南塔子新連載「恋のようなものじゃなく」別マ 3月号 2022 第16話 ネタバレ あらすじ 感想 考察
「ミニちゃん 今からおれの彼女ね♡」
あまりにも軽いノリで流絃がいうことに未仁の頭はついていきません。
急にデートに連れ出そうとする流絃の腕を未仁はふりほどきます。
信じられないし、話が通じない・・・関わらないことにするにがいいと思い、未仁は逃走します。
すると次の日。未仁と流絃が付き合っているという話が学校に流れます。
それを耳にした千耀。どう考えてもないだろう・・と思います。
もちろんそんな話は、本人の耳や堀兄弟の耳にも入ります。
すると・・・この学校にはなんと!!他に彼女が2人いて、ミニを入れたら3人目になるというのです。しかもそんな2人の彼女が、未仁の顔を見に来た~と友達のように話しかけてくるのです。
未仁が否定をしますが、彼女の2人は流絃が言っていたというのです。
そこに流絃が登場。もう未仁は怒りでプンプンです。
流絃は思ったよりも未仁が元気で、そんな未仁が気に入った様子。
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堀兄弟に家では未仁の話題に。
七緒は絶対に流絃を近寄らせないようにしようと言いますが。七音は今まで死んでいたミニの感情が動いている・・あいつなら変えてくれるかも・・もう少し様子を見てもいいんじゃないか・・というのです。
それでも七緒は未仁のことが心配で、防犯ブザーを手渡すのです。
未仁は忘れようと思っているのに、千耀と目が合うだけでやっぱり意識してしまいます。忘れ方が分からない・・そんなことを思っていると、流絃が話しかけてきますが、全く眼中にありません。
そこで流絃は未仁のほっぺに軽くキスをしようとすると・・・やっと気がつく未仁。つき合ってないからと全否定するも、やはり話が通じません。
名前でよんでと言われ、抵抗するのも諦めてとりあえず名前呼びをする未仁。
そして真剣に流絃に、最初につき合った元カレの事が撮ら梅になった話をします。
未仁「好きって確信した人としかつき合わないって。だから流絃とはつき合えない」
流絃「好きってどうやって確認するの?」
未仁「え えと・・好きかもって思っても・・勘違いかもしれないから1か月とか時間をおいて・・」
流絃「ふあ~~ないわ。
ミニ、頭で考え過ぎ。人生は有限なんだよ?こんな事やってたらあっという間にばあちゃんになって死んじまうよ。難しく考えないでさ。おれで実践してみなよ」
未仁「・・でも・・」
流絃「最初の彼氏くんみたいになるかもって、心配してんなら大丈夫。
おれは傷ついたりしないから。ミニに俺は傷つけらんないよ。
いいこと考えた!こーしよ!千耀くんを忘れるまでの期間限定!
千耀くんのこと忘れたいんでしょ?一人でいたらいつまでも忘れないよ?」
未仁<千耀くんを忘れるまで・・・?>
流絃「それとも忘れたいってのは口だけで本当は忘れる気ないの?自信ない?」
未仁「そんなことないっ!」
未仁は思わず大きい声を出してしまいます。そんな未仁を見て、流絃はにっこり笑います。
未仁<確かに目標をはっきり決めるのはいいかもしれない。手段はむちゃくちゃな気がするけど・・・でも流絃の言葉は凄く納得できる気がするんだ>
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流絃に振り回されてしまう未仁ですが、周りもなんだかんだ未仁が元気になり・・絶対ありえないという考えから案外そうでもないなーという考えに変わってきている様子。
そんな二人を遠くから千耀が眺めます。
体育のボールの片付け中の未仁。すると千耀が後ろから話しかけてきたのです。
早くボールを片付けて教室に戻ろうと思っていると・・・やっぱり千耀も流絃と付き合っているという話を切り出します。
未仁「千耀くんには関係ないことだよ」
そう言って未仁は急いで体育館から出ようとしますが・・・千耀はミニの腕を引っ張り、言います。
千耀「嫌なんだけど」
未仁<え 嫌 って・・・>
未仁は真っ赤になり心臓はドク ドク ドク・・・どうしよう足が動かない・・と思っていたその時に、流絃が迎えにきてくれたのです。
流絃「千耀くん 人の彼女困らせないでね?」
教室に戻った流絃は未仁に、顔が真っ赤だよ~先は長そうだね~とからかいます。未仁も流絃が来なければ動けなかったとお礼をと言います。
未仁<千耀くんを忘れるまで 時間がかかるかもしれない。それでも・・前へ進んでるはず>
流絃は未仁のほっぺにチュッ。思わず防犯ブザーを鳴らす未仁でした。
こんな状態で始まった未仁と流絃ですが・・・未仁の死んだような感情が動き出しましたね~それでも千耀の気持ちも動き出しているような・・・次回もお楽しみに!