「消えた初恋」アルコ作画 別マ7月号 2021 25話 ネタバレ・あらすじ・感想・考察
<それから俺たちはどうなったかと言うと こうなった>
屋上でお弁当を食べる青木と井田ですが・・・離れてお弁当を食べるふたり。そうです青木は照れているのです。
青木「・・井田といると思い出すんだよ。己の失態の数々を・・」
<勘違いし「指だぞ」 自分から提案し「してみるか!」 あげく去り際に「はいおわり そんじゃ」 ビターン 転倒>
穴があったら入りたいと思う青木。
井田「失態なんて思ってねーよ。それが青木だろ。今さら気にしない」
井田のいつものさりげない優しさに
青木「いやそれフォローできてねえから」
井田「次は俺からするな」
青木<やっぱり振り回されっぱなしの俺である>
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一方橋下さんとあっくんは 図書館でお勉強デート。
薬学部を目指すみおちゃんは、この間の模試の結果が悪く、遊びたいあっくんとその間をとってお勉強デートと言うわけです。
なんだかんだ尻に敷かれながらも、あっくんも楽しそうです。
青木はみんなが意外と自分の進路を考えていることに、焦りを感じます。
塾でも 志望校の調査の紙を渡され、家に帰って考えますが・・・なかなかと先が浮かびません 。
次の日の帰り道。ぼーっアイスを食べる青木に井田が話しかけますが、全然話を聞いていません。
そんな青木が、井田に聞くのです。
「なぁ 井田はさぁ もう進路とか決めてんの?」
「うん 一応」
なんと井田は教育学部に進路を決めていて、化学の教師になろうと思っているというのです。井田はとっても学校が好き。部活の顧問をやりたいととっても前向きです。
一方青木は自分の将来が決まらず、焦ってきているというのです。
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井田「青木 夢あるだろ。食品系に行くんじゃないのか」
井田が言うには、前は担任にケーキ屋になると思われ・・アルバイトも飲食関係。今日も新作のアイスを目当てに、コンビニに寄り道しているじゃないか・・と言われます。
しかし青木には黒歴史があったのです。
小学校の頃食べるのがすごく大好きすぎて、まるまると太っていました。
小学校3年生に将来の夢の作文を読み、新しいお菓子を作ることが夢だとみんなの前で発表。するとみんなから「見たまんまかよな」どといじられ大笑いされるのです。
<笑われるなんて思わなくて、あの時の恥ずかしい気持ちは忘れられない>
青木「誰にも言うなよ」
井田「根っこの部分は変わってないんだな。やっぱり向いてそうだ。そういう話じゃねーの?」
青木「そー・・・かもな」
青木は家に帰り、小学校の頃の思い出の箱から将来の夢作文を読み返します。
そして塾の進路希望表には食品系と記入するのです。
塾では岡野くんに
「井田くんは想太のことよく見てるんだな。俺もあんまり自分のこと見えない方だから。
人に言われてやっとわかるとかあるよ。自分のいいとこも、悪いとこも。それって結構間違いないよ」
青木<そうか、そうかもしれない。これからどうなるとか どうしたいとか 自分だけで決まるものじゃないのかも。なんかそれもいいな>
青木は一旦は岡野と相談し、農学部を目指すことに。食品系の仕事にも繋がるし、面白そうだと思ったのです。
それを井田に報告すると、自分の志望校の中にも農学部が有名な所があったと言います。秀英大と言い、二人はオープンキャンパスに一緒に行く約束をします。
井田とのお出かけにテンションが上がる青木。しかも秀英大は京都だというのです。一瞬は喜んだものの、京都という遠さに珍道中の予感です 。
井田のおかげで進路が決まった青木。さりげなくいつもフォローしてくれる井田ってやっぱり素敵ですね~さて次回もふたりでのオープンキャンパス!楽しみです!