第53話 素顔のままの君が好き・・・・!?
佐田「俺ら もう終わりだな」
エリカ「今・・なんて・・・?」
佐田「だから、おまえが京都に行くっていうんなら 俺らの関係も終わるって言ってんの」
エリカが遠距離恋愛を提案しても、佐田は「無理だ」の一点張りです。大学に行き、新しく出会う環境の中で、離れているのは無理だと言います。浮気の可能性もお互いにあると・・・
佐田「おまえのやりたいことなんて、俺には関係ねぇ。てめーの都合で振り回されんのはごめんなんだよ」
エリカ「その通りだよね・・ごめん・・」
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そう言ってエリカは帰ります。佐田の言うことはもっともで、自分の勝手で理不尽なお願いをしてはだめだと思ったのです。家に帰ると、ママが佐田のことを聞いてきました。ママにはほんとのことが言えず嘘をつくのです。
エリカ「大丈夫。恭也くんもわかってくれたから・・・」
やっぱりガラスを諦めることができるのか・・・ベッドの上でいろいろと考えます。<未来は明るいって信じていたのに、なんでカンタンにいかないの?>
学校でも気まずい雰囲気の2人。下駄箱でエリカが佐田に話しかけます。京都に行っても毎月戻ってくるし、電話も毎日する。佐田には負担をかけないようにするから!と言っても、佐田の気持ちは変わりません。佐田は離れることばかり考えているエリカに冷たくします。
さんちゃんも神谷も2人の重たい空気に気遣うも、仲直りなんてできません。エリカは次の授業をサボって、屋上で過ごすことに。すると、さんちゃんも屋上に来てくれました。さんちゃんに、地元の短大に行くかもしれないと打ち明けるエリカ。ガラスをやりたがっていたのに・・・もしかして佐田にやめろって言われたの?と尋ねるさんちゃん。
そうは言われてはいないけど、離れたら続けられないと言われたエリカに
さんちゃん「言ってるじゃん、同じことだよ」
絶対にそばを離れないと何度も約束したのに、自分が裏切るようなことをしたからだとエリカは言います。
エリカ<大切なものはたくさんある。けど もし ふるいにかけなきゃいけないとしたら、残るのはやっぱり恭也くんなんだ>
京都には行かず、ここに残ることを決めたエリカですが・・・
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佐田が家でエリカが変わろうとすることにイライラしていると、さんちゃんがやってきました。
さんちゃん「先に謝っておくね。ごめんなさい」
そう言って佐田の頬に平手打ちをするのです。あっけにとられる佐田。さんちゃんの説教は止まりません。
さんちゃん「なんて情けない男なの あんたは!・・・佐田くんの繋ぎとめ方は間違ってるよ。そんなんじゃ側にいたって、いつか心が離れていっちゃうよ。もしふたりがずっと離れない方法があるなら、分けあっていくことだとあたしは思う。エリカの喜びとか痛みとか・・・もうあの子だけのものじゃないはずだよ?」
さすがさんちゃんです。佐田は何も言葉が出ません。
次の日、エリカは担任から進路調査書を今日中に提出するように言われてしまいます。もう決めたからと、用紙に「A短大」と書き始めました。
エリカ<ぜったい後悔しないから。恭也くんもいるし>
そこに佐田がやってきました。
佐田「行けよ 京都。ぜったい離したりしねぇから」
なんと、佐田くんが変わり始めましたよ~