咲坂伊緒新連載「ユメかウツツか」第15話 別マ 10月号 2025 ネタバレ 感想 考察
いろは<楽しかったな〜 昨日の寄り道。 阿久津くんといつも通り話せたのが やっぱり嬉しい>
いろははそう思いながら歩いていると、阿久津に話しかけられます。 やっぱり2人だとうまく話せません。 そこへ 神山も合流し、今日も昨日のように練習会をしようと提案します。
いろはは3人の方が普通に阿久津と話せるからいいな〜と思うのです・・が 阿久津は用事があると断るのです。
教室で阿久津と目が合うと、やっぱり反射的に体ごと 反らしてしまうのです。
いろは< 話しかけられたら気まずくになっちゃうのに、いざ話しかけてもらえないと寂しいとか さすがに 自分勝手でうんざりする>
神山はもう一度、阿久津に今日は本当に無理なの? と聞きますが・・・阿久津はテストが近いから 図書室で勉強する・・と言います。
神山はいろはに そのことを伝えて
「阿久津くん以外の人とも、もっと練習した方が・・」
と言いかけますが。
自分の悪いところが出てしまった・・と引き下がります。
紅は阿久津に、神山といろはの2人で話すところを見かけて
「 なんか 遠慮してる? 阿久津くんが 先生なんでしょ?」
阿久津「 いろんな人と話すのはいいことでしょ。 俺とばっかりじゃ 練習にならないしな」
紅「それ誰に言ってるの?」
阿久津「 どう いう意味?」
紅「 何か自分に言い聞かせてるみたいだから」
そして 帰り道。 いろはは 今日は 阿久津が あれから話しかけてくれなかったな・・ なんて思いながら帰ります。
< キスのことを正直に言って 話せなくなるのと 実際今話せなくなってるのって 結局 変わらない。
なんていいかわからなくて、黙ったままでいるのって 阿久津くんと出会う前の私に戻ってない?
それって先生になってくれてる 阿久津くんを否定することにならない? 阿久津くん がいなくちゃ 何も始まらなかった。ちゃんと言おう>
いろははそう思い、走り出します。
一方は学校の図書室で勉強中の阿久津。神山の言葉を思い出します。
すると いろはからLINEが。
いろはは図書館で行ったのですが、阿久津が帰ってしまったかを聞きます。阿久津が勉強してるのは学校の図書室。
「 今すぐ行くから待ってて」
そうLINEして、走っていろはに会いに行ったのです。
阿久津も早く、いろはに 会いたかった様子。
阿久津「 話って?」
いろは「 あの・・あの・・ えっと・・・こないだ 寝てるあ・・ 阿久津くんに、勝手にキ・・キ・・キスしました!!ご・・ご・・ ごめんなさい」
阿久津「 なんだあれ 夢じゃなかったんか!
だから俺への態度 おかしかったんだな。 なるほどなー」
いろは「 あの・・そ・・ それだけ?な・・なんで・・!?」
阿久津「 なんでって。じゃあ いろはは何でしたの?」
いろは「え・・・ね・・ 寝顔 見てたら しょ・・衝動的に・・というか・・気づいたらと・・いうか。 自分では 何 かは う・・うまく説明できない・・けど・・ごめんなさい・・」
阿久津「 いろはの言う うまく説明できないって、わかるよ、なんとなく。
俺もさ、いろはがいろんな人と話せるようになるのがいいと思ってるのに。自分以外の人が いろはの先生になるのは釈然としないっていうか」
いろは「も・・もう話してくれなくなるかも・・って お互いの先生でいられなくなるかもってか・・覚悟してたから・・」
阿久津「それなんだけどさ、もう お互いの先生ってやめない?」
いろはは、やっぱりこの関係を解消したいのかな・・ と不安になります。
いろは「な・・なんで?わ・・私は結構・・気に入ってるけど」
阿久津「お互いの先生ってさ 特別なようで、実は 堅苦しいっていうか・・ 俺たちもっと近いはずでしょ? いろははいろはだもんな」
いろは「阿久津ぃんは阿久津くん」
阿久津「・・ 阿久津くん じゃあ 近い感じしないね」
いろは「・・・想・・・くん?」
阿久津「ん オケ」
いろは< お互いの先生じゃなければ 私たちってどんな・・?>
阿久津はもう少し話そう・・と言ってくれます。
< 名前をつけたい。 友達は同級生とも違う この関係性に名前をつけたい >
なんだか期待をしてしまうようなことを、いつも 阿久津は言ってくれますが・・・ 思い過ごしではないような?? 思い過ごしなのか?? 何だか歯がゆい 関係が続きますね 〜次回もお楽しみに !
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