南塔子新連載「恋のようなものじゃなく」別マ 1月号 2023第26話 ネタバレ あらすじ 感想 考察
堀兄弟に千耀とのナイトプールの報告する未仁。七緒も七音もうれしそうに話を聞いてくれます。七緒に「カレカノになったんだし・・」と話をされて・・
未仁「カレカノじゃない・・・よく考えたら私、好きって言っただけで 付き合ってとは言ってない・・」
そこで七緒に花火大会の話をしてみれば??と言われ、未仁は千耀を誘います。千耀も未仁を誘おうと思っていました。
未仁<千耀くんの顔を見て 直接 付き合ってくださいって言いたい。>
花火大会当日。
千耀の浴衣姿に喜ぶ未仁。浴衣で来るという未仁に合わせた千耀。
電車も花火会場も、ものすごい人です。
未仁<フィナーレが終わる頃に言おう。つきあって下さいって>
すごい人混みで千耀が離れてしまいそうになりますが、未仁の手をしっかりと握ってくれます。「離れないで」
スポンサーリンク
花火が始まり、千耀の横顔を眺めながらフィナーレが待ち遠しい未仁。すると雨がポツポツ・・あっという間にザーザー降りになってしまったのです。急いで避難する二人ですが・・・近くのコンビニの傘は売り切れ。ラス一のカッパを千耀が未仁にかぶせてくれたのです。
一人だけ着れないと未仁。千耀と一緒に一つのカッパをかぶります。強い雨の中、花火は上がっています。
ふと、一つもカッパに二人で入り、千耀との距離にドキドキしてしまう未仁。
小降りになるまでこのあたりで見ようかな・・と思っていると。なんと雷が鳴り始め、花火大会は中止になってしまったのです。もうフィナーレところではありません。
この後、雨の中帰る人たちで道はごった返し全然進まず。駅徒歩時間が行きの数倍かかり・・・周辺の店はどこも満席。
比較的待ち時間の少なかったこの店にやっと入れた二人ですが、なんだかもうぐったりしてしまっています。
そんな未仁を見て、千耀はご飯を食べたらすぐに帰ろうか?と提案してくれますが
未仁「あっ全然っ!全然大丈夫っっ。お腹減って死にそうになってただけだから!」と持ち直す未仁。
未仁<千耀くんに心配かけてどうすんの!フィナーレで言いたいなんて、私が勝手にシチュエーションで盛り上がってただけだ。目的が置いてけぼりになってた。がっかりすることない。だって私は千耀くんの顔を見て、話せればそれで良かったんだから>
未仁「あのねっ、千耀くん。この前のプールでの話。いい忘れたって言うか、ちゃんと言いたい続きがあって・・」
千耀「 未仁ちゃん、メニュー決まった?」
あれ??何だか話をそらされたような気がした未仁。
外にはまだたくさんお客さんが並んでいて、なんだかゆっくりはできないので二人はお店の外に出ることに。すると雨は止んでいて、今度こそ!と未仁が話を切り出すと・・・また千耀に話をそらされてしまいます。
未仁<気のせいじゃない。確実に 千耀くん 話そらしてる。どうして?プールの時の話しされたくない・・・?それって 付き合うって話はされたくないってこと・・・?ネガティブに考えたくないのに・・話をする理由を考えれば考えるほど、やっぱり無かったことにしたい とか・・・>
スポンサーリンク
すると千耀は寄りたいところがあると、未仁をビルの屋上に誘います。
夜景が綺麗で、人も周りにいません。言うなら今がぴったりのシチュエーション。なのに2回も話をそらされた未仁には、怖くて3回目は言い出せません。
千耀「未仁ちゃん。ちょっと後ろ向いて。後ろって言うかそっち」
未仁は言われた方を見ていると、コソコソと千耀がしだし・・「あっっっ!!?」と大きな千耀の声に、思わず未仁は振り向いてしまいます。
茎が二つに折れ曲がって、しなっとしたバラ一本。花びらが落ちていきます。そこにはリボンがかけられていました。そのバラを持つ千耀。
未仁「・・・・花・・・・・?」
千耀「あ〜〜〜〜〜〜〜〜 今日本当なんなの・・・花火大会で言うはずだったのに・・・中止になっちゃって計画狂うし・・ここなら人あんまいないと思ったのに、肝心の花がボロボロになっちゃうし・・かっこよくキメたかったのに・・・・・」
未仁「待って・・何の話・・?」<まさか まさか・・・?>
千耀「・・さっき 話遮ってごめん。でもプールの時の話はまだしたくなかったんだ。ここに来てから話したかった。
あの日は未仁ちゃんから告白してくれたから。だから今度は、俺から言いたかった」
未仁<話をそらされた理由が、ネガティブなもの以外にあったなんて。思いつきもしなかった>
思わず未仁の目には、涙が溢れてしまいます。
千耀「・・・ごめん・・泣かせるつもりじゃなかったのに、俺 何やってんだろ・・ほんとごめ・・」
未仁「悲しい・・涙じゃないから。だから平気。 私たち 同じこと考えてたんだ。・・なのかな?多分。
言って・・?千耀くんが何て言いたかったのか 聞きたい」
千耀「やだ」
未仁「やだ!?なんで!?」
千耀「だってこれ・・ボロボロだし・・こんなのあげられないよ。今度ちゃんとやり直すから・・」
未仁「ううん。これでいい。 これがいい」
<思い描いた通りにいかなくても、今日ずっと千耀くんに人混みから守ってもらってた。これはその証だ>
未仁は花びらが取れてしまっているバラのリボンを結びなおし、その花を千耀は差し出します。
千耀「未仁ちゃん 俺の彼女になってください」
赤くなる二人。未仁はバラを受け取り「よろしくお願いします」
思わず二人から笑顔が溢れます。
<ほら やっぱり最高の日になった。やっぱり思った通りだよ>
一方花火大会で、牛尾は彼氏といる七緒を見かけます。牛尾の想いは・・?
散々な花火大会になったかと思いきや・・最後は最高の思い出に残る花火大会になりましたね。一方、牛尾くんの七緒への想いはどうなるのか??次回も目が離せません !
——-南塔子新連載「恋のようなものじゃなく」別マ 2月号 2023第27話 ネタバレ あらすじ 感想 考察へ——–——-南塔子新連載「恋のようなものじゃなく」別マ 2月号 2023第27話 ネタバレ あらすじ 感想 考察へ——–