#47 私も・・・好きです・・・
杏奈「・・・私も、好きです・・・。」
涙をこぼしながら、夏樹の告白に対して、
自分の気持ちを伝える杏奈です。
杏奈と夏樹、屋上に2人きりです。
夏樹<今、好きって・・・聞こえた・・・>
夏樹<小早川さんが・・・>
夏樹<小早川さんがオレを・・・>
バターン
夏樹倒れます(笑)
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夏樹は、杏奈の言葉が信じられず倒れて頭を打ってしまいます。
まだ信じられず気が動転したままですが、
泣いている杏奈を見て、
夏樹「泣いているのは、どうして?」
杏奈「だって、うれしくて・・・。」
杏奈「羽柴くんが好きって気づいてから、すごく世界が変わったの。」
杏奈「明るくなったり、暗くなったり・・・、でも今は・・・今までで一番キラキラしてる・・・」
杏奈「こんなに嬉しいことってない・・・」
杏奈が涙を浮かべながらも、ニッコリ微笑みます。
そんな杏奈を見て、夏樹は夢でも見ているかのような気持ちになっています。
夏樹もつられて泣き始めます(笑)
夏樹「小早川さんがそんな風にオレの事考えてくれてたなんて知らなくて・・・」
夏樹「・・・いつくらいに気付いたの?」
何気なく、きっかけを訊ねます。
杏奈「・・・えっと、それは・・・去年のクリスマスの後くらいに・・・」
なぜかモジモジしている杏奈。
そして、夏樹の耳元で何かをささやきます。
夏樹「キ・・・キキキキキキ、キ・・・ス・・・・!?」
熱でうなされている時にキスしたことを知らされ、かなり落ち込むのでした(笑)
それと、この”キキキキ”にかぶせてあるのか、屋上のドアが少し開いたようです(笑)
夏樹「最低すぎますね・・・」
夏樹はズーーーンのままです(笑)
しかし、そのおかげで、色々考えることができたことを嬉しそうに話す杏奈。
そして、今まで黙っていたことを謝ります。
夏樹もクリスマスの日に告白しようとしていたことを伝えます。
杏奈の両手をギュッと握りしめる夏樹。
夏樹「好きになってくれて・・・ありがとう。」
夏樹「でも、これからはもっと何でも話してね。何でも聞くし、オレも言うから!」
夏樹「それに何より一番、小早川さんには笑っててほしい!!」
夏樹「いっしょうけんめい大事にするので──────」
夏樹「どうぞよろしくお願いします!!」
杏奈は満面の笑みで答えます。
杏奈「・・・はい!!」
気持ちを言ったものの、少し恥ずかしくなってきた2人です。
夏樹はテレながら、キスの事に触れます。
夏樹「・・・キス覚えてないのはちょっと悔しいね・・・」
つい夏樹がそんなことを口に出してしまうと・・・
杏奈「そういえば・・・私も少し忘れたかも・・・」
と答えるのでした(笑)
身体を寄せ合い見つめ合う2人。2人ともドキドキです。
そして、唇と唇が重なりそうなった瞬間・・・・・・
ガタ!ギィィーーーーー!
屋上の入り口の扉が開きます(笑)
そこにいたのは、もちろん恵一たちです(笑)
身を乗り出しすぎて、扉が開いてしまったようです。
恵一「やー、ごめ~ん。ちょと見かけてさ・・・」
ウソがバレバレです(笑)
そこにダッシュで抜けだして杏奈に抱きついていったのはマリです。
夏樹はせっかくのキスのチャンスを邪魔されてかなり残念そうです(笑)
しかも、今まで協力してやったしと全く反省していません(笑)
しかも、ミスコンやら司会やらがあって、冷やかすだけ冷やかしてすぐにみんなどっかに行ってしまうのでした。
夏樹「・・・・・・邪魔するだけして、速攻いなくなった・・・」
呆然とする夏樹。一方、杏奈は夏樹の隣でクスクスと笑っています。
杏奈「おもしろいね!!」
そんな杏奈の笑顔を見て、夏樹ももう邪魔されたことなど、どうでもよくなってくるのでした。
2人は手を握り、ものすごい青空が広がっています。
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つよポンたちは、別行動で教室に向かい、コスプレでこちらもまたいい雰囲気になっています。
キスをする2人。
一方ミスコンに出るマリとまっつんの方は・・・。
マリ「・・・杏奈、幸せになれるかな・・・」
ミスコンの控え室では、まりが杏奈のことを思い、泣いています。
まっつん「なるよ。夏樹はいいヤツだし大丈夫!」
優しく声をかけるまっつん。
マリ「ちびざるも、同じこと言ってた・・・、アンタのこと。」
2人共本当に良い友達同士ですよねー^^
開始時間が迫ったミスコン会場では、司会の恵一が会場を盛り上げています。
そんな恵一の姿を遠くから、見つめている希美。
希美も今日の夏機と杏奈に触発され、
希美<私も・・・、いつか杏奈さん達みたいになれるといいな・・・>
と思うのでした^^
今回はここで終わりです。
やっとうまくいきましたね^^いやーモヤモヤが最近ずっとでした。
よかったですね!でも、こうなってしまうと次の展開って・・・・。
となってしまうんですよねー、来月楽しみですね^^