「乙女椿は笑わない」ネタバレ22話 高橋みつば(ココハナ3月号2021)あらすじ・感想・考察
明らかに様子がおかしい匠海を気にかけ、椿はあとをつけることにしました。門から出なかったということは、家の人には内緒で出てきたんだろう・・と思ったのです 。
匠海が向かったのは、少年グループが集まっていたお店。そこでお金を出すように言われているのです。それを影から見ていた椿ですが・・見つかってしまいます。
パーカーのフードを被った、リーダー格がこういいます。
「匠海 わかってんだろうな?」
匠海「・・うん」
「・・あのさ もしこのこと葛城誰かに話したら、俺あんたのこと一生許さないから」
椿にそう伝え、匠海はそのグループとともに去っていきました。
椿<・・匠海くん あの子の言いなりだ・・これ何かまずいことに巻き込まれてない?>
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椿は匠海のことを気にして、葛城家に顔を出します。みさとさんから匠海が今まで不登校だったのに、今日から学校に行っていると聞きます。
どうやらここ何週間、すごく荒れていたという匠海。湊と斗真の二人で、説得をしてくれたというのです。
それでいろいろ考え直してくれたのかしら~とみさとさん。でもこの話は、この間の少年達と会うよりも前の話。
椿は気になり、匠海の高校近くまで足を運んでしまいます。門から出てきた匠海を発見。椿は駆け寄ります。
「心配で悩んでいるなら話をしてほしい」という椿に、匠海は「何もないから・・帰ってよ!」と走り出します。
そこに一台の黒い車が、急ブレーキでやってきて・・匠海を連れ去ろうとするのです 。
椿はその少年の一人を捕まえ、匠海を離すように車の中へ飛び込みます。
実は・・・どうやらこの車は、匠海の彼女のお兄さんが運転する車。ただ迎えに来たというのですが・・・
あのリーダー格の少年と思われた子は、パーカーのフードを取ると・・・なんと匠海の彼女・ケイだったのです。
あの不良グループだと思われていた少年達は、匠海と匠海の彼女、そしてその仲間だったのです。そしてどうして車に、強引に引っ張りこんだのかと尋ねると
ケイ「私こう見えてリアリティ追求する方だから。匠海を誘拐したの。今から葛城竹子に電話する。匠海を誘拐したって」
椿はびっくりしてしまいます。
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匠海「・・ごめん俺のために、みんなにこんなことさせて・・」
ケイ「それはもういいって言ってんだろ。私たち好きでやってんだから。竹子にどう思われてるか知りたいんだろっ」
匠海「・・・・・うん」
ケイは竹子がどれほど慌てるか、それを確かめたい・・だから邪魔をしないでと言うのです。
直前に仲間たちは、怖くなってきたと言い出しますが・・・ケイがやると言い張り電話をかけるのです。
竹子の携帯に、非通知で着信があります。
「・・孫の葛城匠海を誘拐した。無事に返して欲しかったら、今から言う場所にお前が迎えに来い。交換条件は来たときにいう」
みんなは竹子の言葉を待ちます。
竹子「私は忙しいんのよ」
そして匠海に変わるようにいい
「さっきの子は話し方が幼いわ。匠海、私の仕事の邪魔をしないで」
そう言われて切られてしまいます。
仲間からは心配されて、みんなと匠海は別れます。ケイも落ち込みながら謝ります。匠海は自分のためにありがとうといいます。
椿との帰り道、今までの嫌な態度をとってしまったことを謝る匠海。
椿は竹子が本当に忙しかったんじゃないかな?と声をかけますが・・
匠海「違うよ、あの人 僕のこと大嫌いなんだよ。俺が竹子さんの夫と愛人の子供だから」
つまり・・椿のおじいさんの子供で、椿とも血が繋がっているというのです。
びっくりしてしまい、何と声をかけていいか分からなくなってしまいます。匠海がこのことを知ったのは、少し前。だから不安定だったのか・・と思う椿。
そこへ椿の携帯へ、知らない番号から着信が。それを見た匠海は、みさとさんの携帯だと言います。そして匠海のスマホにも着信が。
椿「匠海くんのこと心配してるんだよ・・」
匠海「家に帰りたくないっ。お願い 椿さんとこ泊めて」
椿のスマホはみさとさんからの着信が鳴り続き・・・・
はたして椿はどうするのか??匠海との血の繋がりはびっくりしましたね??椿のことだから、放っておけないでしょうが・・・次回も目が離せません!!