「消えた初恋」 別マネタバレ7月号2019 新連載 アルコ作画・感想・考察

「消えた初恋」 別マネタバレ7月号2019 新連載 アルコ作画・感想・考察

これは一生懸命で善良な高校生たちの、ちょっとおバカな恋の物語である。

 

確認テストが始まり、消しゴムを忘れたことに気がつく青木。隣の席の橋下さんは青木に消しゴムを貸してくれます。

<隣の席の橋本さんは、正直天使だと思う>

 

青木は去年のバレンタイン、残り一つになったチョコレートケーキを渡してくれた橋本さんの笑顔に恋をしてしまいました。

 

消しゴムまで神々しいと感じてしまう青木ですが・・消しゴムに何か書いてあることに気がつき、ケースから引っ張り出すと

「イダくん♡」

 

そのこれは女子がよくやる、あのおまじない的なやつです。

 

青木<えってことは、橋下さんの好きな人って 井田かよ・・!!>

 

なんと井田は青木の前の席。そんな奥ゆかしい橋下さんに失恋をしてしまう青木。井田がテスト用紙を青木に回そうとした時に、あの消しゴムが転げ落ちてしまいました。

井田がそれを拾い、すぐに青木の机の上。

 

やべえ見られたかな・・と思いましたが

 

井田「・・いや 井田くん♡って・・なにそれお前・・」

 

青木「おい違うからな?これは俺のじゃなくてだな」

井田「・・・じゃあ誰のだよ」

 

青木<まるで俺がお好きみたいじゃねーかっ まて!!これが橋下さんのとばれたら、橋下さんの恋心まで公になるんじゃ・・・>

 

青木「・・・いや やっぱ俺の」

顔を赤らめる青木。

 

井田「マジか お前・・」

さよなら俺の初恋。そして人生。

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井田<後ろの席の青木は、どうやら俺のことが好きらしい・・>

そのせいで、全くテストに集中ができな井田。

 

井田<いつからだよ・・なんで俺?正直そんなに仲良くねーし。話したと言ってもこの前・・>

思い出す青木は、 ちょっとしたことを手伝ってくれたり、助けてくれて・・

<いい感じじゃないか>青木は普通に親切なだけ(笑)

 

青木は井田が絶対誤解していると思い、放課後に井田を屋上に呼び出します。

 

井田<どうしよう。改めて告白される>

 

青木<あー気が重い。呼び出したものの、なんて説明すりゃいいんだ。ばっくれちゃうかな>

そんなことを考えていると・・・橋下さんが話しかけてくれたのです。

 

借りていた消しゴムを急いで橋本さんに返しますが・・消しゴムに書いてあった「井田くん♡」を見たことが、ばれてしまいます。

 

もちろん青木は、そんな橋下さんのことをからかったりはしません。

 

橋下「だよね。内緒にしてくれてありがとう」

橋下さんは告白はしない・・今は見ているだけで、幸せな初恋を大事にしたい・・というのです。

 

青木「そっか。わかるよその気持ち・・」

橋下「青木くんも、好きな人いるんだね?」

 

青木「えっ まぁ・・」

橋下「青木くん、いい人だから大丈夫だよ。応援してる」

 

青木「ありがとう、俺も応援してる」<悲しすぎる>

橋下「二人だけの秘密ね」

青木「分かった!約束な!」

 

<絶対守るよ、橋下さん。君の幸せは、何としても俺が守る!>

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一方その頃屋上で井田は・・

<まさか 生まれて初めて告白されるのが男とは・・気が重い>

 

そこに青木がやってきました。二人に妙な間が流れ・・・

 

青木「頼む!」

井田「ごめん!」 青木「消しゴムのこと 誰にも言わないでくれ!」

 

井田「え・・?別に言わないけど。俺に何の得もないし」

 

青木「からかったり、話のネタにはなるじゃん」

<もし消しゴムが橋本さんのものだとバレなくても、きっとその状況は橋本さんを傷つけるだろう。この消しゴムは、彼女の気持ちなんだから>

 

井田はそういう発想はなさそうで、いいやつなんじゃないかと思ってしまう青木。

 

青木「とにかく!あのことは忘れてくれていいから。じゃあな」

井田「お前はそれでいいのか?」

 

青木「ああ?!

 

井田「・・いやなんていうか お前の気持ちは、なかったことにしなくてもいいだろ。いい返事はできなくて申し訳ないが・・」

 

青木<俺の気持ち・・>

その時浮かんだのは、橋下さんのあの笑顔。思わず涙がこみ上げてくる青木。

 

青木「・・井田・・俺は・・お前がっ」<心底羨ましい・・!!>

 

井田「・・泣くなよ。振りにくいだろ」

青木「俺だって泣きたくねぇよ!もうさっさと振ってくれ」

 

井田「・・分かった。ごめん!付き合えない!」頭を下げる井田。

青木は完全に冷たい目で「やっぱ一発殴っていい?」なんて言ってしまいます 。

 

井田のことを壁に押しつけながらも・・思い浮かべることは橋下さんのこと。あの去年のバレンタインのときも、きっと本当は井田のものだったんだろう・・

 

青木「バカみたいだけど、本気で好きだったんだ・・お前にはわかんねえだろうけど・・・」

顔を赤らめてそういう青木に

 

井田<青木・・そんなに俺のことを・・・>「・・すまん」

そして青木は振り返り「つーわけで。歯ぁ 食いしばれ 井田ぁ・・」と手をバキバキと鳴らします。

 

井田「この流れでなんでそうなる。ちょっと待て」

 

<初恋は実らないなんて言うけれど それじゃあ何なら実るのか・・>

 

屋上の騒がしい声をを耳にする橋下さん。

彼らの恋の物語は、もう少し続きます 。

 

さすがアルコ先生!!この絵と絶妙なやりとり!!もうおもしろい予感しかしません!!(笑)次回もこのドタバタな三角関係は見逃せません!!

—–「消えた初恋」アルコ作画 別マ8月号2019 新連載 2話 ネタバレ・感想・考察へ—-

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