南塔子新連載「恋のようなものじゃなく」別マ 3月号 2021 第4話 ネタバレ あらすじ 感想 考察
南塔子新連載「恋のようなものじゃなく」別マ 3月号 2021 第4話 ネタバレ あらすじ 感想 考察
千耀の母に誘導され、髪を切ってもらう未仁。
さっきのことが、頭をぐるぐるとよぎります。
未仁<さっきの写真・・ ちぃちゃんだったよね・・?ちいちゃんはサロンモデルだったってこと?別にこのお店には関係なく?
でも・・千耀くん ミニーちゃんて呼んだよね・・・・?>
シャンプー台に案内され、千耀が入ってくれることになりました。
このシャンプーの時間は終わってほしくないな・・と思いながら過ごす未仁。
帰りに店の前で千耀に「写真のこと聞かないの?」と言われてしまう未仁。
未仁「・・千耀くん さっきの写真てーーー千耀くんのお姉ちゃんだよね?」
千耀「うんーーーーー・・・は??」
未仁「やっぱりっっ!!あのね私小さい頃音楽教室行ってて、ちぃちゃんと仲良かったんだ。千耀くんのお姉ちゃんなんて信じられないっ!」
なんと未仁はお姉さんの瑠奈と勘違いしている様子。千耀はそのまま話を合わせることにしました。
そしてその帰り道。なんと偶然に姉の瑠奈と出会うのです。そしてちぃちゃんだと思い込み懸命に話しかけます。すると・・・・
瑠奈「なんかよくわかんないけど、それって耀のことじゃない?店に飾った写真なら私と千耀だけど。私今の話全然知らないし。音楽教室行ってたのは千秋だし」
そう言って瑠奈は、千耀に聞いている様子。すぐに返事があり、今からすぐに来てくれるというのです。
「音楽教室行ってたのは 千耀だし」?未仁の頭の中は??です。
千耀と2人になり・・・「そうです。ちぃちゃんは俺でした」
千耀は未仁に、そう告白します。まるでバレたくなかったような言い方で・・そしてあの言葉を思い出します。
「ミニーちゃんなんて大嫌い」
未仁「そっか。ちいちゃん 私のこと大嫌いだったっけ・・・・会いたくなかったよね・・っ」
千耀「違うよ、嫌いじゃなかった。そこは関係ない。言っても信じてもらえなそうだし。わざわざ自分から黒歴史バラしたくなかっただけ」
未仁「・・・・黒歴史って・・?」
千耀「・・・・だってミニーちゃん 「ちぃちゃん」のことを女だと思ってただろ」
未仁「・・・・・えっあっ!?そうだよっちぃちゃんは女の子だよ!?
よく可愛いスカート履いてたもん!!あれっ!?ちぃちゃんが千耀くんてどういうことっ!?」
千耀「そのへんの説明がダルいから、瑠奈だと思った方がいいと思ったわけ・・」
未仁「え 千耀くん・・ 女装が趣味だったの?」
千耀「違うから。当時 訳も分からず瑠奈のお下がり着せられてただけ」
未仁「私 ちぃちゃんに大嫌いって言われたのが最後だったから。そんなに教室やめるほど怒らせたのかなって。
でも何しちゃったのか分からなくて気になってた」
千耀「あれは・・・あの時にミニーちゃんに女と思われてるのが決定的に分かって、それでカッとなってキレただけ。
親の転勤での引っ越しだから、俺もそれが最後になるなんて思ってなかったし」
未仁<そうか、それでちぃちゃんは怒ったんだ・・・・分からないはずだ。私完全にちぃちゃんのこと女の子だと思ってたもん。
「ごめんね。知らないうちに傷つけてたみたいで・・・でも私・・ちぃちゃんのこと大好きだったから、また会えて嬉しいよ」
千耀「うん俺も。こっちに戻ってきたっつっても、小中の友達ほとんど向こうだし。唯一幼馴染のミニーちゃんと再会できて嬉しい」
嬉しい気持ちで電車に乗る未仁。今日は本当にたくさんのことがあり、流れで千耀と友達登録も出来ちゃいました。
千耀のうさぎのアイコンを見ながら
<千耀くんがちぃちゃん。ちぃちゃんが千耀くん。あのふわふわ可愛かったちぃちゃんが、今のかっこいい千耀くんと同一人物・・・・なんだか不思議な感じ」
次の日、七緒と七音と学食へ向かう未仁。混んで席がないなか、千耀が隣が空いたよ~と呼んでくれたのです。思わず「ちぃちゃん」と呼んでしまう未仁。
その呼び方に、周りはびっくりしてしまいます。
周りに2人が幼馴染だったことを告白し・・隣にいる千耀から「瑠奈の服着てたとかは内緒ね」と LINE が送られてきます。「大丈夫!」と焦りながら返します。
そして話は来週の校外教室の話題に。どうやら他のクラスは女子達がもめていたとの情報。そしてついに一泊二日の校外教室。
ご飯の時間、材料を取りに行くと・・・千耀は女子達に囲まれ、大人気な様子。
ごはんが終わり、未仁たちは敷地内の展望台まで散歩に行くことに。
他にも何人か来ていて、写真を撮る未仁たち。すると・・方向が分からず迷子になっている千耀を見つけます。
未仁が展望台まで案内して、その後ろを歩く千耀。昔の発表会で、 自分が迷子になり、未仁が探しに来てくれたことを思い出します。
千耀「あの時すげーほっとした。ミニーちゃんていつも俺にとってちょっとヒーローみたいだった。こんな風になりたいって」
未仁「えーー!?」
展望台に戻ると、誰もいない貸切状態。そんな千耀と過ごす中、いろんな千耀を知り、前よりも近い存在のように思えたのです。
すると急に雲行きが怪しくなり・・・・大雨と雷で展望台の電気が消えてしまいます。急な出来事に、に思わず千耀に抱きついてしまい、慌てて離れる未仁。
どうやら停電は、展望台のライトだけのようです。真っ赤になる未仁に「走って帰る?」と聞かれ・・・未仁は一生懸命に頷きます。
すると千耀は自分のパーカーを未仁にかぶせてくれ、自分はずぶ濡れになり走ります。ホテルに着き、濡れた千耀を見ると・・・・未仁の心臓はドクンドクン・・・
未仁<心臓が きゅって掴まれたみたい。何かが溢れそうになってる。苦しくて。溢れそうに>
未仁「千耀くん あのね、私ーーーー」
そこで千耀の携帯に電話が・・・
ドキンドキン・・・
千耀「あ 彼女。彼女から通話だから行くね。未仁ちゃんも風邪ひかないように、気をつけて」
千耀は電話をしながら、急いでホテルの中へ入ります。ホテルの入り口で大雨の中・・・未仁にはなかなか理解できません 。<え?>
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