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ちはやふる ネタバレ 167首(ビーラブ11号2016年5月15日発売)感想考察

 

167首

準々決勝開始前、詩暢の様子を見ようと明星会の伊勢先生がやってきます。

詩暢<新の敵!討ったるわ!>

正座して試合開始を待ちながら、そんなことを考えている詩暢ちゃんです。

かなり気合が入っています。

しかし、一方で

詩暢<?何でうちがそんなこと思うんや?>

関係ないはずの新に対し、なぜそんなことを思ってしまうのか、自分でも不思議になります。

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一方、グルグルと身体を動かしている千早。

それを見て

詩暢<あんたが新より強いなんてことあるのか──────>

と思っています。

お互い全然違うことをしていることに気がついたのか、なぜかお互い

「失礼しました」

と言って向き合います(笑)

 

千早は体の調子がいいようです。

原田先生の言葉を思い出します。

「いいなあ、千早ちゃん。腰が痛いとか膝が痛いとかないだろう。」
「それがあたり前だと思ってるだろう。いつかわかるよ。」

「18歳のまだ足りない不完全だと思ってる身体が、いかに完全か。」

いつか原田先生にそう言われたことを思い出します。

 

グルグルしていた千早とは打って変わって、

凛として、詩暢ちゃんに向き合う千早です。

千早<先生!私、わかってるつもりです!>

 

今までの対戦を振り返ります。

16歳の時は、身体がこわばってコテンパン。

17歳の時は、指をケガしてなすすべなし。

千早<詩暢ちゃんはいつも変わらず強くいてくれた。>

すると、今回の試合に「ちは」がないことに気がつきます。

千早<どんな札が並んでも、詩暢ちゃんはきっと変わらず強い!>

千早<18歳>

千早<私、今日こそ恥ずかしくない試合をする!>

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遂に、試合開始です!

読手は、専任読手の五十嵐さんの読みです。

ギャラリーもざわつきます。

「なにわづに─────さくやこのはなふゆごもり──────」

「いまをはるべとさくやこのはな────いまをはるべとさくやこのはな────」

 

「たまのおよ────」

空札です。でも、最初の札から、千早の腕が札の上を通過していきます。

その鋭い動きに感心する伊勢先生です。

伊勢先生<無駄がない動き。しかも、速い!>

 

詩暢ちゃんは、髪型を整えて、

詩暢<動き出しが早くても別にッて感じや>

伊勢先生も

詩暢ちゃんのかるたは、決まり時まで聴いてからの取りが特徴だからと考えています。

でも、

詩暢<決まり時ジャストで手の下を抜いたらええ!>

詩暢<でも、あの手の低さ・・・>

やはり余裕そうに構えても・・・・って感じのようですね^^;

 

「おくやまに」

ダッと同時に札を払う千早と詩暢。

千早「ど、どーぞ。」

セイムのタイミングでしたが、千早は思わず譲ってしまいます。

千早は、先生や肉まんくにん、モメるよう散々言われたことを思い出し、

ガーンとショックを受けるのでした(笑)。

 

しかし、人に譲ってしまうのは詩暢も同じ。

伊勢先生は、詩暢が明星会へやってきた時のことを思い出します。

あっという間にかるたを覚え、のめり込んでいった詩暢でしたが、

強くなりすぎて、際どい時は全て譲り、

友達と取る時は、わざと負けてあげるようになっていたのでした。

 

伊勢先生<明星会にも来こんくなった。力になってやれんかった。>

伊勢先生<たった一人きりの練習であそこまで強く・・・。>

熱戦が続き、詩暢ちゃんに離されることもなく、いい勝負が続いています。

 

伊勢先生<詩暢ちゃんの練習スタイルは一人取り・・・、一人では閃光のように早く取る。>

伊勢先生<でも、ほんのすこしでも「いる」と思うと一人のときのペースでは取れなくなる。>

 

周りもクイーンにいい勝負をしている事に気が付き、

昨日、新に勝った子だと気が付き始めます。

詩暢ちゃんも考えが変わってきます

詩暢<新に勝ったのもまぐれとは言い切れん・・・?>

 

その時、いつもは決まり字まで聴くはずの詩暢が、決まり字前に札を囲い、千早の動きを封じます。

しかし、いつもの自分の動きでないことに気づき”ハッ”とする詩暢。

新の方へ飛んでいった札を、新の手からバッとむしり取ります。

詩暢<子供の頃から何度当たっても新には一度も勝てた事がない。>

詩暢<うちが勝たんうちに、どうでもいい子に負けるやなんて!>

詩暢<許さへん。うちの唯一の友達が!どうでもいい子に!>

 

厳しい顔で、千早をジッと睨みつける詩暢。すると・・・

詩暢<千早が「詩暢ちゃん、またかるたしようね」と言ったのを思い出します。>

去年の対戦の後、そう言われた光景が思い浮かびます。

 

「うかり」

次の札。ものすごい早いタイミングで、札を払う千早。

 

 

しかも、桜沢先生も理音と千早の2人の聴きがいつも以上にいいことに気がついています。

いつもCDで聞いているのは五十嵐さんのCDだったのです。

里音と千早<聴く 聴く 聴く 聴く 聴く 聴く 聴く 聴く 聴く>

千早<ずっと1番聴いていたのは五十嵐さんの読み。>

 

詩暢は自分のイメージの中で擬人化した札たちが千早の事を感心して、

自分から離れていっているように感じ始めます。

少し焦った顔の詩暢ちゃん・・・。

 

伊勢先生はその様子を見て、

伊勢先生<詩暢ちゃん、人のかるたを受け入れろ!>

伊勢先生<人の強さを!自分のかるたしか取れなければ、クイーンの寿命は短いぞ!>

と考えてるのでした。

 

今回はここで終わりです。

絶対、詩暢ちゃん新のこと好きですよね(笑)

しかも、千早の事もわけのわからん子ではないと気が付いているんでしょう。

かるたも精神的なものがかなり大きいってことですねー。

今回は千早がんばってほしいので、詩暢ちゃんごめんって感じですかねー^^;

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↑すみません。間違っていました。

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