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ちはやふる ネタバレ 184首 最新話(BELOVE14号2017年7月1日発売)あらすじ感想考察

ちはやふる ネタバレ 184首 (BELOVE14号2017年7月1日発売)あらすじ感想考察

名人・クイーン戦 東日本予選 準決勝

綾瀬千早 対 山城理音

須藤暁人 対 真島太一

原田先生 対 美馬慧一郎

優木秀子 対 田丸翠

 

田丸が残っているのに、誰も気がついていなかった瑞沢かるた部。田丸の相手はかるた歴20年のベテラン。2位をいつも取る銀メダルコレクターの優木さんです。

西では新が残っていて準決勝中だと耳にする千早。

理音はお弁当を一気に食べて、お腹が風船に。それを一瞬で栄養にします。

 

太一は午前中に須藤にある賭けを提案していました。

太一「先に負けたほうが競技かるたを辞める」

でもこれは気持ちよくかるたをさせないための縛りだと机くんと肉まんくんは話します。

 

太一「須藤さんは乗ってくると思ってたのに、あの賭けに」

須藤さんを前に周防さんの言葉が頭をよぎります。

周防「ぼくはたぶん詩暢ちゃんには勝てない。実力がありすぎてかるたが好きすぎる。「自分のかるた」に集中するタイプは手ごわい。集中させないことだよ」

太一<須藤のSはドSのS。独善的に見えて須藤さんはコミュニケーションから離れられない>

周防「ぼくのことはたいていみんな「あ 名人だ」って緊張してくれる。最初から集中を欠く要素があるきみはどうする?」

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太一「負けるかもって思いました?」

須藤「は?だれが負けるって?バーカバーカ」

太一「須藤さんはかるた辞めるなんてうそでも言えないくらい、この世界が好きなんですよね」

そう言った太一が周防さんとかぶってしまう須藤。

 

千早「そーなのよ。太一、よくわかってるぅ」

後ろから反り返って入ってくる千早。もう暗記時間を始めるからと注意をされてしまいました。

 

須藤<気持ち悪い。周防さんに言われてるみたいだった・・気持ち悪いでもおまえは周防さんじゃねえ>

須藤「悪かったな、ノリが悪くて。反省反省、乗ってやるよ。”負けたら競技かるたを辞める”だっけ?つまんねーから足してもいい?”勝ったら競技かるたを一生やる”」

その言葉に太一は一瞬固まってしまいます。

須藤<いつ辞めてもいいとか思ってやってんだろ。伝わってくんだよ。周防さんもおまえもかるたを好きじゃない。首を絞めにきたその手で自分の首も絞めろ>

縛りをかぶせてきた須藤さんに肉まんくんと机くんは須藤さんのドSさを思い知り、開いた口がふさがりません。

太一<集中の削り合い、須藤さんらしくてホッとする>

こんなことも太一は感じていました。

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千早と理音も札を並べて、千早が「私たちも何か賭ける?」なんて冗談を言います。

また「ちは」がないことに気づく千早ですが、後ろに太一を感じます。

千早<でも、太一がいる。太一がんばれ、須藤さんと真っ向勝負>

 

序歌が始まります。

 

一音目を聴くか聴かないか・・という瞬間に札を払う千早と理音。

 

読手「ーみません」

読手「す すみません。ごめんなさい。いまは『すみのえ』じゃなくて、すみませんって言おうとして・・」

読手の咳が出てしまい、お手つきにはならず読み直しになりました。

桜沢先生は千早と理音を見て4オクターブの極限の”感じ”勝負になると感じています。

 

太一「よかったですね。お手つきにはならないって。『す』でもなんでもない札 触っちゃってても」

少し笑みを浮かべたようにも見える太一。

 

まさかの所でフェイクをかまされたと須藤。それに加えてに太一が札移動をします。一字決まりを分けてしかも3枚も動かします。動揺を誘う太一。

序歌の下の句から読み直しされます。しかし、ここでよりによって一枚目から「すみのえ」・・

読手「す」

太一が取りました。

須藤<くそっ、敵陣気にして自陣の暗記入れるのがゆるかった>

太一が手早く差し出した送り札は・・なんと

「ちは」

須藤<送って狙ってくるつもりだろ。いいよ、かかってこいよ>

 

周防さんの携帯に詩暢ちゃんから電話が。

詩暢「周防さん いまはどちらに?毎年どこかテンション上がるところにおらはるやないですか、東西予選の日には」

周防「ああ、うん、いるよ。かるたのテンションが上がるのはどこかなーって思って」

そう言いながら空港の椅子に座る周防。

「ANA 長崎行き 最終便の搭乗を締め切ります」

アナウンスが流れて言葉を続けます。

周防「でも また今度にする」

詩暢「次の名人戦がほんまに最後ですか?」

周防「うん」

詩暢「だれが挑戦してくると思わはります?西のほうは順当に、綿谷新がいま準決勝まであがってきてますけど。あーあの、瑞沢の人が東では出場でしたっけ。TV収録のとき一緒だったお弟子さん」

周防「弟子じゃないけど。あの子が来たらおもしろいね。長崎に帰るよりテンション上がるかもね」

 

西では試合が終わり、場内がざわつきます。

新が出てきたところを、詩暢ちゃんが話しかけます。

詩暢「ご苦労さまやな。新、毎年毎年1回戦から。よほどかるたが好きなんやなあ。次やっと決勝・・・」

新「東のほうは?どうなってる?勝ちあがってんのは・・」

係の人から紙を渡され、東日本の準決勝の対戦の名前に目を通す新。そして次の試合相手の京都明星会の小石川くんが出てきました。

結川さんも勝ち、今年の京都明星会は調子がいいと言います。

新<負けられるわけがない、会う。必ず会う。真剣勝負の場で>

 

「ち ぎり お」

須藤さんの動きは完璧で、太一は「ちは」ではなく迷わず「ちぎりお」を囲ったのです。

 

周防「「狙っちゃいけない札」っていうのがあるんだよ。きみにとっては「ちは」がそれだ」

それは周防さんからの教えで、頭をよぎります。

須藤<なんだ?「ちは」捨てんのか?そんなことできんのか?真島に>

太一<「ちは」は狙わない。しねぇよ、真っ向勝負なんて>

須藤<おもしろい、見せてみろよ。どこまで周防さんぶって戦えるか>

 

次回の15号お休みで、続きは16号(8月1日発売)になります。千早の対戦も、太一の対戦も気になります!

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