RIDE.386 遅れる総北
インターハイのコースは、国道17号線に入りしばらく南下するコースです。
先頭集団は、箱根学園6人と京都伏見6人と鳴子で進んでいます。
鳴子<この下りが終われば、平坦道─────けど、それが終われば山に入ってしまう。>
鳴子<1人で全部やんのは正直分が悪い。>
京伏の後ろについて走る鳴子ですが、少しずつラインをずらして風よけにならないようにする京伏メンバー。
地味な攻撃ですが、地味に足にくる鳴子です。
鳴子<地味なんには負けるか!!>
鳴子<────けど!!なんとか追いついてくれたら、楽になる!!総北(チーム)が!!>
鳴子<小野田くん>
鳴子<手嶋さん>
鳴子<スカシ!!>
鳴子<来いや!!追いついて!!>
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その頃一生懸命追いつこうと走る手嶋と坂道と今泉です!
やっと登場です^^;
手嶋「絶望的だな・・・!!」
坂道と手嶋は先頭を代わりながら、何とか走って行っています。
先程の給水ポイントで、
先頭との差は
何と・・・
5分10秒
だったのでした・・・・。
手嶋<けど、何とかしなくちゃなんない!!この状況を!今度は俺が!!>
そんな中、後からの追走で追いついて来るチームがいます!!
何と
「熊本台一」です!!
井瀬「熊本平野で平坦をきたえ、阿蘇の山々で登坂を磨いた。それが、オイたち熊本台一!!」
井瀬「オイたちはあえて遅れて集団から飛び出した!!」
井瀬「あわてて飛び出してもあんたたちんなるけんね!!バラバラに!!」
井瀬「オイたちはまとまって6人で先頭に追いつくとたい!!」
手嶋<先頭に・・・!!だとしたら─────>
かなり去年とは井瀬の様相が変わっているため、驚く坂道です!
手嶋「井瀬!!協調しないか、先頭まで!!」
手嶋「ロードレースの集団は人数が多いほどスピードが上がる!!」
手嶋「悪い条件じゃないはずだ!」
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しかし、去年辛い目にあったこともあって
井瀬「もう協調はこりごりたい!!」
と言って先にいってしまうのでした・・・。
しかも、最後に
井瀬「残念なお知らせばい。後ろの大集団は徐々に速度を上げてきている。」
井瀬「今のままだったら、前どころか後ろの集団につかまるばい!!」
と言われてしまいます。
今泉と手嶋が唖然とした顔をします。
今泉は、それを聞いてまた自分の判断が間違っていたことを悔いてヘコんでしまいます・・・。
手嶋<決してあきらめるつもりはなかった────けど、オレたちは鳴子を残して・・・>
しかし、坂道は
笑っています!!!
それに驚く、手嶋と今泉です。
手嶋「どうした、小野田?」
坂道「すいません、笑ってる状況じゃないってことですよね!」
坂道「つい想像してしまって・・・」
坂道「後ろの集団が近いと言っていました。先程審判者のボードで”集団より前に2人走ってる”ってあったので・・・。」
坂道「もしかして、ありえるのかな・・・・って」
坂道「青八木さんと鏑木くんがもう一度僕らに追いついて走るって事が!」
ものすごく明るい坂道スマイルです!
坂道「5人で走ったらきっと速いだろうなって!!」
ここで次号です。
やっと総北出てきましたねー^^でも、めっちゃ差ついてますね^^;今泉早く立ち直ってくれないと・・・。まあでも、後ろの2人が追いついてくれればまた変わりそうですけどね^^それだけが唯一の頼みの綱ですねー、頑張ってくれー総北!!
——-「弱虫ペダル」ネタバレRIDE.387(週刊少年チャンピオン11号2016)感想考察へ続く——