第133話 求婚しよう!
急いで葉子の後を追いかける朝陽です。
すると、剣を抜いて振り下ろそうとしている男の姿が見えます。
朝陽「逃げて!葉子さぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!!」
ザンッ
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何と切られてしまったのかと思ったら、剣がバラの花なっています。そして、
閃「美しき吸血鬼よ。今ここで結婚を前提とした交際を申し込む!!」
2人共、えっ!?ッて感じです(笑)
何とヴァンパイアハンターは、吸血鬼をみつけた時の行動は決まっていて、迷わず求婚するのが普通だという。理由としては、吸血鬼は容姿が美しいらしくそれで、迷う必要はないという判断だそうだ。
意外なのが、美しいとか結婚とかの言葉を連呼されたせいか、葉子がかなりいい気になっているのでした(笑)
閃「お茶でもいかがだろうか?」
と言われるのですが、
葉子「まーしゃ~ないなぁ、お茶くらいなら!!」
っと付いて行く気満々なのでした(笑)ヤキモチをやいて断ろうとする朝陽ですが、全然聞いてもらえません。
そして連れてこられたのがおしゃれなバー。
もちろん2人は来たことがありませんから、動揺しています(笑)
でも、そこで色々とヴァンパイアハンターについて聞くことができたのでした。
黄龍院家は代々ヴァンパイアハンターの家系で、ハンターとして一部の危害を及ぼす吸血鬼を討つこともあるが、基本的には吸血鬼が人間社会で生活する手助けをする役割で、吸血鬼の専門家と考えてくれという事を伝えられるでした。
閃「私が最近まで検知できなかったのは、最近まで血を吸ったことがなかったからでは?」
っと質問してきます(笑)吸血の真相を知った2人はかなり赤くなっています(笑)
しかし、閃は続けます。
閃「しかし、最近初めて血を吸ったなら、吸血鬼としての純度が上がったことになる。弱点の対処をを改める必要がある。」
閃「例えば、日光は日焼け止めは有効だが、1日3回は塗り直す必要がある。」
閃「にんにくは目に染みる程度だっただろうが、今は涙が止まらないだろう」
っとかなりの見識を披露され、圧倒される2人です。
朝陽<驚いた・・・マジに専門家。俺じゃぜんぜわからないことを・・・。>
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と思っていると
閃「では、白神嬢、そろそろ吸血してもらえないだろうか?」
っと言ってくるのでした(笑)もちろん意味の分かった2人はかなりのリアクションです(笑)
でも、ちやほやしてもらっている葉子は満更でもない様子(笑)
その様子に危機を感じた朝陽は、葉子を褒めたりしてご機嫌を取ろうとしますが、なかなかうまくいきません(笑)
そうこうしてる内に、葉子がトイレにいきます。その時に、
閃「しかし、驚いた。あなたは専門家でもないのに吸血鬼とうまくやっている。」
閃「ならば、あなた達のために、確認しておかねばならない。」
閃「彼女を僕にゆずる気はないだろうか?」
っといきなりすごいことを朝陽に言ってきます。しかし、閃が言うには、葉子は吸血鬼で、朝陽はただの人間、見た目は人間のようだが、中身はやっぱり吸血鬼の葉子は、2人が思っている以上に大きな違いがあるという。場合によっては、魔物になってしまうこともあるとのこと。そうなったときは、閃が彼女を討たなければいけないときもくるかもしれないと言われます。
閃「それでも吸血鬼と歩む覚悟はあるか?」
っと一転してかなり真剣な顔で、朝陽の顔に剣をつきつけてくるのでした!
朝陽「覚悟はある。」
丁度葉子が戻ってきます。
朝陽「俺は葉子さんと共に歩みたい!!この先・・・どんなことがあっても!!」
葉子<何かプロポーズされとる。>
ヴァンパイアハンターもそれなりの覚悟をもってやっている状況なんですねー。専門家ではないことに圧倒される朝陽ですが、がんばっていますね^^っていうか、今後どうなるんですかねー、葉子が吸血鬼化してバトル系とかに行くとそれもおもしろいですし、いろいろなシナリオが考えられますよねー^^次号も楽しみですね。