「君に届け」番外編「運命の人」最新話 第11話 胡桃沢梅編 別マネタバレ5月号2022 感想 考察
えーじお兄ちゃんと別れ際の梅は、相変わらず上手に言えません。
また家に来てほしいのになかなかうまく言えない梅をからかいながら、えーじ兄ちゃんは帰って行きました。
＜梅です。大学に入って初めての夏が来ました。えーじくんと付き合ってから一か月ぐらい。爽子ちゃんとは相変わらず、平日はたいてい泊まったり泊らなかったりして、入り浸っています。
付き合うことを報告したあの日。「よかった」と言って爽子ちゃんは泣きました。子供みたいで笑けてきたけど、つられて私もちょっと泣きました。＞
爽子の携帯に風早からメールが。爽子は相変わらずあたふたしながら返信をしています。
梅はえーじお兄ちゃんに連絡をしようとすると・・先にえーじお兄ちゃんから連絡があります。
「梅をお待たせ。金曜日行けるよ。爽子んちいるなら迎えに行くよ」
「泊まってもいいんでしょ」
梅は自分がかわいいか、爽子に確かめます。週末に向けて梅は、可愛い部屋着を買いに行きたい〜と嬉しそう。
梅＜週末 えーじくんがイチャイチャしにやってくる・・！えーじも少しは私にドキドキしちゃえばいいんだわーー！＞
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金曜日。一人で待っているとドキドキして死にそうになってしまう〜と爽子の家で待つ梅。するとえーじお兄ちゃんが迎えに来てくれたのです。
すぐに梅の家に行くのかと思いきや・・爽子の家に上がり込むえーじお兄ちゃん。
爽子も二人の邪魔をしないようにと思うのですが・・・そして話題はなんと、風早が遊びに来ると言います。初耳の梅。みんなでご飯でも〜なんて話に。
そして大きなお風呂が好きな爽子は、えーじお兄ちゃんに近くの銭湯を聞くと・・どうせなら今からみんなでお風呂に行こ〜という話になるのです。
えーじ「俺 そのとそのまま梅んち泊まるしさ」
爽子「えーーっっと 私 今日はそのーーー遠慮するので二人で・・お二人で・・・行ってどうぞ・・・・！」
梅＜え・・・何このさわこちゃん・・・あれ・・・・爽子ちゃん・・・私とえーじくんのこと そういう仲だと思って・・・る・・・あれ・・・・・？
えーじくん・・え？えっ？・・そういうつもりで来てる・・？＞
そして二人は爽子の家を出て、お風呂屋さんへと向かいます。
えーじ「今日もうめちゃめちゃイチャイチャするからね。覚悟しといてー」
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銭湯の湯船の中で、梅は考えます。
頑張って掃除し、布団も干し、かわいい部屋着も用意をしましたが・・・そういう準備はしていません！
梅＜いやイチャイチャするだろうとは思ってたけど・・思ってたけど・・そんな心と体の準備は・・・・って言うかさ！
いつもと違うシャンプーでいつもと違うここに置いてある化粧水で、今！？よりによって！？
私それで可愛くいられるの？！なんか温泉の後ってモッサぁ・・！ってなるじゃん！！夏だし！汗ひかないし！何も持ってきてないし！そしてさ！！なんで今こそいないのよ、さわこちゃんは〜〜〜〜〜〜！！！＞
なんてウルウルめそめそしていると・・・なんとあの飲み会の幸とばったり！！話しかけてきてくれたのです。
まさかの慣れない公衆浴場で、えーじ兄ちゃんが好きだった人と・・突然の裸の付き合い・・しんどい・・と頭の中ぐるぐるしてしまいます。
幸はあの時、服のトマトジュースはきちんと取れたよと教えてくれたのです。梅は素直に
「・・・あの日・・・・たくさん・・・・ごめんなさい・・・」
きちんと言えたのです。
幸「赤星くんがブラウス白く戻らなかったら、梅が罪悪感持つからクリーニング代出すって聞かなくて。私とっても困りました。なので絶対落とすからって言って落とした！！だから安心していいよ」
梅＜・・あの時・・もしかして私のこと かばってくれたのかな・・・＞
幸「くるみちゃんのこと。好きな子だって。むくれた顔が可愛いって。嬉しそうにのろけてたよ」
梅は幸に、えーじお兄ちゃんのことをいいなと思ったりしないのか？と聞くのです。
幸は答えます。あの時働いていたユキちゃんが好きだと教えてくれたのです。何回も振られても何回諦めようとしても・・・どうしてもユキちゃんだけが好きだったというのです。
もちろん何回も振られるのは怖くて、嫌われたらどうしようとも思うけれど・・
幸「・・好きになったらしょうがないよね。理屈じゃないもんねぇ・・・・」
梅「・・その・・気持ちは・・・・分かります・・・振り向いてもらえない気持ちしか知らなかったから」
＜そっか・・この人にはこの人の恋愛だったのかあ・・・＞
ふたりはいろんな話をし、梅は覚悟を決めたというのです。
梅「わたし・・今夜・・きっ 決めます！！」
えーじお兄ちゃんは先にお風呂から上がっており、あとでやってきた梅と幸のツーショットにびっくりしてしまいます。二人はお風呂上がりの乾杯を交わし、いつのまにか女の友情が芽生えていたのです。
そんな場面を見たえーじは、はぁーーとため息をつきます 。
そんなえいじお兄ちゃんに「どうしたの？」と顔を近づける梅。
えーじ「よし、帰ろう。今すぐさっさと帰ろう」
梅「・・あ はいっ」
＜・・なーんか思った通り前髪は決まらないし。化粧水はいまいち浸透しないし。
全然予定通りには進まないし。いまいち相手の気持ちも分からないし。
でも不思議。いろいろ空回る割にけっこー結構好き放題してるよね。変なの、なんでだろーね＞
そして梅の部屋へと到着します。
なんと！来月号も連続掲載の予定だといいます！君に届けファンにとってはとっても嬉しい2号連続ですね〜梅とえーじ兄ちゃんのイチャイチャタイムが始まるのでしょうか〜来月もお楽しみに ！！
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