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「コウノドリ」漫画 ネタバレ 最新226話 モーニング6号 感想 考察

「コウノドリ」漫画 ネタバレ 最新226話 モーニング6号 感想 考察

医大時代のサクラと四宮。

四宮「全ての赤ちゃんとその母親を救う?」

サクラ「うん・・そのために僕は医大に入ったんだ」

四宮「サクラ・・お前よく恥ずかしげもなくそういうこと言えるな」

サクラ「じゃあなんで、四宮は医大に入ったの?」

四宮「オレは父親が産科医だからな・・」

サクラ「じゃあ一緒に産科医になれるね」

四宮「バカ言うな・・オレは産科医になんて絶対にならない 」

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とりあえずペルソナに戻ってきた四宮。

またすぐに実家のある N県に応援に戻ることなのか?そんなに大事な人がいるのか?とナースステーションは話題になっています。

小松「四宮先生がそんなわがまま言うの初めてなんだからさ、よっぽどなんだよ」

 

四宮がどうしても戻りたい理由は、サクラにも話します。

ステージⅣの卵巣癌で、すでに肝臓や肺上部の骨移転もしている幼なじみの母親のことです。

2か月後に産まれる予定の初孫を、どうしても抱かせてあげたい・・それが叶わなくても医者として彼女を最後まで見てやりたい・・血の繋がりよりも大切な人だ・・と四宮は言います。

 

そして院長にも、なんとか話を通します。

 

その夜、四宮はサクラをバーに誘います。サクラはバーでピアノを弾き、久しぶりにサクラの演奏を聴いた四宮。そしてこう言います。

四宮「お前・・今でも全ての赤ちゃんと、その母親を救ってやるなんて思っているんじゃないだろうな」

サクラ「思ってるよ・・な~んて言ったら、また四宮にバカにされちゃうね。

そりゃあ、僕だって長い間産科医をやってきたし、今は自分の無力さだって十分、分かってるけどさ」

四宮「オレは・・サクラと初めて会った時から、ずっとお前に嫉妬してた 」

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サクラは児童養護施設で育ち、自力で医大に入ります。

目をキラキラさせながら、産科医になる・・なんて言いやがった・・

 

自分は何不自由なく育ってきたし、なんの目的もなく親が産科医というだけで医大に入った・・だから産科医になっても、サクラだけには負けたくなかった・・と話す四宮。

自分のやり方で妊婦と赤ちゃんを救うつもりで都会の病院に残り、最先端の医療から離れたくないと思っていたのに・・

 

しかし今回の災害で生まれ育った街を見た時に思ったことがありました。

 

四宮「大切なのは医療の最先端にいることじゃない。

被災した現場の中で、復興するまで・・そして復興した後に、患者のために何ができるのか・・何をしたいのか・・

産科医として自分の価値がそこにあるんじゃないか・・」

 

そんな四宮の言葉を聞き、サクラはいつもそばにいてくれた四宮に、ずっと甘えていたのかもしれない・・こんな日が来るなんて思わなかったな~なんて言います。

サクラ「もうペルソナに戻る気はないんだろう、四宮」

 

そして四宮はみんなに黙ったまま、故郷に帰ります。

サクラ「また同じ場所で、産科医をやろうな」

今までのサクラとのぶつかりながらもやってきたとやり取りが、思い出されます。

 

サクラ「僕らは毎日、奇跡のすぐそばにいるから」

 

この言葉を思い出し、そくも恥ずかしげもなく言えるな・・とボソリ。

四宮「そのときは・・サクラと一緒に、すべての赤ちゃんとその母親を救ってやる」

 

四宮はそう最後に笑顔で言い、帰って行きました 。

いつかまた・・同じ道の上で・・

 

次回の「コウノドリ」はお休みになります。

8号(1月25日発売)から、新章スタートです!

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