コミックスの35巻が8/10に出るみたいですね。
前回須藤さんに対して賭けを申し出た太一。
その行方はどうなったのでしょう!?
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(千早の回想)
須藤さん「社会人になってもかるた続けて、ずっと続けて、いつかおれがかるた協会会長になったらおもしろくね?」
(回想終わり)
そう千早に言っていた須藤さんに太一が投げかけた言葉は・・・・
”先に負けたほうが 競技かるたを辞める”
思わず飛び出していき、勢い余ってつまずいてしまい太一の前で倒れる千早。
千早「だ、だめ太一!だめ!そんなのはしちゃいけない賭けだよ。しちゃいけない賭けだよ。」
須藤さん「うっせえ!綾瀬!どうせ攪乱(かくらん)するための作戦だろ。ふざけんな乗んねーよ。」
須藤さんの答えにほっとする千早。
周りのみんなも一安心でしょうか。
私も正直かなりホッとしました^^
ヒョロ君「なんなんだ?真島。どうしたんだ?綾瀬ともなんかずっとギクシャクしてるよな」
ヒョロくんが対戦相手の肉まんくんに話す。
「・・・・あっ」
と、すぐに自分が千早に言ったことを思い出すヒョロ。
ヒョロ<真島は綾瀬がそばにいないほうが強いと思う。>
肉まん君「人のことはどーでもいいだろ、ヒョロ!」
ヒョロ「ま・・まあな。」
肉まん君「負けねえからな!たとえおまえが、未来の”お義兄さん”だとしても。」
肉まんくんの攪乱(かくらん)にまんまとはまり、ポワンと頬を赤らめるヒョロくん。
太一の対戦相手は富士崎OB 江室くん(あだ名:エロム)。
いつもの変な動きで太一に話しかけます。(手をもみもみしています(笑))
エロム「え~~~~~名前なんだっけ 受験生なのになにやってんの?」
太一「エロムさん、大学で彼女できました?」
太一の問いに青ざめる江室。
「集中しろ」と隣のマコトに忠告されるものの、また普段の江室に戻ります(笑)
エロム「・・・・・心配すんな。おれくらいになると・・・きれいな男子でも女子と思い込むことができる。」
マコト「・・・・悪いな・・・ますます変で・・・。」
太一に謝罪するマコト・・(笑)
一回戦負けしたヨロシコが泣いていると、授乳が終わった猪熊さんが
赤ちゃんを抱っこしてほしいと頼んでいます。
可愛い翠ちゃんに心奪われるヨロシコ。
その間に1階の2回戦を見に行く猪熊さん。
会場に入ると、ビリッとした独特の雰囲気を感じ取る猪熊さん。
外から見る事にし、ガラス越しに試合を見ることに。
何かを思った猪熊さん・・・・
猪熊さんは異様な雰囲気を感じていましたが、
他の選手達はというと
原田先生は専任読手の五十嵐さんとの対戦。「十年ぶり?」と会話しています。
集中している選手もいる一方、
千早は対戦相手の桜沢先生から
<いい匂いがする・・・>と考えています(笑)
エロムも同じく(笑)
いよいよ始まる2回戦・・・
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一方、近江神宮 勧学館では西日本予選が開かれてます。
ブルブルと青ざめた表情で由宇が作ってくれたお弁当を開く新。
中はカツがぎっしりのめっちゃ勝つセット。下の段にはようかんがみっちりです。
新<栄養ありすぎやー 怖いー 糖分こんなに摂ったことないー>
そんな中会場がざわつき始めて、1回戦が終わったことに気が付く新。この空気は・・
新「えっ 村尾くんが?負けた?だれに?」
なんと村尾さんに勝利したのは、大石天狗堂に就職して西に参戦した小石川くんで通称ポコ作くん。
村尾「新が1月の名人戦でタンカ切ってくれたから、また周防名人に挑戦するチャンスができた。がんばらんとなぁ」
そう言っていた村尾さん。メガネを外して汗を拭き取ります。そんな様子を見て、新はようかんを口にいれます。
原田先生の対戦相手は読手の五十嵐さん。試合からは遠ざかってた五十嵐さんの奮闘に原田先生も一目置いています。
原田<読手に専念して15年。わかったことは試合をするより、読手をするほうがぜったいきつい>
「あしびきのー」
同じタイミングで二人が札を払います。もめながら、読手・廣田の視線を気にして五十嵐さんが折れます。
五十嵐<原田さんに読手の苦労がわかるか?始まれば90分立ちっぱなし。リズムや声の音量や響きに気を配りつつ、試合場全体を見渡して 場を調整する役目。
空気を読まず 時間をかけて暗記を入れる 原田さん わかるか?どんなときもイライラしない廣田くんの優しさを>
五十嵐<一番好きなのはマナーを守りモメず、迷わず時間も取らない、クリーンな選手。でも私たちの読みを頼りに、自由に踊る選手もきらいじゃないよ>
「はる の よのー」
桜沢先生のなめらかな取りに、見とれてしまう千早。
千早<自陣を囲ってから決まり字のタイミングで敵陣に動いて・・・私が練習した戻り手と動きが真逆>
桜沢先生の視線は観客のいるに猪熊さんを見つけます。
桜沢<40にもなってかるたに懸命になれる人は少ない。女性は特にかつてのライバルの多くはもうここにはいない>
「み か きもりー」
千早が取ります。
桜沢<さすがね。”感じ”のよさを活かされたら私にはもう厳しい。どんな気持ちで取っていいのかわからない。クイーンを全力で目指していたころとはもうちがう。それでも強くなければと思う 生徒たちのために>
「もろともに」
千早が素早く、しかも勢いよく取りました。
深く息をはいた桜沢先生の目に写ったのは、大粒の涙を浮かべている猪熊さんです。
産後、3人の育児で大変だからやめときなさいと母たちに言われ、「残念だなあ・・」と言ってきた猪熊さんでしたが・・
猪熊<ホッとしてる自分がいた。がんばらなくていいんだ。いまはあのきつい戦いから降りていいんだ。かるた会館の広間にはいれる自分じゃなくなってた>
「あさぼらけ う」
今度は桜沢先生が取りました。
千早<触ったと思ったのに飛んだ方向がちがった>
びっくりします。
桜沢<囲ってから内側に指ではじく、繊細でいやらしい技も得意よ。本当は。去年、遥さんがクイーン戦に挑戦してくれたこと。身重なのに若いクイーンに土をつけたこと。同年代のライバルががんばってくれたら、私もまだやれると思う>
「きみがため お 」
また大山札です。
桜沢<去年遥さんがくれた気持ちを今年繋ぐのは、私じゃないの>
「す みのえのー」
桜沢先生が千早の手の下から札をさらい、桜沢先生の流れがきます。
原田先生と五十嵐さんの試合も進み、原田先生は江室くんの顔が目に入ります。
原田<対戦相手にあんな顏をさせて、まつげくん君ってやつは>
そして白波会にやってきた新の姿も思い浮かべます。
原田<生意気でも、まつげくんもメガネくんも結局かわいい。かわいい私の踏み台だ>
ここで原田先生のダイナミックな札取りが!!
原田<君たちは自分たちが主役の物語を生きてると思ってるだろう?ちがうよ輝いてる君たちでさえも、だれかの物語の一部分だ>
瑞沢たちが電車事故で1時間のの遅れて到着です。そこで花野は試合を外から見ている人々の中からなんと・・・太一の母に気がつきます。
原田<一部分だ どんなにかけがえがなくても>