなで約束していたお祭りに。やっぱりみんなで浴衣が着たいという話になり、来週の納涼花火はみんなでもう一度集まろうという話題に。

 

かき氷屋さんでシロップをかけている未仁は偶然千耀たちと出会います。思わずテンションが上がる未仁。ポテトを買っている友達と少し離れてしまいましたが、やっぱり素っ気ない千耀が気になり追いかけます。

 

未仁「あの・・・あの・・・」

<さっきこっちを見て話ししてくれた。今も待ってくれてる。怒っているわけじゃないのはわかってる・・>

 

そんなこと思っていると、千耀が未仁のかき氷を受け止めてくれたのです。考え込んでいてたくさんのかき氷が落ちてしまっていたのです。そんな状況に思わず大笑いしてしまう千耀。

 

未仁「千耀くん この前怒ったり避けたりしてないって言ってたけど。でもやっぱり何か気に入らない事があるんじゃないかって、気になって・・」

 

千耀「あるわけないってば。なんでそう疑うかなー」

未仁「だって何か違うから・・・前と何か違う気がするから・・・」

 

千耀は黙ってしまいます。するとキョロキョロと未仁を探している伊鶴の姿が目に入り、伊鶴を呼ぶのです。

千耀はここで、友達の元へ戻ります。

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最近の千耀の対応を伊鶴に話をすると

「気のせいじゃね?俺には全然いつも通りに見えるけど。あっそれかあれだ!夏休みだから彼女と遊べるって浮かれて、他のことが全然目に入ってないのかも!」

 

未仁「そっか。そうかも、夏休みだもんね・・」

 

未仁は全然思いつかなかったが、きっとそれだと思うのです。

そんな未仁の手が震えていることに気づく伊鶴。伊鶴は未仁の手をにぎり

「小山内っ 俺と付き合おうっ」 

未仁「え・・・?」

 

伊鶴「小山内っ 俺と付き合お・・」

未仁「わーわーっしーっ!聞こえました聞こえました。伊鶴くん・・・あの・・私・・」

 

伊鶴「ストップ!まだ返事はしないで!まず俺の気持ちを知って欲しくて言っただけだから!これから俺のこと、ありかどうかゆっくり考えてみて。

とりあえず来週の花火大会もよろしく」

 

そして夏休みは過ぎて行き、バイトの日を迎えます。

 

未仁<どうしよう・・・・断りようがなかった・・・・好意を持ってもらえたのは嬉しかったけど、元彼のことがあるからどうしても悩んでしまう。夏休み入ってからずっとぐるぐる考えてる・・・

私・・前と同じ失敗してないよね?返事してないし、とりあえず付き合ってるわけじゃないから違うよね・・・

花火大会・・週末迫ってきてる・・・どうしよう・・・大丈夫だよね・・・?>

 

バイト中もなかなか集中できません。すると千耀の母とお客さんの会話から、千秋が旅行中だということを知るのです。

前住んでいたところの親友の家に泊まりに行って、しかも彼女にも会いに行ったというのです。急に始めた短期バイトは、なんと旅費のためだったというのです。

 

やっぱりショックを受ける未仁。

 

帰り道の駅で、偶然に伊鶴に出会ってしまいます。今は何かと取り繕う余裕がなく、誰にも会いたくありませんでした。

思わず泣き出してしまう未仁に、伊鶴は心配をして声をかけますが

未仁「いいの、お願いだから本当に持っといて・・・っ」

 

そう言うと未仁の前に、千耀が立っていたのです。

千耀「ちょっと落ち着きなよ、こんなところで喧嘩しないで」

 

未仁<どうして どうして千耀くんが・・・遠く離れた場所にいるはずの千耀くんが>

伊鶴「違う!俺は小山内を心配して・・」

 

<ここにいるはずがないのに >

 

ついに千耀への気持ちが溢れてしまった未仁。伊鶴への返事は明確ですねー旅行に行っているはずの千耀はなぜ??来月もお楽しみに~

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