咲坂伊緒 新連載「サクラ、サク。」22話 別マ 12月号2022 あらすじ・ネタバレ・考察・感想
咲<陽希のわだかまりを残したような、葉月ちゃんへの態度。
そのわだかまりの正体は> 「好きって気持ちなんじゃないかなって・・・」
琴乃「何でそう思ったの?陽希がそう言ったの?」
咲「な・・なんとなく・・カン?」
結局は陽希に聞いてみないと分からないよね・・という咲。もう学祭が終わる時間が近づいています。
だいちゃんと葉月は、時間だからそろそろ帰ると言います。すると・・・かなり遅れて亮介がやってきたのです。葉月は思わず亮介に走りよります。
亮介と話をする葉月ちゃん。それをチラ見する陽希の態度・・それを咲が見つめます。やっぱり葉月ちゃんのこと・・?
亮介と咲は、この後バイトで会うといいます。さっき直前に病欠の人の代わりに出てほしいとバイト先から LINE があり、代わることにしたと言う咲。
学祭の後は、打ち上げがありみんなで行く予定だったのですが・・
咲「私も打ち上げ楽しみだったけど、代わりが見つからなくて困ってるみたいだったから」
陽希「打ち上げの時 話したいことあったんだけど」
咲「え?私?何話って?」
陽希「今ここで話すようなことじゃないから・・」
だいちゃんと葉月と亮介は、この後3人でお茶をするといいます。帰りかけた葉月が咲のもとへ近寄ります。
今日のお礼を言い、そして LINE を交換しようと言われるのです。
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学祭も終わり、片付けを始めます。
陽希は美斗士とゴミを捨てに向かいます。その途中、井竜とすれ違いますが・・ますます二人の関係は悪化しているように見えます。
美斗士「なんでそんなに井竜にピリピリしてんの?別にもう咲にあたり強くないじゃん。むしろの仲良くなってんじゃん」
陽希「だから余計ムカつく」
美斗士「え・・どういう・・
えっ もしかして陽希って・・咲のこと・・?」
陽希「まあ そーね」
美斗士「えっ じゃあ・・・」<お前ら両思いじゃん!!>
美斗士の頭には、琴乃の落ち込む姿が浮かびます。
片付けも終わり、咲はバイトへと向かいます。みんな咲と一緒に打ち上げができないことを、残念がります。
咲「私のことは気にしないで。みんなで楽しんで。
大丈夫!私は井竜くんとでもプチ打ち上げするから。じゃーねー」
そんな言葉に、陽希は参ってしまいます。
下駄箱で咲は、陽希のことが気になってしまいます。陽希の話したいことは何だったんだろう・・そう思っていると・・
陽希が追いかけてきてくれたのです。
陽希「明日の代休さ。俺とプラネタリウム行かない?藤ヶ谷行きたがってたでしょ?ちょうど話したいこともあるし」
思わずドキドキしてしまう咲。
<私も 葉月ちゃんのことや キスのやり直しのことを確かめたい。
今 誘われてる理由も それも全部明日わかる?>
陽希「どうかな?」
咲「うん・・」
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美斗士は元気のない琴乃を気遣います。咲が来ないからでしょ〜と言われますが
琴乃「それももちろんあるけど。自分が本当は嫌な奴って分かっちゃったから」
美斗士「どゆこと?」
琴乃「・・・咲が『陽希はもしかしたら、葉月ちゃんが好きなのかも』って。私それ聞いた時、
そうだったらいいのにって思っちゃった。例えそうだとしても、さくが私を好きになるわけじゃないのに」
美斗士「それのどこがやな奴なの?
そう思わない奴の方が、逆に胡散臭くて 俺はやだね」
<俺だって 琴乃が悲しい思いをするのを 1秒でも遅らせたいんだよ>
バイト上がりの井竜は、咲を待っています。そんな井竜を見て亮介は不思議がります。「井竜ってそういうキャラだったっけ?」
井竜「違いますね」
するとそこにバイト上がりの咲がやってきました。
咲は井竜をプチ打ち上げに誘ったのです。しかも井竜がこの誘いに乗ってくれるなんて、思わなかったから嬉しいという咲。
井竜「藤ヶ谷さんからの誘いだったから、乗ったんだよ」
咲「! だよねっ。クラスの打ち上げに参加できない寂しさは、当事者にしかわからないもんね」
井竜<ちげぇよ。マジでアホだな。俺の神様は>
二人はコンビニでお菓子やアイスをたくさん買い、打ち上げをします。咲は何を血迷ったのか・・この寒空の中、ハーゲンダッツのアイスと冷たい飲み物をチョイス。アイスを食べて気が付くのです。この時期の夜は寒いことに・・ガタガタ震える咲。
すると・・井竜が着ていたトレーナーを、咲に被せてくれたのです。
咲「え・・いいの?井竜くん 寒くないの?」
井竜「は?寒いよ」 咲「だよねっ。ごめん、帰ろう」
井竜「やだ」
咲<そんなに打ち合わせしたかったのかな>
「本当は私もまだ帰りたくない。一人でいると考えても、仕方ないこと考えちゃうから」
井竜はどうせ桜弟のことでしょ??と話を聞きます。
咲「・・陽希には 好きな人がいるかもしれないんだけど、その人は陽希の幼馴染の子で」
井竜<はい 外れー>
咲「それなのに 明日一緒に出かけようて誘われて。
陽希がどういうつもりで誘っているのかわかんなくて。それを明日ちゃんと聞いてみるまで、考えても仕方ないのに。
でもきっと考えちゃいそうで」
井竜「何 俺 今使われてんの?」
咲「そ そ そういうつもりじゃ・・」
井竜「じゃあ 何?」
さく「ごめん。半分そうかも・・
うんっ やっぱり帰ろう」
立ち上がる咲の腕を、井竜が引っ張ります。
井竜「やだって 言ってんじゃん。
帰りたくないって 言ったくせに」
なんと井竜が!!後ろから咲を抱きしめるのです。
咲から明日の陽希の話を聞いた井竜は、もしかして先に行動に出るのではないでしょうか??葉月と陽希の関係も気にはなりますが・・今は井竜と咲から目が離せません!!次回もお楽しみに〜
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