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パーフェクトワールド 最新 漫画 ネタバレ52話(KISS 2020年6月号)あらすじ・感想・考察

パーフェクトワールド 最新 漫画 ネタバレ52話(KISS 2020年6月号)あらすじ・感想・考察

つぐみと樹は、樹のお父さんとお母さんに会いに行きます。特別養子縁組のことを改めて話をしに来たのです。

つぐみが前もって先に資料を読んでもらっていたせいか、二人は快く賛成してくれました。

お父さんもお母さんも、孫の顔が早く見たいととても嬉しそう。話題は育休の話になり、つぐみが取る予定です。

 

母「赤ちゃんはとにかく大変だから、樹もやれることはしないとね」

つぐみ「樹さんは優しいです。本当に。私の代わりに自分が育休を取ることまで考えてくれて」

 

樹は「俺が車椅子だからつぐみが、育児の負担を背負うのが当たり前みたいになっている」そう言ってくれたことが、つぐみはとても嬉しかったのです。

 

しかしつぐみも、母親として子育てに専念したいという思いも強くあります。負担を背負わされているなんて、全く思ってはいないのです。

 

そんな話を聞いて

母「結婚した時は本当に嬉しかった。だけど樹もつぐみちゃんも、もっと先を見つめていたのね。二人ともすごいわ。誇らしい」

 

樹「今まで色んなことがあったし、これからもあるだろうから。

今はあえて障害とは向き合わないようにしているかも。

できるかどうかじゃなくて「まずはやってみよう」って無責任に考える。そうするとなんだか道が開けてくる気がするんだ」

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つぐみがお風呂の間、お父さんが樹を一杯、誘います。樹は特別養子縁組を決められたのも、実はお父さんのおかげだったんだ・・と打ち明けます。

 

樹「ほら俺たち、ちゃんと親子になれたでしょ?・・今まで言ったことなかったけど、俺の父さんになってくれてありがとう」

父「や・・なん・・おい~~何言ってんだ、急にに~~ほれ!!

樹・・ありがとうなぁ。なんだか心が軽くなった気がするよ・・・お前は僕の自慢の息子だ」

 

そしてつぐみと樹が帰ろうとしたその時、お父さんとお母さんから話があったのです。

 

母「あのね、樹が育休とること。もう一度考えることできないかな・・」

二人は驚きます。

 

母「ゆうべお父さんと話あったの。二人が子育てになれるくらいまで、私が二人の近くの サポートさせてもらえないかな。」

 

お父さんも自分で家事はできるし、どうとでも暮らせると言ってくれるのです。

母「出しゃばるようなこと言ってごめんね。でも 考えてみてくれないかしら。

樹が育休を取ることが、2人にとって一番良い選択になるのなら。あなた達ずっと二人きりで頑張ってきたから、私たち力になりたいの」

 

帰りの車の中。

樹「母さん達 ああ言ってくれてるけど、俺はつぐみの気持ちを尊重するから」

つぐみ<私の 気持ち・・・>

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そして鼓つぐみは、アヤさんの家へ遊びに行きます。色々と話を聞いてもらうことに ・・

つぐみはもちろん、自分が母親として子供についていたい気持ちがあると話をします。

 

アヤ「うんかわいいよ、新生児。でもやっぱりめちゃくちゃ大変。

親でも誰でもサポートしてくれる人がいるなら、ワンオペより助けてもらった方が絶対にいいと思う。

まあお姑さんだと気疲れするかもだけど」

 

車椅子だと一つ一つが大変で、全て自分達の手探りでやっていくしかないのだろう・・樹さんにとって、育児って私たち以上に大きな挑戦なんだろうね・・

そうアヤさんに言われます。

 

帰りの電車の中、今までのことを考えるつぐみ。

 

<高校生の頃。絵の仕事をするのを夢見て、東京に来て挫折して。田舎に帰ろうと思ったこともあったけど、新しい目標を見つけた。

いろんなことがあったけど、精一杯頑張ってきた。私は仕事が好き。自分にとって、とても大切なものだと思ってる。

樹は病院のベッドで絶望していたところから、道を切り開いてきた。そして今また新しい道を見つけたんだ。

 

お義父さんもお義母さんも、そういう樹をずっと見てきたから、あそこまでの提案をしてくれているのかもしれない。

その育休が私のためじゃなく、樹のためでもあるのなら。

進む道は、もう決まっているのかもしれない>

 

そして育休はお義母さんのサポートを受けながら、という形で樹が取ることに決まったのです。そして二人はようやく正式に養親希望登録をすることができました 。

 

樹は会社の人達に、育休の件を伝えます。「みんなによろしくお願いします」と挨拶をすると一人の同僚が

「俺にはちょっと考えられないわ。仕事なめてんのかって思われちゃう。はは」というのです。

 

そこに反論意見が多数。

「いやそれはさすがに古いよ」

「そうですよ、世の中これだけ男性の育休が話されているのに」

「おれも取りたいですよ、子供出来たら」

「鮎川さんが前例作ってくれるのは、僕はいいと思います」・・・・

樹の味方も、多くいるようです。

 

それからつぐみは、プロジェクトの担当を任され、樹は仕事の整理を進めます。徐々に帰宅時間を早めるようになり、ご飯を作って待っていてくれることも・・

 

そしてつぐみは忙しくなるからと、バッサリ髪の毛を肩の上まで切り軽くしたのです。

 

そしてふたりはやってくる赤ちゃんの名前を、あれこれと考えます。ある程度決めておきたいつぐみですが・・「まだ時間があるからゆっくり決めよう」と樹が言ってくれたのです。

 

そしてその数ヶ月後・・

特別養子縁組団体からの一本の電話が・・・担当の犬飼さんからです。

 

「赤ちゃんが生まれました。鮎川さんのお宅にお願いしたいと思っています」

 

「・・そうですか・・!!」と二人とも嬉しい気持ちがいっぱいです。

 

「ただその赤ちゃんのことで、お伝えしたいことがあります」

 

え・・何・・?

急に不安がよぎりますが・・・・

 

育休を取ることを樹に決めた判断、とてもすごいと思いました。もちろんお母さんのサポートはありますが・・家族みんなで赤ちゃんを迎えるようという気持ちが、とてもよく伝わってきましたよね。そしていよいよ赤ちゃんを迎え入れようとしている二人ですが・・・話の続きがとても気になります !!

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