東京タラレバ娘 ネタバレ 27話(KISS 2017年2月号)感想・考察
「KISS」に連載中の東村アキコの「東京タラレバ娘」がこの冬ドラマ化されます!倫子が吉高由里子・香は榮倉奈々・小雪は大島優子に決まりましたね~イメージ通りかどうか明後日の第1話を楽しみに見たいと思います~
KEYを追って北伊豆へやってきた倫子たち。倫子の得意の妄想です。
倫子<女友達のおせっかいって何歳まで続くんだろう>
中学の倫子、香、小雪で妄想中・・
香と小雪は倫子をKEYの目の前に連れていき、告白するように後押しをします。
自分の思いを言おうとしている倫子にKEYがはっきり言います。
KEY「いちいち群れてんじゃねーよ。訊きたいことあんなら一人で来い ブス!!」
・・・って顔をしている!!一気に現実に戻る倫子。
KEYは妄想とは逆に迎えに来てくれて迷惑をかけたことを素直に謝るのです。
空気が読めずいつまでも倫子とKEYを二人きりにしようとしない香と小雪。
マミが、磯料理の美味しい店に強制的に連れて行こうとしますが、見届けたいという小雪と香。
「アホでしょ。アホか」とはっきり言うマミ。
このおせっかいな女の友情のせいで凛子には彼氏が出来ないと分かったマミ。
倫子とKEYに2人でゆっくり話が出来るところに逃げるようにマミは言います。
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KEYと倫子は人気のない浜辺の階段に座り話を始めます。
KEYは「どこまで聞いた?あんたたちが食いつきそうな話だって分かってたしな。あんたらが好きそうな昼メロみたいなお涙頂戴バナシ、いや昔の少女漫画かな?図星だろ?」
そんな言い方に怒った倫子はKEYを平手打ちしようとします。が・・手をふりあげて止まってしまいます。
KEY「ポーズでそういうことするのってださいよ」
倫子は振り上げた手をグーに変えて話をするのです。
倫子「昼メロは見ないし・・・少女漫画は読んでたけどそんな話は読んだこともないし好きでもない。あんたは今あたしとあたしの大事な親友たちを侮辱した。あたしたちはバカで幼稚な中学生軍団かも知れないけど、人の死を面白がるような人間じゃない。」
KEY「じゃあ何で来た」
倫子「殴ってから言っていい?」
KEY「何で」
倫子「答えがNOだったとき殴ったせいだって思えるか・・・」
KEYの顔をグーで倫子は殴ります。
殴った倫子の手を取ったKEYに
倫子「あんたあたしのこと好きなの?」
黙ったままのKEY。
倫子「・・・なんで黙るのよ。それは・・・嫌いだっていわないってことは・・・じゃあ・・・そういうことなのかもしれないって思っちゃうでしょう?」
KEY「違う、オレはもう人を好きになったりはしない」
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倫子「自分たちのことをタラレバ言ってるタラレバ女だってののしったけど、あたしらが言ってるタラレバは未来のタラレバで、
タラレバの本来の意味は過去のことを後悔する時に使うのよ。だから本当のタラレバはあんたのほうよ」
KEYにも見えるでしょ!と空を指さすのです。すると夕方の空にはタラとレバが浮かんで見えるのです。
倫子「愛してる人が死んだからって、ずっとそれをひきずって・・・タラレバ言って前に進めないのはあんたのほうよ!このタラレバ男!!!」
そう言って涙を浮かべながらKEYの元から走り去る倫子。その時、早坂からのLINEのメッセージに気がつくのです。
すき焼きの準備をして待ってくれている早坂に、震える指先で香が急に体調が悪くなって病院だと嘘の返信をする倫子。
倫子<指一本で大事な人に嘘をつきながら、今こうして足を止めて心のどこかであいつが追いかけて来るのを期待している。ねぇ タラレバ教えてよ。私は一体どうしたいのか・・
お願い。私を追いかけてきて・・追いかけてこないで>
そこへKEYが追いかけてやってくるのです。
KEYはピロンピロンとなり続ける倫子のスマホを取り上げようとして、抵抗する倫子にキスをするのです。
スマホは落ちてしまい、画面は粉々に・・・
キスを続けながら、海辺の船の上で倒れこんでいくふたり。
倫子<ねえ タラレバ教えてよ。私はやっと掴んだ幸せをまたこうしてブチ壊して・・もしかして私 幸せになりたくないのかな?
そもそも幸せって何なのかな?>
倫子<ねぇ言ってよタラレバ。いや言ってよタラレバ男。私はあんたのことを、よりによって芸能人でよりによって年が一まわりも下の若い男を心の中に別な女性が居座り続けている男を、この状況ですら好きだとは言ってくれない男を、本当に好きになってもいいの?>
倫子<一度目はただの勢い。ただの一夜の過ち。それが本当の恋かどうかは2度目で分かる>
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