別マ ネタバレ 8月号2016「思い思われふりふられ」第14話 感想・考察

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別マ ネタバレ 8月号2016「思い思われふりふられ」第14話 感想・考察

~回想~

朱里母「お母さんね、今お付き合いしてる人がいるんだけどね・・」

ゆくゆくは結婚を考えているという母の笑顔を見て、<まぁいっか>と微笑む朱里。

出掛けようとする朱里に母とお付き合い中の男性がバッタリ会います。これが理央の父親だと朱里は知り・・ポケットの中のスマホを握りしめて・・・

 

朱里<あれが一番、誰も傷つかなくて済む選択だった。今でも私はそう信じている>

そこに由奈が家にやってきました。

何気ない世間話から本題に入り、朱里が由奈に謝ります。

由奈を避けてるみたいになったのは、最近いろいろあって誰かと一緒にいられなかったと言います。

由奈「理央くんの事とか?」

ビックリする朱里に、理央から話を聞いたと由奈は打ち明けます。由奈が全部を知っていると分かった朱里。

朱里に聞かされた方が惨めだったかも・・朱里が言い出しにくいのは分かる・・朱里にまで「かわいそうなヤツだ」と思われているのなら・・と由奈が話を続けると

朱里「ちがうよ!!言えなかった理由なんてそんなの、由奈に嫌われるのが怖かったからに決まってるじゃん」

そんなことを言われたのは、生まれて初めてで、照れてしまう由奈。

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話は戻って、理央がふざけてしたことだからと言う朱里に

由奈「理央くんはふざけてそういう事する人じゃないって、ほんとはわかってるんでしょ?」

由奈「分かってるから、いつも通り理央くんと話せなくて苦しいんでしょ?」

朱里「由奈・・自分が何言ってるか分かってる?」

由奈「分かってるよ。理央くんが誰をすきか分かってる」

由奈はまっすぐに朱里を見て言いました。それでも好きでいることは自分が決めたと・・

無言が流れます。由奈が口を開いて

由奈「・・理央くんの気が済むって保証はないけど、気持ちを聞いてあげることくらいしてみるとか・・は?」

朱里「それはできない」

気持ちを知ってても、言葉に出されたら取り消せない、元には戻れない、家族が終わるのはやだと朱里は言います。

朱里「そうならないように、今までしてきたことが全部無意味になっちゃう。もうやなの。だったら、最初からあんなことしない!!」

そう、あんなこととは・・・

あの初めて理央の父と出会った日、実は理央に呼び出されている途中だったのです。留守電に入っていた理央の伝言を知らないふりをして、スマホを壊してしまったように装ったのです。そう、告白の予感を感じていたからこそ。

これから家族になる理央が気まずくならないように、理央の父のスマホから理央をその場に呼び出したのでした。

誰も悪くない、責める対象がいなくてだからこそ切ない。

 

あれから乾はなんだか、朱里によそよそしいように思えてしまいます。

学校では相変わらず、朱里に避けられている理央。

そんな中、朱里にフラれた合コンの男子が、朱里と理央が本当の姉弟ではないと知ります。

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朱里は理央と普通に話そうとは思っているものの、なかなかうまくできないようで・・朱里と由奈が下駄箱にいると、後ろから乾がやってきました。

由奈も乾がいつもと違うように感じます。とそこに、再び理央が「ちょっと話そうよ」とやってきました。

心の準備ができていない朱里が、なかなか向き合えません。そんな朱里に理央はイライラし始めて・・

そんなケンカの最中に、あの合コンでフラれた男子が声をかけるのです。

男子「姉弟ゲンカっていうか痴話ゲンカみたい、ってかほんとにそうだったりして。付き合ってたりして」

あ~どこにでもそっとしてくれない人はいるよなと、腹を立ててその場を離れる朱里。

理央「なんなの?おまえ関係ねーじゃん」

男子「あれ、もしかしてほんとに朱里ちゃんの事好きだったり」

理央「だったら・・・」

そこに由奈が理央の袖口を引っ張り止めます。

由奈「中・・小学生みたいなこと言ってばかみたい!!」

理央を連れて由奈は帰ります。

 

朱里は外靴で校内を歩いていることに気がついて、もう一度下駄箱に戻ります。あの人がいたら文句を言ってやろうと思いながら。

すると・・

乾「山本さんにふられたからって、あんな風に追い詰めるような事言わなきゃ、気が済まないのかよ」

乾「そういうの男らしくねーだろ。これ以上ふたりに突っかかる様なことしたら、殴る」

下駄箱の陰からそれを聞き、乾にしては物騒な言葉だけれど、うれしいと思ってしまう朱里でした。

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