75th YELL いよいよクライマックスへ!!
壮大な夜の景色を見ながら、
つばさ<明日は全国なんだ。本当に来たんだ。>
そんな思いを巡らせながら、大介と電話をします。
つばさ「会場もあったまってないし、基準になるから、1番の演奏はみんな嫌がるんだ」
つばさ「だけど、金賞とってる学校もあるんだよ」
大介「今日までやってきた事信じんだぞ。結果はついてくっから。落ち着いて普段通りにやれよ」
つばさ「うん。がんばってくる。金賞とるよ」
っと自信をもって答えます。部屋に帰るとみんなにうらやましがられます。アラームの準備はOK。
つばさ<前日はもっと緊張するかと思っていたけど落ち着いてる>
つばさ<明日は大介くんの言うとおり今までしてきたことをいつも通りやろう>
と眠ります。
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朝、音出しの練習を終えて、学校メンバーからのメッセージを伝えられ、さらに熱くなる白翔の吹部一同です。
そして、普門館に!普門館は、高校吹奏楽部の甲子園的な場所らしいです^0^聞いたことはあったけどすごそーですねー。
つばさ<静かだ。私これから普門館のステージに立てるんだ。>
いろいろ準備をすすめていると、同じ北海道代表校の栄南の子も「一緒に金とろう」と励ましてくれます。
そして、いよいよ出番です。
つばさ<大介くんが信じてくれて、みんなが信じてくれてここまでこれた。
つばさ<私はみんなと>
つばさ<私を信じてる>
昔の自分が励ましてくれたような気がします。
壮大な普門館のステージからの景色──────。
(演奏中)
今までの色々なことが思い浮かびます。
「最初の一音で全て決まる」・・・
「土台にあるストーリー理解しないと」
『信じてるよ』
(演奏終わり)
客席から「ブラボーーー!!」とすごい拍手です!
つばさ<拍手 今まで聞いた中で1番大きな>
つばさ<私ひとりなら、こんな大きな拍手一生もらえない>
つばさ<みんながいたからもらえたんだ。みんなと一緒だから。素晴らしい演奏ができた。>
緊張がとけて、泣くつばさにみんなが言い寄ります。
つばさ「音楽っていいね」
みんな笑顔で同意します!
つばさ<吹奏楽っていいね>
先生から今回の高評価をもらってさらに熱くなる白翔の吹部一同。
いよいよ
結果発表、
つばさ<今日まで一生懸命練習してきたのはウチだけじゃない>
つばさ<ここに来ている学校はみんなそう。みんな一緒>
つばさ<だけど>
つばさ<とりたいなぁ>
つばさ<金賞とりたいなぁ>
──────1番
北海道代表
北海道白翔高等学校
ゴールド金賞
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みんなと喜び合うつばさ。客席に面影が・・・。
大介が来てくれていたのです。
つばさ<聞こえたよ。ずっときこえてたよ。「信じてる」「がんばれ」って>
客席に向かっていき、大介もこちらに向かってきてくれます。
2人はおもいっきり抱き合います^^
つばさ<やりきれたのは大介くんがいたから>
つばさ<大介くんがいてくれたから>
先生から、審査員からの評価コメントも聞かせてもらい、抜群ですばらしいもの。そうして、金賞の見事な写真が壁にかけられたのでした。
相変わらず、背景と景色の描写とかがすごくいいです。最後の審査員のコメントもいい感じですし、めっちゃ感動しちゃいました。もう終わっちゃうんですかね・・・。次回どうなるんでしょう・・・。