東京タラレバ娘 最終回 ネタバレ 29話(KISS 2017年6月号)感想・考察
なんと今回ついに最終回です。やっぱりドラマも終わって、こうなるかな~と思っていましたが・・33歳リアルな結末とは??
倫子<私の中で何かが 大きく変わった>
帰りの車の中で爆睡する倫子。マミちゃんが運転で、助手席には小雪、後部座席の倫子とKEYの間にはおにぎりをほおばる香です。
倫子は夢の中でタラとレバが出てきました。
タラとレバにここからどおする?と聞かれて、倫子は答えます。
倫子「大丈夫、あたしもう分かった。この子のことが好き。この子に幸せになってほしい」
KEYの寝顔を見ながら言います。早坂には自分の言葉で本当の事を伝えたいと言います。
なんだか別人の倫子にタラとレバもびっくりです。
そして、いつものセリフ
タラとレバ「おまえは一生独身タラレバー!」
この言葉にも倫子は動じません。それなら仕方ない、受け入れるわと。もう怖くないから、出て来なくていいわよ!!なんて言うと・・タラとレバは消えてしまいました。
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早坂と話をしに、家に行く倫子。
早坂「倫子さん、やっぱり無理があったかな。この始め方は」
倫子「・・いえ 私が全部悪いんです。自分で自分のことコントロールできなくって」
早坂「・・倫子さん、KEYくんのこと好きなんでしょう?」
倫子「・・こんなおばさんがあんな若い子って笑われるだろうけど」
まだ33歳なんだから、頑張ってよと早坂は言ってくれるのです。
倫子「たぶん、ずっと片思いだとは思うけど」
早坂「いいじゃない、それでも。倫子さんが後悔しない方を選んで。じゃないと、またタラレバ女って言われちゃうよ」
早坂「ちなみに僕は、タラレバ男じゃないよ?だって倫子さんに出会えたから」
そのことばにはっとする倫子。
倫子「それ!!タラレバの反対語・・・!」
倫子<あなたに出会えたから。10年前にあなたに好きだと言ってもらえたから。10年後にあなたにこっぴどくフラれたから・・自分がいつの間にか33になってるって気づけたんだ>
倫子<そしていつものあの店で3人で騒いでたから・・あいつが私達にあんなこと言ったから・・あいつが私にはっきり言ってくれたから・・私達は女の子じゃないって気づけたんだ・・>
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香は涼ちゃんの巨大ポスターを眺めながら・・<進んでるのか止まってるのか・・戻ってるのか・・凍っていた昔の恋を無理やりレンジで温め直して>
小雪は買い出しの途中で。子供を抱く丸井を街中で見かけながら・・<割り切った大人のフリして、あなたと未来のない恋をした。から・・>
丸井の子供が手に持っていた風船を飛ばしてしまい・・空にひらひらと上がっていきます。
着ぐるみが小雪に風船を渡します。風船をくれたのは・・タラとレバです。小雪にはそう映っています。
そして空には・・たくさんの風船が・・もちろん香にも見えています。
<あなたには幸せになってほしいと思うことにするよ>
倫子にも空を見るように、香と小雪から連絡があります。そらのたくさんの風船は早坂には見えないようで・・
KEYの所に行って、タラレバ女を卒業しなくては・・と言う倫子に
早坂「鎌田倫子!!第4出勤!!!」
そうビシッと声をかけてくれた早坂に「・・はい!!」と返事をしてドキュメンタリー映画の撮影中のKEYの元に走ります。
どうやらKEYにも風船が見えるようで・・倫子は消してあげる!と上を向いてタラとレバに大声で話を始めました。カメラは回ったままです。
倫子「おい!!いるんでしょ、あんた達!!いい?!あたしはもう後悔なんてしない!!あんたたち、タラレバの反対って分かる!?
「から」よ!!これってつまり後悔じゃなくて感謝ってことよ。言うならあたしはカラカラ女よ!だからもうあんた達とはお別れ!!だって私は、33歳で独身で女子会ばっかやってたから、この人に出会えたもん」
倫子「人生にムダなことなんて何もないわ。私。この人を幸せにしたい!私がそれをできなくても、誰か別の人とでもいいから。幸せになってほしい!それが愛ってやつでしょう!?」
泣きながら訴える倫子を、KEYが後ろから抱きしめます。前を向かせてキスをして
KEY「もう言うな。大丈夫だから。もうきっと幸せだから。あんたとあの店で出会ったあの時から、おれは毎日イライラして、あんた達にひどいこと言いたくなって、何回もあんたとケンカして、オレいつの間にか生きてたよ。だからそれで十分幸せなんだよ」
KEYに頬を包まれながら、泣き続ける倫子。笑顔になったKEYに聞くのです。
倫子「ねえ、私これから何女になればいい?何女になれば、あんたと恋愛できる?」
KEYは微笑みながら言います。
KEY「かっこいい女」
まみちゃん、早坂さん、涼ちゃんに丸井さん、小雪の父ちゃん、香に小雪・・それぞれが思う「かっこいい女」はバラバラですが・・
倫子はKEYに宣言します。
倫子「全てふまえた上で!タラレバ言わないいい女になります!と!いいたいところだけど、今日は私の34歳の誕生日なので・・」
もちろんいつもの呑んべえで女子会です!!
盛り上がっているところにまみちゃんも参加で、ますますパワーアップしています(笑)そこにKEYもやってきていつものお説教です(笑)
そこに久しぶりに現れたタラとレバ。
最近3人ともがタラレバ言わなくなったから・・と言います。
タラとレバ「そろそろお別れタラ。レバ。34歳の誕生日おめでとうタラ。バイバイ、倫子さん」
消えていくタラとレバに涙する倫子。
「どうした?」と聞くKEYに「何でもない!」と笑顔で生ビールを注文します。
倫子<タラレバ言ってたらこんな歳になってしまった。もちろんこれからもタラレバ言っちゃう日もあるとおもうけど、でももう大丈夫。そう、あなたに出会えたから。あなた達がいてくれたから。私はこの街で生きていける。ああ、東京タラレバ娘>
——終わり——–