LAST YELL この青空の下、出会えたことすべてにありがとう
<3年間いつもがんばれって声が聞こえてた>
生徒「気をつけ、礼」
遂に部活を引退した大介とつばさです。学校が終わり一緒に帰る2人。でも、吹部の音が聞こえるとやっぱり気になってしまうつばさです。
帰りの話の中で進路の話が出ます。
大介「小野(つばさ)オレさ部活推薦でA大行けそうなんだ」
つばさ「すごい」
つばさ「大学で野球する大介くん見たいよー!!」
と喜ぶつばさです。でも、その分トレーニングも必要ですから、部活が終わってもトレーニングが忙しいとのこと。でも、もちろんそれを喜んで応援するつばさです。進路の話で、自分の事も気になりはじめて、<私もまだ吹きたい・・・>と思うつばさでした。すると、
大介「あのさ、見たいじゃなくてさ、小野が良かったら俺と一緒な大学行かね!?」
大介「そんで吹部入って応援してくんね?大学野球も応援あるよ」
真剣な表情で言う大介に対して、「はっ」と気がついたような顔をするつばさです!
つばさ「───したい」
つばさ「応援したい」
喜ぶ大介です。さすがに推薦はムリかもしれないからと受験をがんばると誓う2人でした。
つばさ<夢がひとつ終わっても、私たちの道はつづく>
つばさ<夢はまたうまれてつづいてゆく>
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音楽準備室に行き、先生に相談をはじめます。はじめはダメだと言われると思っていたつばさですが、快く推薦をOKしてくれるのでした。
先生「推薦してあげるよ」
先生「『努力できる素直な子だから』って、『何があってもあきらめない強さもある』」
先生「『まわりもひっぱりあげられる子だから』って言っておくよ」
と言ってくれます^^さすが先生です!
それを大介に報告すると、すごく喜んでくれる大介です。
大介「先生ちゃんと見てんだって!」
しかし、お互いもう少し推薦にしても成績をあげてほしいと言われたみたいで、お互いがんばろうと励ましあいます。
つばさ<がんばれたのは信じてくれたからがんばれっていってくれたから>
と大介に感謝するつばさです。
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2月────────
雪が降る中、吹部のみんながお別れ会をしてくれるようで、外で待っている3年生ですが、かなり待たされています(笑)
でも、いざ会がはじまると今までの感動などか蘇り、泣き出す後輩がいたり、いい雰囲気の会になっています。最後に、スピーチをすることになった3年生です。みんな思い思いのことを話していき遂につばさの番が来ます。
でも、一体何を話してたらいいかわからなくなってしまうつばさですが、周りのみんなが「がんばれー」と叫んで応援してくれます。今までの部に入った時のことなどを話します。
つばさ「みんなががんばれって言ってくれてここまでこれました」
つばさ「みんなだれかが苦しいときやつらいときはがんばれって言ってあげて」
つばさ「できるよ。信じてるよって言ってあげて」
つばさ「それで言われた人はがんばって私でもできたから」
つばさ「絶対最後までやり遂げて」
つばさ「みんながんばれ!!」
こうして、会の終わりには合奏をすることに。その間つばさの中では<『がんばれ』>の言葉が繰り返されます。最後に歴代のトランペットパートの名札が飾られている所に自分の名札をかけて、吹部の終了を噛みしめるつばさです・・・。
でも、学校を出るところには大介が待っていて満面の笑顔です。笑顔で応えるつばさです。
大介「泣いたべー?」
つばさ「わかる?」
大介「春から一緒の大学でやれんのすげー楽しみ」
大介「行こうぜ!!」
つばさ「うん!」
雪道を帰る2人です。
つばさ<みんなの心の中に自分だけの青空があって>
つばさ<そこを目指して懸命にすすんでる>
つばさ<だから、誰かのそんな姿を見つけたら『がんばれ』って応援したくなる>
青空の中、満面の笑顔で『がんばれ』と言ってくれている2人です。
—おわり—
となっていました。遂に終わってしまいましたねー。本当に心に染みる言葉の数々感動の連続でした。河原和音先生、感動をありがとうござしました!
ここで、さらに朗報です!河原和音先生が何と2016年別冊マーガレット2月号からまた新連載がスタートするみたいです!そっちも楽しみですよねー。早く読みたいですが、しばらく休憩してください(上から目線ですみません・・・。あっ、でも俺物語あるから休憩できないですね(笑))