170首 千早たちにとって最後の夏。全国大会個人戦決勝が、今始まる────!
前回、全国大会個人戦準決勝で肉まん君が新に負けてしまい、
瑞沢かるた部のA級はみんな負けてしまいました。
外で肉まん君と千早が泣きながら、今までのかるた部について振り返っているのでした。
千早<肉まん君の毎日は、瑞沢を強くしてくれる毎日だった!>
千早<きっと下の子たちに残る!>
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そこに瑞沢かるた部の他のみんながやってきます。
みんな凛としています・・・。
ここで次の個人戦。
残すは、各階級決勝のみです。
A級 若宮詩暢 対 綿谷新
B級 両国厚 対 松林滉
木梨浩 対 駒野勉
C級 大江奏 対 木佐臣人 他3組
D級 波越結子 対 花野菫 他6組
(ここでよくわからなかったんですが、B級以下って
何人も優勝するってことなんでしょうかね!?
まあなぜか何人も決勝いっているので・・・。)
千早&肉まん君&田丸「えええっ!!」
みんな驚きます(笑)
A級以外、何と全階級瑞沢は決勝に進出していたのです!!
しかも、花野さんまで(笑)
花野「なにか?」
マスカラをつけ直しながら、凛とした受け答えです(笑)
千早「ううん、菫ちゃん、すごい!がんばって!!」
かなちゃんの視線を感じます。
薫「すみません。こんなとこでメイク直しして、お手洗い混んでて。」
かなちゃん「花野さんにとってのマスカラは、私にとっての着物なのかもしれませんね。」
かなちゃん「人にはわからない、戦闘服です」
かなちゃんも着物を着ていることにより、
周りのギャラリーからいろいろなことが言われているのが聞こえているのでした。
着物を着たかなちゃんは凛とした表情。
そして、宮内先生も驚く菫の執念です(笑)
薫<勝ちたい!勝ってC級に上がって先輩の威厳を保ちたい!>
机くんはこれまでの北央メモを一気に見返しています!
机君<とうとうここまで来た!B級決勝・・・。>
机君<勝つんだ!勝って伝えるんだ・・・、僕の気持ちを。>
凄い気迫に千早と肉まん君が驚いています。
机君<例え、相手が誰でも。>
相手のヒョロ君はなぜか変なダンスをしています(笑)
新の姿に気づき、話しかける千早。
千早「新、大丈夫だった?」
新「え?」
千早「肉まん君、ぶつかってメガネ・・・」
そっと眼鏡を外しながら答える新。
「うん。大丈夫や。」
何だか違う新の様子。
千早<どうしたの!?新、さっきからずっと・・・。>
千早<すぐ詩暢ちゃんとの決勝なのに・・・。>
めがねかけている男子がはずした時って何かドキッとするもんなんですけどね^^;
全然違う方向ですね、さすが千早です(笑)
決勝の試合会場の案内がされ、移動を促されます。
A級とB級は浦安の間、C級とD級は朝日の間です。
千早<また2カ所・・・別々・・・・。>
とまどう千早にドンとかなちゃんが肩をたたきます。
かなちゃん「大丈夫です!浦安の間へ。」
完全に目が燃えているかなちゃんと菫ちゃん(笑)
心強い言葉に千早は浦安の間へ向かう事にします。
詩暢ちゃんと新が戦いの前に話をしています。
詩暢ちゃん「意外なことやなあ。」
詩暢ちゃん「新が団体戦のチーム作って来るやなんて。」
詩暢ちゃん「そんな余計なことやっとるから、千早に負けるんやないか。」
詩暢ちゃん「うちより強いのに、どうしたんや?チームになんの意味があるんや?」
新「詩暢ちゃんこそ意外やったんやけど。」
新「さっき千早と次はクイーン戦で戦うって約束してたな。」
詩暢ちゃん「ハアッ!?」
詩暢ちゃん「面白いこと言わんといて、あんなの単なる勢いや!」
新「千早のこと認めたふうに見え・・・」
詩暢ちゃん「認めてない!!」
そうは言ったものの札を見つめる詩暢ちゃんです。
詩暢ちゃん<うちやのうて・・・この札たちが・・・・>
詩暢ちゃんの札から飛び出すキャラたちが一斉に千早の方にを見ていたのを思い返します。
テレビ取材も来ています。
しかも、詩暢ちゃんと新の対戦に注目しているようです。
詩暢ちゃん「新、悪いけど、今年は負けるわけにいかんから!」
決勝戦を前に村尾さんが心配しています。
村尾さん<調子が悪いままでどうこうできる相手でない・・・立て直せるか?>
ここで新が、水の中に沈んで行くような描写が描かれています。
新&詩暢ちゃん「よろしくお願いします。」
決勝戦の読手は五十嵐さん。
遂に開始です。
「なにわづにー」
瑞沢かるた部<よかった!「ちは」がある。>
瑞沢かるた部一同<どうか味方して!>
この夏の
私たちの最終戦!
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かなちゃんは疲れも出ている様子がなくいい動きです。
対戦相手の木佐は札ではなく、かなちゃん胸ばかりを見ています(笑)
木佐<着物・・・、いいな着物。着物って下着つけないって本当かな・・・>
決勝にも関わらず、煩悩まみれの木佐です(笑)。
なぜか心の声が聞こえたのか、目線が胸ばかりだからわかったのか・・・
かなちゃん<本当です♡>
と読者(まあ多分特に男性)に対してはすごい笑顔のかなちゃん^^
でも、現実ではイラつきながら、札を取るかなちゃんです(笑)
しかも、ほんのり帯にのる胸が心地良いと若干サービスショット付きです^^
一方、菫は・・
しっかりと自陣を守る。
すると、
相手が自陣の札に触れてしまったので、お手付きで札を送って下さいと言ってきます。
薫ちゃん<勝ちたくないのかな?>
すると、後方からプレーリードックのように様子を伺う男の子が気になります。
薫ちゃんの対戦相手の彼氏のようです。
どうも入賞も昇級も決まっおり、気楽にやっているような雰囲気です。
その様子を見た菫ちゃん。
「ちは」の札を相手に送ります。
白波会の厳しい昇級条件は、「優勝のみ」
他のかるた会は入賞で昇給できる所もあるとゴネいたのですが、
原田先生「入賞で昇級と優勝で昇級強くなるのはどっちだ?」
原田先生の厳しい言葉を言われ、真剣な原田先生の顔が浮かびます。
菫ちゃんも厳しい表情。
一方、瑞沢かるた部の母たちが、かなちゃん母に提案しています。
瑞沢かるた部保護者「思ったんですけど、瑞沢のみんなに部で袴を用意してみようかと・・・。」
かなちゃん母「ええっ♡いいですねっ♡」
喜びながら賛成をするかなちゃん母。
保護者「でも、試合に向いてる着物を買うことはできても、着付けの問題がありますよねえ・・・」
保護者「親が毎回手伝いますか?」
かなちゃん母「練習すれば一人で着られるようになりますよ!」
保護者「えっ!?でも、私なんか着物教室行ってもマスターできなかったし~・・・。」
すると
かなちゃん母が、にっこりしつつも強く言葉を放ちます。
かなちゃん母「人に頼っていては着られません!」
かなちゃん母「覚悟しなければ!自分のものにはなりません!」
試合に集中している菫ちゃん。
かなちゃん母の言葉が薫ちゃんにもかかってきているようです^^;
薫ちゃん<強くなるんだ!>
薫ちゃん<今日が終わったらもう・・・・>
薫ちゃん<「先輩たちが作ったかるた部」じゃない・・・>
薫ちゃん<私たちのかるた部だ!>
菫ちゃんを見て涙ぐむ宮内先生・・・
入部したてで、面倒だったときの事を思い出します。
宮内先生<変わった・・・。みんな変わった・・・。>
宮内先生<これが綾瀬さんがあの一枚を貼らなければ、存在しないものだったなんて。>
千早がムダ美人と言われながらポスターを貼っていたのを思い出します。
かるた部員募集のポスター・・・
あの1枚から始まった
瑞沢かるた部・・・
「ちはやぶるー」
<情熱の源泉!>
全員が「ちは」の札を払います!
しかし・・・
A級決勝戦。
「ちは」を払ったのは・・・・
詩暢ちゃんです。
村尾さんが心配そうに新を見守ります。
村尾さん<取られた・・・>
村尾さん<完全にタイミングが合わんかった、当たり札に手は伸ばせてるのに・・・>
村尾さん<下ろせてない・・・>
詩暢ちゃんも感じています。
詩暢<らしくないなあ。新、いつもの憎らしいくらい、安定したイメージはどうしたんや?>
表情を変えない新。
新<いつもどおりや・・・いつもどおりのあの部屋にいる・・・、でも>
ちはやと新がはじめてかるたをしたアパートの部屋です。
千早<新?>
新の様子がおかしい事に気が付く千早。
新<さよならが・・・近いだけや・・・>
1人その部屋にに座っています。
ここで次号です。
新の強さの源泉は、やっぱりこの部屋なんでしょうかね・・・。
ちはやが1人立ちしてまだ感傷に浸って抜けだせないんでしょうか・・・。
また、末次先生ですから思わぬリンクと被せの切り口が来そうですね^^
たのしみです^^
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