別マ ネタバレ 3月号2016「オオカミ少女と黒王子」56話感想考察
いよいよ卒業式当日。春からの一人暮らしの家を来週見に行く約束を母として、エリカは学校に向かいます。
当日は晴れで、校門にはみんなの笑顔があります。今日の「おはよう」が最後だね~なんて話をしていると、1年のレナがやって来ました。佐田のボタンが欲しいとお願いすると、「別にいいよ」とあっさりオッケーが。そのあとは次々と、佐田ファンが押し寄せます。
体育館で、いよいよ卒業式が始まりました。いつも口パクだった子たちも今日の校歌はきちんと歌っています。だってこれが最後の校歌斉唱ですからね。
続いて卒業生代表の答辞はなんと、日下部くんだったのです。緊張でうまくいかない出だしだったのですが、エリカが思わず「日下部くんがんばれ!!」と叫んでしまうのです。これで緊張のとれた日下部はスムーズに読み終え、卒業生の退場です。
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クラスに帰って、エリカのデザインした卒業記念Tシャツが配られました。なんとも言えないデザインに、いろんな意見がありますが、これはこれでありだと、みんなは気に入ってくれた様子。
すると先生も加わり、みんなでジュースで乾杯しながら、和気あいあいと過ごします。
エリカ<ゆっくりゆっくり 終わっていく。みんなに会えて おはようって言った 当たり前の日々 あたしの3年間>
卒業式も終わり、一旦家に帰ってみんなで再び合流することに。
佐田とエリカは最後に学校の中をぐるっと回ってみることにしました。京都の準備の話をしていると、2人の思い出のベンチにやって来ました。渡り廊下や、バレンタインのことや、学校には数えきれない思い出がたくさんあります。
佐田「どっち向いてもどこに行っても 全部おまえがいんだから。卒業だろうが寂しさの欠片もねぇけど、意味のある場所ではあるかな。よかったよ。おまえがオオカミ少女で」
そうです。あの時の大きな嘘がなかったら、ふたりはこんな風にはなっていません。それを聞いたエリカは
エリカ「恭也くんやみんなと会えて・・あたし大嘘つきでよかったぁ~」
さっきまで平気だったエリカですが、もう涙が止まりません。「やっぱりさみしいよ~」と泣き止まないエリカに呆れ気味の佐田。すると
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佐田「エリカ お手」
エリカ「わん・・?」
佐田「俺が呼べば飛んでくるだろ いつでもおまえは。違うか」
エリカ「・・恭也くんも会いに来てくれる?」
佐田「気が向いたらな」 佐田らしい受け答えですね。
エリカ<そうだね、わかってる。これで終わりじゃない。続いてくんだ、ずっと>
いよいよ京都へ旅立ちの日。みんなが見送りに来てくれました。
エリカ「みんな 見送りありがとう。またね!」
笑顔でエリカは向かいます。
※今回でエリカたちの高校生の話は終わりになっています。これからは今後のふたりの話がはじまりますよ~