第155首
突然、若宮詩暢の登場に驚く太一でした。
スタッフと詩暢の母たちの会話から詩暢が取材を断っていた事を知ります・・・。
ということは、詩暢が快諾していたら、周防の出番はなかったことになりますので、
詩暢がキャスティングできなかったから、周防にきた話だとわかってしまうのでした。
周防「帰ろっかな・・・」っと小声でいじける周防です(笑)
しかし、
詩暢「周防さんが今回番組に協力されると知りまして、やっと心が前向きに」
詩暢「名人と一緒やなんてこれ以上、心強い事あらしません」
っと詩暢に言われた周防は一気に態度が変わって前向きになるのでした(笑)
しかも、どさくさに紛れて周防が手を握ってみたのですが、シュッと手を抜く詩暢なのでした(笑)
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スタッフ「名人、クイーンと順に速さをみせていただこうかと。」
スタッフ「お弟子さんも準備お願いします。」
それを聞いて、
太一<オレ1人が、名人・クイーンにフルボッコにされる係!?テレビに映って>
太一<やだよ、そんな。>
っと思っていると、周防が声をかけてきます。
周防「自分のことは天才だと思うけど、詩暢ちゃんは違うと思う」
周防「あれは努力の人だよ」
そう言われて、対戦ができることに「はっ」としたのか急に前向きな様子な太一です。
そうして、撮影が開始されます。
周防のあまりの速さにスタッフも驚きの表情。
しかし、しばらくすると1字決まりの札ばかりを読んでいたために、たまに太一が札を取ってしまい、
あまり名人がすごいとはわからない様子になってしまいます・・・。
すると、
詩暢「1字きまりじゃない札を読んでいただいた方がいいですよ。」
スタッフ「テレビ的には1字決まりの札の方が速さが際立っていいかもしれへんのですけど。」
詩暢「あの人(相手:太一のこと)それを読んでいます。」
詩暢「名人相手にいい勝負になってしまいます。せっかく強い名人やのに見栄えが悪うなんのもったいないですわ。」
「かささぎ」の札が読まれ、すごい速さで取る周防名人。
あまりの速さに周囲も驚きです!
詩暢「2字決まり、3字決まりが名人の真骨頂ですよってに」
詩暢の助言でテレビ的にいい感じになって、大満足のスタッフです。
スタッフ「詩暢さん、さすがですね!的確で助かります。」
詩暢ママ「あの子 かるたしかできませんから かるたの申し子っていうんでしょうかねぇ」
一方、音響研究所の鈴岡さんという方が出てきます。
鈴岡「対戦相手と周防さんとでは、0.1秒ほどの差があります。」
鈴岡「声帯を振動させない無声摩擦音という子音はいくつかあるんです。それに反応できればすごいことです。」
興奮するスタッフがいいます。
スタッフ「1字決まりが28枚という名人の裏付けになりますね!」
ドヤ顔で差し入れのお菓子を食べている周防です。
鈴岡「読手が音を発する前に判断していると思える瞬間があるということですね!」
鈴岡「低音も高音も特に小さい音を聴き取る能力が高いことがわかりました。普通の人に聴こえる「音」になる前の「音」を聴いているやはりそこが天才と言われるゆえんかと。」
周防さんのすごさを知り、
太一<数字で出ると実感するな。周防さんのすごさが!>
まだ相変わらず差し入れを食べている周防を観て、
太一<ああはなれない。>
と両方にかけている感じて、思ってしまう太一でした(笑)。
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続いて詩暢の番です。対戦相手は太一です。
詩暢「よろしゅうお願いします。」<なんか見たことある・・・・・・・>と思う詩暢です。
太一<なぜおれが クイーンの対戦相手に>
またもや青ざめる太一。
しかも、
「むらさめの」「さびしさに」
と、読まれると詩暢の速く的確な払いに驚く周囲。
太一<1字決まりがきっと読まれると思ってても取れない。取れる気がしない・・・。>
(回想)
千早「詩暢ちゃんのは音のしないかるた」
と言っていたことを思い出します
(回想終わり)
太一<今ならわかる。努力でなれるもんか!?ウソだろ!>
すると、動き出しは太一とほとんど変わらない事がわかります。
映像を見てみると・・・ハイスピードカメラでもブレています・・・。
太一<中指で札の隅をはじいてる。最短距離の一点を、音を聴く力はおれと変わらなくても動くスピードと正確さがちがうんだ。>
スタッフが「さらに上の超ハイスピードカメラというものがあるのでもう一回お願いします。」という問にも快くOKする詩暢にまたまったく歯がたたない太一でした。
太一<若宮詩暢の能力は、後天的なもの。努力でたどりつける最高点>
しかも、詩暢の評判はかなりよく、アドバイスや実力などかなりスタッフの間で評判です。
詩暢ママ「本当にかるたしかできん子で また何かありましたら、お声がけください。」
と宣伝します。
詩暢祖母に言われた「かるたのプロになりなさい!まずはかるたで有名になること!」
その言葉を思い返す詩暢と詩暢母でした。
そして、
詩暢祖母「今まで断ってきたインタビューや取材依頼、できる限り受けなさい。雑誌やテレビ関係者に私からもつないでみます。」
など、好きなものは何かなど、いろいろなドアバイスをもらいプロに向けて頑張ろうとする詩暢なのでした。しかも、その時答えた「スノー丸と鳥人間コンテスト」ウチの1つ、鳥人間コンテストを振ってここに来てるらしく(笑)
詩暢<意味あるもんにするしかない!>
とさらにやる気をみせるのでした。そして、ここで対戦相手の太一を見て、やっと気が付きます。
詩暢「あれ?あんた千早んとこの・・・。東京の瑞沢の人やないか。」
詩暢「あれ?今日団体戦の日でもあるんやなかったか?」
太一「わかんないけど・・・、意味のあるものになる気がする」
詩暢「へえ。団体戦より?奇遇やな。」
和菓子を食べながら周防は思います。
周防<やっぱりテレビはわかりやすいな。全部数字と理屈にして説明してくれる。彼に合ってる。>
一方、近江神宮予選Dブロックの1回戦。
瑞沢対石造高校は、3対2で瑞沢が勝利。橋立くんと原さんは大差で負け、落ち込み気味です。3人のスタメンを3年で固めて、後輩の経験を積んでいくという作戦のようです。
2回戦は千葉情報国際高校。
菫ちゃんと波田くんが参戦です。波田くんの落ち着きに一目置くかなちゃん。千早も波田くんから何かを感じ取ったようです。その様子を見ていた田丸は、その場から立ち去り、外へ行きます。
するとばったり北央の太田くんに会います。すると、
太田「田丸おまえも抜け番?あーいや、スタメン落ちか?予選で1回も勝てなかったもんなあ。」
っとショックな事を言われてしまいます・・・。耐え切れず、急ぎ立ち去るのでした。
そして、一方近江神宮へたどり着いた母たち。千早、かなちゃん、原さん、菫ちゃんの母たちが勢揃いです。
熱心に祈願をしている宮内先生の姿も。宮内先生がふと横を見ると、
桜沢先生。
宮内先生<富士崎のような強豪でもできることは必勝祈願くらいなんですね。私も気合い入れて祈願します・・・。>
・・と、感涙の宮内先生です。
また会場での試合に戻り、富士崎の試合です。
富士崎の応援に駆けつけている富士崎OB。その後ろにはちゃっかりメモを持った机くんです。
今年の新入部員はたったの7人だったそうで、かるた部の成績不振が続いたらやばいとのこと。情報によると、桜沢先生かるた部顧問辞めるかもって噂が・・・。しかも、同時に結婚の噂・・・。驚愕の富士崎OBなのでした(笑)
そして、何か意味深な表情で立ちつくす桜沢先生です・・・。
ここで終わりですー。詩暢もプロに向けていい感じです。何か肝心な所で瑞沢バラバラにとかなってしまいそうですよねー・・・。がんばってほしいですねー^^