パーフェクトワールド 最新 漫画 ネタバレ50話(KISS 2020年2月号)あらすじ・感想・考察
パーフェクトワールド 最新 漫画 ネタバレ50話(KISS 2020年2月号)あらすじ・感想・考察
つぐみと樹は特別養子縁組の仲介団体に、相談予約を入れました。
つぐみ「樹のお父さんとの話を聞いて、家族のカタチはひとつじゃない。いろいろあるって気づいたよ。
なのにこうやってこの場に来ても、はっきり実感が湧かないんだよね。私たち夫婦に子供迎え入れられるのかな・・」
樹「あー・・・それは俺も一緒だわ。気がかりなこともあるしな・・・だからまずは話を聞いて、二人で話し合っていけばいいんじゃない」
つぐみ「うん。そうだね・・」
担当の犬飼さんはきちんとつぐみたちの話を聞いてくれ、話しやすい印象の方でした。そこで一通り養親「育ての親」になるための、法律で定められている条件を説明してくれます。
犬飼「加えて私たち民間団体からも条件があります。生みの親や子供の出生に理解があること、夫婦仲も経済状態も安定していること。
あとこれはとても大切なことですが、子供に必ず真実告知を行うこと。
子供は自分の出自を知る権利があります。ご夫婦がタイミングの良い時に養子であることを伝えてください。
それから子供を迎えた時は、夫婦どちらか一方が一定期間子育てに専念すること」
色々話を聞き何か不安なことがあればどうぞと言われ、樹は気がかりなことを尋ねます。
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里親の条件として「心身ともに健全であること」そう書かれていたので、自分は対象にはなれないのか・・それをずっと気にしていた樹。
犬飼「なるほど・・ご不安もありましたよね。では結論から申し上げます。障害があるというだけで外れるということはありません。
心身ともに健全であることというのは、子供を育てることに対して健やかであることそういう意味で捉えています。
鮎川さんは仕事もされていて、自立した生活をされてるんですよね。であるならご夫婦でどのような生活をなさっているのか、どんな風に二人で子育てを行っていくのかしっかりとお話を聞いてから判断します」
そう言われてつぐみも樹もほっと一安心。ここではありませんが他のところでは、ちゃんと樹のような脊髄損傷でも、養子を迎え入れたと言う前例はあるといいます。
つぐみ<そうか私たちと同じように、この選択にたどり着いた人達がいるんだ・・>
犬飼「特別養子縁組は子供を選ぶことはできません。覚悟も必要なことです。
夫婦でたくさん、しっかりと話し合ってください。
子供と関わる道はたくさんあります。例えば週末だけの里親や、地域のボランティア。選択肢がひとつだけではありません。
それでも特別養子縁組で本当の親子になりたいと、そう思って下さるなら・・私たちは精一杯支援させていただきます」
そんな帰り道。二人は集中して話を聞いていたこともあり、すっかり喉が渇いてしまいました。
でも樹は一番気になっていた、自分のような障害でもだめじゃないと聞き、本当にホッとしたといいます。
つぐみ「世の中には願っても叶わないことがあると思ったけど、その中には同じ形じゃなくても・・なんとかなることもあるのかな」
樹「これからしっかりと、俺も子供を育てていけるところ示していかないとな」
つぐみ「・・さっき実感わかないなんて言ってたのに、なんだかすっかりもう子供を迎えるつもりになってる・・・」
樹「だな」
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つぐみ<私たちはこうして、育ての親の登録に向けて動き出した>
そしてそんな中アヤさんから連絡があります。なんと子供を迎えたというのです!
アヤさんと赤ちゃんのゆいなちゃんのもとに行くことに。
赤ちゃんを抱っこしたアヤさんは、とっても幸せそうに見えます。
アヤ「何年も何年も泣いてきたけど。この子が私たちのところに来てくれた。大切に育ててくよ」
つぐみたちも研修に入り、登録ができたら次はいよいよ保育園に行っての研修があるといいます 。
すると赤ちゃんがぐずりだしたのです。アヤさんはさっきミルクをあげたからオムツかなと・・いい練習だからとつぐみに、オムツ変えてみる?と声をかけてくれたのです。
つぐみが緊張するなぁ~と言いながら準備をしていると・・・
樹「あの・・僕 やってみたらダメですか?絶対に気を付けますので」
アヤ「もちろん大丈夫ですよ。お願いします」
樹は慣れないながらも赤ちゃんを抱っこし、テーブルにベビーマットを引いてオムツ替えを行います。
樹<高さがあるベビーベッドとおむつ台なら、俺でも動かせるな。ミルクとかもやれる。多分>
そんな一生懸命な樹の姿を見て
つぐみ<障害があっても、工夫次第で育児できる機会は増える。さすが樹はしっかり考えてる・・早く来てくれるといいな 私たちの所にも>
つぐみは職場に、どのタイミングで話をしようかと悩んでいました。
<一定期間子育てに専念すること>
つぐみ<妊娠してたら産休育休は取るわけだから、そのつもりではあったけど。
妊娠期がなく急に育休に入るということになるというのは、特別養子縁組ならではの厳しさかもしれないな>
不妊治療中はたくさん迷惑をかけてしまったし・・理解のある職場だけどやっぱりいいにくさはあるかな・・と考え事をしていると、先輩から呼び出されます。
つぐみ「・・ 私が KT建設のコンペチームに?」
なんとつぐみはメンバーに選ばれたのです!クライアントからの評判もとてもいいし、実力があるんだったらキャリアアップを目指したらどうかなと・・
つぐみ<嬉しい 頑張ってきて良かった。キャリアアップなんてずっと願ってきたことが・・ でも どうしよう
どうしよう・・・・>
樹とつぐみと意見が一致し、養子縁組へと一歩ずつ進み始めましたが・・・職場への理解は得ることができるのでしょうか??育休の話をしなければと思っていた矢先のキャリアアップの機会。果たしてつぐみはどのような答えを出すのか??
次回はまたまたお休みで、次は4月号に登場予定です!お楽しみに ~
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