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咲坂伊緒 新連載「サクラ、サク。」25話 別マ 3月号2023 あらすじ・ネタバレ・考察・感想

咲坂伊緒 新連載「サクラ、サク。」25話 別マ 3月号2023 あらすじ・ネタバレ・考察・感想

ドアを開けた井竜の前にいたのは、咲でした。咲はトレーナーを返しに来て、井竜の母に促されるままに2階の井竜の部屋まで来てしまったというのです。

井竜は学校でもよかったのに・・と言いますが。クラスの子から課題プリントも預かってきたよ・・と言われます。

 

井竜の母は、後でおやつに和菓子を持って行くよ〜と言われ「あと、部屋のドアは開けたままにしておきなさいね〜」と大きな声で言われてしまいます。思わず二人とも赤面・・

井竜<何の心配してんだよ・・・恥ずかしいからやめてほしい>

 

せっかくだから食べていけば?と久しぶりに井竜の家の和菓子を食べて行くことに。

 

咲は自分のせいで体調を崩してごめん・・と謝るのです。そして井竜は代わりにギリギリでバイトを代わってくれたのが咲だったと知ります。

 

さすがに他人の彼女を部屋に入れたのはまずかったかな・・すっかり二人は付き合うことになったのかな・・とは思っていたのですが。

咲「プラネタリウムだけ行って、途中で帰った」

井竜「え・・マジか・・」<邪魔してやりたいとは思ってたけど、さすがに罪悪感>

 

咲「井竜くんが気にすることじゃないから!あの時はそれで良かったの」

様子のおかしい咲に、井竜は「何があったの?」と尋ねます。

 

一方、陽希のことを駅で待っていた葉月。葉月は陽希の LINE に連絡しましたが・・既読にもならないから駅で待っていた・・というのです。特に用事はないようですが。

なんだか陽希の態度は素っ気なく、機嫌が悪い様子。

 

陽希「悪いんだけど機嫌悪いから。誰かと話す気分じゃない」

葉月「なんでよー。昨日の藤ヶ谷さんとのデートのこととか聞きたいのに」

 

陽希「何で葉月がそれ 知ってんの?」

葉月「 LINE してる時、藤ヶ谷さんが普通に教えてくれたよ?」

 

陽希「 出かけるのはわかってたのに、夜中まで LINE 付き合わせたのかよ。何考えてんの?」

葉月「そっかー確かにそうだよね。ごめーん。

もしかして陽希、藤ヶ谷さんと何かあった?だからそのイライラしてんでしょ?」

 

陽希「今日は少しも優しくできる気しないから。マジでこれ以上話しかけないで来ないで」

そう言って帰ってしまいました。

 

そしてこちらは井竜と咲。昨日の話と自分の気持ちと考えを話します。

井竜「本人も気づいてないって・・・でもそれって憶測に過ぎないんでしょ?」

<って何で 俺もフォローしてんの?>

 

咲「私もそうじゃなきゃいいなって。・・もう一人の幼馴染にそれとなく聞いてみたんだけど・・・むしろそれが濃厚になったって言うか」

井竜「つーか そんなん桜弟本人に確かめれば済む話じゃね?」

 

咲「だってだってそれをきっかけに、陽希自身が本心に気づいちゃったら・・そんな自分の首絞めるかもしれないこと・・・怖くてできませんよ」

 

咲は昨日の陽希とのお出かけは、正直悪くない雰囲気だった・・・もしかして付き合えるかもと思っていたけれど、もし付き合えたとしても陽希がいつか自分の思いに気がつくんじゃないか・・・そう思いながら一緒にいるのは辛い気しかしない・・と言うのです。

 

井竜<憶測でしかないけど、かといって本人には確かめられない状況か・・>

 

元気のない咲の顔を見て

<何で あいつのことなんかでそんな顔すんだよ いい加減もう見てらんねーんだわ>

「じゃあもうそんなやつやめて、俺にすればいいじゃん。

どうにもならないことで悩んでるのなんて、時間の無駄じゃん。だから俺にしなよ」

 

「奏多〜(遺留のこと)おやつー」ここで井竜の母からの声が。

 

井竜は母に、咲がもう帰るからお菓子を包んであげてーと伝えるのです。そして途中まで送ってくれることに。

咲はさっきの言葉はどういうつもりなのか??気になります。

 

井竜「文化祭の迷路の時さ、俺がつけてたディバイス?あれ壊れてないから。二人でした打ち上げの時言った俺の気持ちも、全部本当だから。

だから さっき言ったことマジで考えといて。彼氏になったら多分すごいから、ギャップ。見たくない?藤ヶ谷さんの彼氏になった俺」

 

そう言いながら、井竜の顔は真っ赤です。

「急に言われてもって感じだと思うし、これから行動で分かってもらうつもり。そんじゃーね。明日は学校行くから」

 

咲は自分が告白されたんだ・・と思います。陽希以外の人を好きになる自分が想像つかないと今は思いながら・・井竜の背中を見送ります。

 

次の日。琴乃と咲は学食でご飯を食べることに。琴乃は気を使って咲と二人になってくれたのです。そんな様子を見ていた美斗士。

二人で出かけたプラネタリウムのことを尋ねます。そこで何かあったの?何かやらかしたの?なんて尋ねますが・・・陽希に「分からない」と言われてしまうのです。

 

しかも咲に避けている訳が分からないし・・それを聞こうとしても避けられて話もできない・・と言います。

 

すると美斗士は、それとなく自分が探りを入れてあげようか?と言ってくれますが・・

陽希「ありがとう。でもそれはいらない。自分で何とかする。ってか自分で動きたい。

なんか藤ヶ谷には、そういう姿勢でいたい。だから美斗士はさ、見守っててくれればいいよ」

 

下駄箱で井竜とすれ違う陽希。

井竜「そういえば、お前に負けるつもりないとか俺に言ってたけど。その言葉そのままお前に返すわ。

つーかどうせお前、詰んでるから勝負になんないかもだけど」

 

陽希「うるさいんだよ。それでも渡さないから」

陽希と井竜の視線がぶつかります。

 

ついに咲に告白をした井竜。陽希の気持ちも焦るのではないでしょうか・・この三角関係も目が離せません!!勘違いの咲ですが・・・今すぐに誤解が解けるような気もしませんよね・・次回も目が離せません!!お楽しみに 〜

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