別マ ネタバレ10月号2017「テリトリーMの住人」9話感想考察
郁磨はこまちゃんの手首をにぎり、何か言おうとします。
その時酔っぱらいのお姉さんがやってきて、話は中断。
そのすきにこまちゃんは、自分の家に入ってしまいました。
郁磨はこまちゃんの手を握っていた、自分の手を見つめて大きなため息をつきます。
次の日の朝、瑛茉は郁磨と穂積と同じバスに乗ります。
そのときに、郁磨の消しゴムを返します。
少し使ったけど使いやすかったと、消しゴムを渡します。
瑛茉が気に入ったなら、ロッカーに予備があるから新品の消しゴムをあげるよと郁磨。
すると瑛茉は使いかけのの消しゴムがいいと、笑顔で消しゴムを握りしめます。
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そんな瑛茉を穂積は不機嫌そうに見つめます。気持ちがだだ漏れなのが、見ていてわかるからです。
学校に着くと「お前マジで気をつけろよな」と瑛茉を睨むのです。
瑛茉はこまちゃんが郁磨に恋をしていないことが分かったから、障害は何もないと余裕で穂積に微笑み返します 。
こまちゃんが窓の外を見ると、穂積と彼女が歩く姿がありました。
新しい彼女・E組の花蓮は、今までの小悪魔タイプとは違い、意外にも普通の女子だったのです。
穂積は多分、誰構わず適当に付き合う姿を自分に見せて、穂積を好きじゃなくなるのを待っているんだろう・・とこまちゃんは思っていました。
それでも友情から愛情に変わるんじゃないかっていう期待が捨てきれないこまちゃん 。
するとばったり帰り道に、穂積と彼女の花蓮・瑛茉とこまちゃんがばったり出会うのです。
花蓮は本物の瑛茉とこまちゃんに大興奮!一緒に写真を撮って欲しいなどとっても素直でかわいいと感じたのです。
しかも「花蓮」という名前は、派手で目立つから少し恥ずかしいけれど、親がたくさん悩んで10円ハゲができるほど悩んでつけてくれた名前だから、すごく気に入っているんだと笑顔で言うのです 。
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そんな彼女を見ていて、昔の名前のトラウマを思い出すこまちゃん。
そして帰りのバスの中、瑛茉に自分の名前にイライラして瑛茉に当たったことがあったと謝るのです。
そんなこまちゃんの手を握り
瑛茉「私好きだよ、こまちゃんのメークした顔も。メイクしてない顔も。名前も 」
瑛茉との出会いで、自分の名前のことをほとんど気にならなくなったこまちゃん。
でもショックだったのはそこではなかったのです。
花蓮のことを、無意識に名前負けしていて可哀想だと思っていたのが、まったく思い違いだったこと。
あの子は私と違う。まっすぐで素直な子だ ・・あの子が穂積と付き合うのは嫌だ・・自分の黒い部分が引き出されてしまう気がする ・・
日曜日に宏紀の引退試合があり、それに顔を出すこまちゃん・瑛茉・郁磨。
穂積は花蓮の誕生日ということもあり、来れないと言います。
すると後で、穂積が花蓮を連れて来たのです。
そんな場面、こまちゃんを見たくはありません。
瑛茉は試合をする宏紀を見て、初めてかっこいい試合、見れて良かったと思ったのです 。
ジュースを買おうとするこまちゃんと花蓮。
すると二人とも10円が足りないと言います。みんな10円玉を使ってしまい、唯一1枚だけ持っていたのが穂積でした。
すると穂積が、こまちゃんに10円玉を渡したのです。
それがものすごくうれしく感じたこまちゃん。
すると花蓮には「オレと半分でいい?」なんて言うのです。
その一言にこまちゃんは、目の前が真っ暗になってしまいました。
思わず抜け出して海に向い、涙を流すこまちゃん。それを郁磨が追いかけます。
こまちゃん<お願い 穂積 私を好きになってくれなくてもいいから。誰も好きにならないで 誰にも心を奪われないで >
郁磨がこまちゃんに追いつき、後ろからそっと包み込むように手を回します。
郁磨「泣いてていいよ。人が来たら、隠してあげる。
俺の事も、少しは頼ってよ。そりゃ、こまからしたら、まだまだ頼りないかもしれないけど。
俺だって1人で立ってられない時、支えてあげるくらいはできるよ 」
振り向くこまちゃんは、郁磨に抱きつき、涙を流します。
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