「乙女椿は笑わない」ネタバレ7話 高橋みつば(ココハナ7月号2019)あらすじ・感想・考察
湊は急な仕事が入り、椿を自分の部屋に閉じ込めてしまいます。
椿はメイドの加代にも助けを求めますが、部屋には鍵がかかっており・・なかなか抜け出せません。
椿は斗真のことを思いますが・・・斗真はアラスカに出張中。なんと葛城グループの地盤が全くないアラスカで、ホテル建設の契約を取るまで日本に戻れない・・と言います。
閉じ込められた部屋の中で、椿は母のことを思い浮かべます。
椿<あの人も・・こんな不自由な思いを。あの人どこにいるんだろう・・どうして誰もあの人に会えと言わないの・・?
さっき祖母がいた洋館がそこだから・・>
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椿は窓から身を乗り出します。すると隣の窓から、とてもか細い腕が見えたのです。もしかしてあの人かもしれない・・そう思い、窓から壁をつたい、部屋の中に入る椿。
そこにいたのはあの人ではなく・・・3番目のお坊ちゃま・匠海(たくみ)だったのです。匠海は体も冷え切り、無気力な状態。ご飯も何も食べていません。内側からかかった鍵を開け、椿は用意してもらってある食事を、温めにキッチンへ。
そして、暖かい毛布を匠海にかける椿。
匠海「・・・余計なことしないでよ。いらないって言ったでしょ」
椿「じゃあ これどうするの?」
匠海「捨てれば?」
椿「じゃあ これ作ってくれた人に謝りなよ。このチーズリゾートを隠し味にほんのり魚介の出汁が入ってる。こっちのキッシュは市販のシートじゃなくて、いちから生地を作ってる。全部手間がかかってる。
いろんな種類を少しずつ出して、何でもいいから一口でも食べてくれて感じ。誰かあなたに食べて欲しいと思っている人が作ってる。その料理を捨てろって言うなら、一回作ってくれた人の顔 思い出してから言いなよ。
じゃあ お邪魔しました」
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匠海「ちょ・・」
その時、思いっきり大きな音でぐーっとお腹が鳴ってしまい・・急いで逃げようとする 椿でしたが。
匠海「おねーさん 待って。一人で食べたくない。俺 たくみって言うの・・。お姉さんは・・?」
椿は食事を匠海と共にし、たくみはキッシュを1つとしゅうまいを1つ食べたと言います。
これに匠海のお世話係も、びっくりした様子。
お世話係「本当にありがとう。お恥ずかしいんですけど匠海坊っちゃんは、お医者にも栄養失調寸前だと言われていたので・・」
椿「いえ私も、一緒に少し頂いてしまってすみません」
お世話係「とんでもない!それに加代に聞いたら、湊坊ちゃんがあなたにひどいことを・・ごめんなさい。
でも湊坊っちゃんも、湊坊っちゃんなりの事情があるんですよ」
椿はもしよかったら・・・その話を聞かせて欲しいと伝えます。
仕事から帰ってきた湊は、メイドの加代に椿のことを尋ねますが・・
匠海のお世話係「椿さんなら 明日お仕事が早いそうなんで今日は帰りましたよ。、だけど必ず椿さんの方から湊さんに連絡をしてお話をなさるそうです。
湊さんの連絡先は、私が教えておきました。」
やっと自分の服に着替え、帰りの電車に乗った椿。何かを考えている様子ですが・・・・
とんでもないことに巻き込まれている椿ですが、頼りの斗真はしばらくアラスカに出張中・・湊なりの事情を聞いた椿はなにを思っているのでしょう??来月も急展開に目が離せません!!