「乙女椿は笑わない」ネタバレ1話 高橋みつば(ココハナ12月号2018)あらすじ・感想・考察

「乙女椿は笑わない」1話 高橋みつば(ココハナ12月号2018)あらすじ・感想・考察

菅野 椿・25歳。彼女は文房具売り場で販売員をしています。

しかし彼女は笑いません。笑わなくなってしまいました。

笑わないので、周りに威圧感を与えていないか・・いつも心配をしてしまう椿。

 

彼女は高校の時、すごく好きな人がいました。しかしその人に、笑顔が気持ち悪い・・と言われた時から・・

彼女は笑うのが怖くなってしまったのです。

 

今の文房具売り場の人達は「彼女を笑わないキャラ」として認識してくれて、普通に接してくれます。

椿にとっては居心地がいい職場です。しかしお客様からは何度か「愛想がない」と言われてしまいます。

 

そんな椿にも好きなものがあり・・それは少女漫画。でも椿には似合わないので、ひっそりと発売の少女漫画を手に取り、買って帰ります。

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その帰り道、椿は人にぶつかってしまいます。荷物、漫画、メガネを落としてしまいます。

メガネを落としてしまったことで、ほとんど何も見えない椿。すると横断歩道だったので、信号が赤に変わってしまいます。

 

そこを助けてくれたのが、斗真。葛城家の、次期跡取り候補の一人です。

 

椿はメガネが壊れてしまったので、近くの父のお店まで送ってほしいと斗真に頼みます。

 

父のお店は居酒屋で、椿は斗真に「何でも好きなものを食べてくださいね」とお礼をします。

椿はメガネをはめて、初めて斗真がイケメンだと知ります。

 

笑わないけれど、黙々としっかり働く椿を見つめる斗真。

そこへ椿の父がやって、お酒を交わす斗真。

 

父「悪いね。愛想のない娘で」

 

斗真「しっかりして、優しい娘さんですよね」この言葉にびっくりする父。

父「だといいんだけどよ~なかなか誤解される娘でな。・・あの通り笑わねぇから」

斗真「・・何かあったんですか?」と理由を尋ねると

 

父「・・オレが悪いんだよ。娘に嘘ついちまったからな。

小さい頃からあいつの母親は死んだって言い聞かせててよ。

・・けど本当は他の男と結婚するって、ある日娘置いて出行っちまって。

・・それを高校の時にうっかり 娘か知っち待ってよ。そっから人前で笑わなくなっちまった」

斗真は一瞬、固まってしまいます。

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そのあと椿がやってきて「漫画好きなんですね」と斗真が一言。

 

顔を真っ赤にしながら「・・そうですね・・」と答える椿。斗真に「どんな漫画なんですか?」と聞かれたので

 

椿「・・少女漫画なんです。・・似合わないから恥ずかしくて・・」

 

斗真「そうなんですか?俺 漫画あんまり読まないから分からないけど

あなたがかわいいもの好きでも、不思議じゃないですけど・・」

 

この言葉に「ドキン」としてしまう椿。

 

そしてしばらくすると、斗真はお会計を置いてお店を去っていきました。

「お会計いらないって言ったのに!」椿はお店の外へ追いかけますが・・もう姿はありません 。

 

椿が母親の事実を知ったのは、高校生の頃。

その時には付き合っていた彼氏がいました。その事実にショックを受けながらも、彼氏の家で過ごす椿。元気のない椿に彼が

「どうした、椿。元気ねーじゃん。せっかく初めてオレの部屋来たんだろ。笑えよ」

 

そう言われて、無理に椿は笑いますが・・その笑顔が不自然だったのか「きも」と一言言われてしまったのです 。

 

次の日、椿は珍しく仕事でミスをしてしまいます。お客様のプレゼントの商品を間違えてしまったのです。

急いでお客様を外まで追いかける椿。もちろん館内放送もかけました。急いで外を走っていると・・そこに斗真と偶然出会います。

 

「お金を返さなきゃ・・」とも思いますが、今はお客様優先。すると・・斗真も一緒に探してくれることになりました。

 

なんとかお客様を見つけて謝罪をし、無事に希望の商品を渡すことができました。

斗真「優しいお客様で良かったですね」

椿「・・はい。こんな時素直に笑えたらいいんだけど・・」

と思わず言ってしまった椿。「なんでもないです。すいません」

 

斗真は椿の頬を流れる汗を、おもわず拭きます。

近くで見る斗真の顔は、とっても綺麗です。

 

椿「・・すみません。今度ハンカチ洗ってお返しします」

 

笑顔の斗真。「じゃあまた今度、こないだの卵焼きおいしかったから お父さんのお店行ってもいいですか?」

 

椿「はい」「じゃあ」ふたりは笑顔で別れます 。

 

斗真には湊と匠海と兄弟がいる様子。

 

そしてその知り合い?母親?に百合子さんという女性がいます。彼女はもう先が長くないので斗真にお願いがあると言い出したのです。

 

そのお願いというのが・・「 誰にも知られないで、娘の様子を見てきてほしい」と言うのです。

3歳の時に別れて、それっきりの娘が幸せに暮らしているのか見てきて欲しいと言います。

 

そう・・それが椿だったのです。

 

斗真「娘の幸せの基準が、。俺にはわからないもっと具体的に。

百合子さんは、娘の何が見たいんだよ」

 

百合子「・・そうね。笑ってるところ。

もし笑ってなかったら・・あなたが娘を笑わせて、斗真」

 

第一話、なかなかおもしろかったですよね!斗真と百合子さんの関係は??親子なのか??そうすると・・椿と斗真は兄弟なのか??いろいろと想像は膨らみますが・・

次回の連載が楽しみです!!

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