「消えた初恋」アルコ作画 別マ7月号 2022 36話 最終回 ネタバレ・あらすじ・感想・考察
果たして結果は・・・
井田「なぁこれって・・」
青木「夢じゃないよな・・」
豆太郎が青木の腕をかぶっと噛み「痛い!」
「やったなぁ!!俺たち受かったんだ」
抱き合うふたり。そうです!!二人とも無事に合格!!
井田の母にも様子は伝わっていました。お互いの親や兄弟、そして友達にも報告。
あっくんとみおちゃんには、青木のバイト先だったお寿司屋さんでお祝いです。なんと西園寺さんがジュースをおごってくれました 。
塾の岡野くんにも報告。みんなおめでとうでいっぱい!
<ありがとうって気持ちが 止まらないんだ>
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そしていよいよ卒業式。卒業式での仰げば尊し・・クラスでの寄せ書き・・写真を撮ったりと、もう青木の涙腺は崩壊状態です。
仲良しなクラスでは、委員長も涙ながらに
「泣くんじゃねえーさよならなんて言わせないぜーー
タイムカプセル埋めっからな。明日土曜日、各々思い出の品持って、校庭に集合ーー!!」
青木は泣き笑いながら、本当に自分が学校が好きだったんだなと実感するのです。
<小学校も中学校も泣かなかったのに、高校の卒業式で泣くなんて想像もしてなかった>
帰り道の二人。涙涙の青木ですが、一方の井田はドライで涙を流していません。「今生の別れでもないし」と。
青木に最近一番泣いたのはいつだよ・・っと聞かれ
井田「泣いてはないけど、ルームシェア延期の件は残念だった」
そんな一言に青木は赤くなり、胸キュン。
青木「まだすねてんのかよ〜しょうがないじゃん。いい感じの下宿もほとんど埋まってたんだから。
まあでも二軒隣も楽しそうじゃん。ひとまずご近所さんってことでよろしく」
井田「俺は狭くてもいいから二人が良かった」
青木「まずは一人暮らし、ちゃんとできてから。なそれに俺も、心の準備欲しいし」
井田「なんだよ心の準備って、今更」
青木は目が点になり、今更ながら顔が真っ赤になってしまいます。
青木「とにかくまずは、ちゃんと一人暮らしすること!」
井田「わかった、頑張る」
そしてその帰り道、青木が自分の家に寄ってほしいと言うのです。
青木「うちの親が京都へ行く前に、紹介しろってうるさくて。俺たちのことどこまでわかってんのかわかんないけど。
て言うかさしてる気がするんだけど。・・俺も会って欲しいと思っててその恋人として・・」
井田「うん。行く」
井田は青木と共に、母に挨拶。
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その日の夜クローゼットの中をガサゴソする青木。そんな青木に母が声をかけます。
明日のタイムカプセルに入れるものを探し中の青木。
青木母「そーた、今日は話してくれてありがとうね。井田くんいい子だね」
青木「・・まあ・・うん・・なんだよ急に」
母「お姉ちゃんが一人暮らしする時にも言ったけど、一つだけ約束してね。
困ったことがあれば、いつでも帰ってくるんだよ」
青木「・・うん、ありがとう」
<ありがとうって 何回言っても足りないな>
そして勉強して結果を出した95点のテストや、3年生の時の懐かしい文化祭やスキー合宿の写真が出てきたのです。それを眺めながら井田のことを思い出します。
<だってこんなに 宝物ばっかりだ>
そして翌日。朝早くからクラスメイトが穴を掘ってくれていました。それぞれ思い出の品を大きなガラスの瓶の中に入れます。
あっくんは今週のジャンプを。10年後にはプレミアがつくと予想して・・
青木はどれも大切で埋めることができず、受験の時のシャーペンを入れようとしていました。すると、みおちゃんが井田と付き合うきっかけになったあの「イダくん♡」消しゴムを青木に渡したのです。みおちゃんは手紙を入れるので、よかったらタイムカプセルに入れてと。
みお「青木くん、知ってた?このおまじないね、人に見られちゃったら効果なくなっちゃうんだよ」
青木「え!?そうなの!?ごめん・・」
みお「ううん、そうじゃなくて。つまり自分次第なんだよ。青木くんが背中押してくれてわかったんだよ、ありがとう青木くん」
青木「ありがとう橋下さん・・」
大事なきっかけの消しゴムを眺め、やっぱこれしかないや・・そう思うのです。
青木は井田を探しながら、教室へと向かいます。そろそろタイムカプセルを埋める時間。
井田はあまり思いつかず、ネクタイを埋めると言うのです。
そしてみおちゃんがくれた消しゴムを井田に見せる青木。
井田「懐かしい。びっくりした、これ拾った時」
青木「だよなぁ。奇跡だよ、ほんと」
いざ卒業すると寂しいという井田。黒板の前に立っている井田に、未来の教師の井田が見えると青木がからかいます。
青木「井田はきっといい先生になるよ。真面目だし、まっすぐだし、優しいし。俺も井田に教えてもらったんだよ。
「俺なんか」じゃないってこと。気持ちを大事にすること。本当にありがとう、これからもよろしく」
青木が頭を下げると、机におでこをゴツン。痛い痛い〜と言う青木に井田が駆け寄り
「大丈夫か」と井田が青木の顔をあげます。
大丈夫じゃない〜もう格好がつかなかったな〜なんて言う青木に
井田「そんなことない。青木こそ教えてくれてありがとう。好きってこういう気持ちだって。・・こちらこそこれからもよろしく」
青木「・・うん」
二人はキスを交わします。
そこへやってきたあっくんとみおちゃん。みおちゃんは二人の姿に目を覆いながらも、顔が真っ赤です。
そしてみんなでタイムカプセルを植える前に、記念撮影をするといい、校庭へと向かいます。
<これは一生懸命で善良な高校生たちの、ちょっとおバカな恋の物語である。
彼らの恋の物語はこれからも続きます>
小さな瓶の中にはあの思い出の消しゴム。その瓶には「未来の俺へ」「青木想太」と書かれています。
「消えた初恋」ーーーーーおしまいーーーーー
ついに最終回を迎えてしまいました!!みんなとっても良いキャラクターでしたよね。
無事に大学二人とも合格してよかった!近々番外編を期待したいと思います。そしてスペシャルドラマなんかもあると、めちゃくちゃ嬉しいのですが〜今までありがとうございました !!