「消えた初恋」アルコ作画 別マ5月号 2022 34話 ネタバレ・あらすじ・感想・考察
青木「一番やりたいことは受かったら言お!」
井田<それなら俺もひとつだけある。本当はただ・・>
駅の階段から落ちた青木は・・・何と一時的な記憶喪失になってしまいました。今は高3の冬ですが、 青木の脳内は高2の始め。
医者からも一時的なものだから明日には治るじゃろ〜と言われますが。
不安がる青木の手を握り井田は「絶対大丈夫だ。俺も一緒に探すから記憶を戻す方法」そう言います。
あまりに優しい井田に、青木は涙し「もしかして俺たちは親友?」と聞きますが
井田「違う。恋人だ、付き合ってる」
そう言って今までの経緯を井田が話し始めますが・・・青木は情報を処理しきれません。
井田<青木の記憶は高2の始めまで。つまり俺たちはほぼ他人だった。しっかりしろ、今不安なのは俺じゃない>
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翌日。井田は青木に告白された屋上に連れ出します。色々とその当時の話を聞き、昔の自分は健気だったんだな〜と思う青木。
青木「・・・まぁ・・・戸惑っているけど、俺が階段落ちてからずっと本気で心配してくれてるし。知りたい・・知りたいよ。井田のこと」
青木は井田に言うのです。
そして記憶が戻るきっかけは、過去の印象深い物事に触れることが多いことから。井田は覚えていることは全部話をするし・・他のみんなにも協力してもらい一緒に行った場所にも行ってみよう・・そうすればきっと何か思い出すきっかけがあるのでは・・そう言います。
合コンで一緒だった女子たちや、井田の親友豊田やあっくんやみおちゃんにも話を聞きます。するとみおちゃんのことが好きだった高2の記憶の青木は、二人が付き合っていることにショックを受けます。
次の日も次の日も、思いつく限りの場所を回った・・
そして井田は一緒に花火を見た神社へと、青木を連れて行きます。ここでも青木の記憶は戻りません。
青木は井田に「明日受験なのにごめんなと・・」と謝ります。
井田「それは気にすんな。俺は感謝してるくらいだ。
一緒に過ごした場所を巡って、俺が何が好きかわからなかった時からずっと青木は向き合ってくれたんだって思えた。好きになってくれて、ありがとうな青木」
青木「俺じゃなくて昔の俺に言えよ」
井田「・・・怒ってるのか」
青木「いーや。たださ今の俺は、みんなもお前も望んでる俺じゃないから。ちょっと疲れた」
井田「青木・・」
青木「・・よっし!これでいったん完結ってのはどうよ。今日ダメだったら言おうと思ってたんだー。このままじゃ前に進めないだろ、お前も俺も。
結局勘違いから始まったんだ。振り出しに戻すきっかけだって思ってさ。お前も俺も一緒にいなくても、うまくやれるよきっと。俺らは前に進もう」
井田<言葉が出なかった。俺がそばにいたいということは、知らない間に青木を悩ませていたのか。
最後までうんと言わなかった俺に、青木は嫌気がさしたのか。それから連絡がつかなくなって9年がたった>
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青木と井田は9年ぶりに、あっくんとみおちゃんの婚約祝いで再会します。あっくんはいい機会だし二人とも仲直りしろよと〜言ってくれますが。
井田も青木と話をしたいと思っていたのに、顔を見たら全部どこかいってしまい・・
青木は一浪しましたが、今はお菓子メーカーの開発部で働いています。そして井田は学校の先生になったのです。
井田は青木と会って話せることが嬉しいのですが、お酒が弱い井田は酔いつぶれ青木の家に泊まることに。
昔青木に言われた「お前も俺も一緒にいなくてもうまくやれるよ、きっと・・」その言葉が頭をよぎり
井田「うまくいってるとか何になるんだろうってずっと思ってた。
俺が本当に願ってたのは、青木と一緒にいたいってことだけだ。こんな結末嫌だ。悪い夢だったら冷めてほしい」
青木「・・まったく井田って本当手がかかるやつだな。しょうがないから起こしてやるか」
そう言って青木は井田のおでこに、頭突きを思いっきりします。
井田<変だな。どういう展開だ。もしかしてこれって現実じゃない・・・?>
そうです!青木をかばって階段から落ちた井田はどうやら3秒ほど気絶をしていた様子。ようやく現実に戻り、夢でよかったと井田は心から思うのです。
後日。あの夢の話を青木にします。どうしてあんな夢を見たのだろうという井田に
青木「今幸せか?」
井田「?おお なんでだ」
青木「そのまあ、一緒かはわかんねぇけど。俺もお前に振られた夢見たことあるわ。あるだろう、大事すぎるとなくすのが怖くなるってやつ。井田はなったことないの」
井田「そうか、そういうことか」納得の井田。
青木「ったくもーそんなことで不安になってるなんて。受験終わったら言おうと思ってたけど、もう先に行っとくわ。
受かってさ、京都住んだらさ。一緒に住んだりもありじゃね・・・?
いや重い意味じゃなく!!いつかそのうちな!!楽しそうじゃん、ルームシェアくらいのやつでな」
井田「そうしよう。絶対そうしたい」
井田は青木の手を握り、二人は少し頬を赤らめます。
井田「絶対、一緒に受かろうな」
京都へ向かう新幹線の中。井田はルンルンです。一方青木は言ってしまったことにプレッシャーを感じてしまっています。
それぞれの想いをのせて、新幹線は京都へ向かうのであったーーー
あ〜!!本当に夢でよかったです!いきなり9年後とかびっくりすぎて、悲しかったですもん!夢オチであってほしい〜と本当に思いましたよね。現実に戻り、いよいよ受験本番!!来月も続きが楽しみでーす 。
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