弱虫ペダルの最新コミックス44巻が3月8日(火)に出るみたいです☆そちらも楽しみですね^^
RIDE.388 青八木 一
遂に青八木と鏑木(カブラギ)が追いついて来ました。
手嶋からもはっきり青八木たちが見えます!
手嶋<希望は、ずいぶん前に捨てた。なのに、どうして──────>
手嶋<おまえはいつもそうやってオレがピンチの時に限って助けに来るんだ!>
手嶋「青八木ー!!」
青八木「バカを連れて、もう一度戻ったぞ純太。」
驚く今泉と、嬉しそうに笑う坂道!
手嶋は泣いて喜んでいます!
手嶋「見えるよ小野田。オレにも…見慣れたあの黄色いジャージが!」
手嶋「絶対に戻ってはこないと思った…チームメイト…だ…」
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鏑木
「きましたよ!!青八木さん。黄色いジャージ3人!!チームが近づいてきましたァ!!小野田さんと今泉さんと手嶋さんす!!」
鏑木「ヤバイっす!!何かすげぇなつかしいす!!アガる!!」
手嶋<青八木、”わずかばかりの希望”───────>
手嶋<不意に叶う。そういうもん、なんだ・・・>
(回想)
手嶋は青八木とチームを組むきっかけの日を思い出しています。
手嶋「今までの練習じゃダメだ、通用しない。どうする青八木ィ。なんか突破口があるはずだ、出たい、あのレース・・・くそぉ。いや、出るんだよ、インハイ!!来年は…来年はオレたちがあと1年で実力上げて…けど今の成績じゃ、1人じゃ限界が・・・」
青八木「だったら、二にするか」
手嶋「チーム2人だ!!」
手嶋<2年の合宿の時はあきらめちまったオレに前へいこうと言ってくれた>
青八木「うしろにつけ、オレが引っぱる。」
青八木「2人でいく!」
青八木「それ意外は意味ない!」
手嶋<3年の合宿の時は古賀と勝負して最後のスプリントで、唯一 オレの勝利を信じてくれた。>
青八木「純太 勝て!!」
(回想終わり)
振り返った手嶋と目が合った青八木がお互いニヤリと笑います^^
手嶋<「チーム2人」はまだ、このインターハイを!>
手嶋<まだこのインターハイを走れるんだな!!>
坂道「追走、青八木さんと鏑木くん。今、チームに合流しました!!」
鏑木「遅れてさーせん!!」
手嶋「元気にしてたかよ鏑木!!」
鏑木「はいっす!!」
手嶋「よく戻って来たァ!!元気にしてんのに遅れてんじゃねーよ」
鏑木「さーせん、今は元気なんですけど、はじめの方ちょっと・・・」
今泉<・・・!!このギリギリの状況で──────>
今泉<5人になった!>
鏑木はうれしそうに脱落してから今までの道中の話を手嶋にしています。
古賀が途中で助けてくれたことも話します。
鏑木「ええ、背中を押してくれたんす。すげーまっててくれて、山の上りの途中で。ホントにあざすでした。」
坂道「でも一番感謝なのは青八木さんだよね!!」
鏑木「?ハハッ、何言ってんすか小野田さん。青八木は千切れておちてきたんすよ!?オレと同じく。仕方ないから協力して2人で戻ってきたんす!!」
坂道「青八木さんは鏑木くんを救出するために1人でチームを離れたんだよ。」
鏑木「え?今なんて?」
坂道「手嶋さんは止めたけど、必ず連れて戻るって言って離れたんだよ。」
鏑木「え!?マ・・・マジメな話すか!?それ!!」
真相を理解した鏑木は驚いて後ろの青八木を振り返る。少しの間、無言で見つめ合う2人。
鏑木「マジ・・・すか。」
青八木はコクと小さくうなずきます。
鏑木「な、何で言わなかったんですか・・・!」
青八木「何度も言った!」
坂道は2人のやり取りをニコニコ眺めているのですが、
鏑木は振り返ったままフリーズしています(笑)。
鏑木「だ、だったら・・・」
鏑木「一番あざすじゃないですか!!」
青八木はまた小さくうなずきます(笑)
坂道「ひょっとして今気づいたの?鏑木くん」
鏑木「いや……ていうかけっこうオレすごい失礼なこといいましたよね!?」
鏑木「やっぱ言ってますね!?」
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後ろでまだ鏑木は騒いでいますが、先頭を走る手嶋はすぐうしろの青八木に左手を差し出します。
その手を青八木はがっちりつかみます!
チーム2人!完全復活ですね^^
青八木「戻ってきたぞ純太」
握られた手はグッとさらに力強く握られます!
手嶋「オレも心のどこかでこうなることを信じてたよ!青八木 一!!」
手嶋「戻ってきてくれてありがとよ!!」
手嶋「5人揃った!!」
他の4人の顔つきが変わります!一気に圧が上がります!!
手嶋「前には京伏、箱根学園、熊台もいる!!そして鳴子も1人でがんばってくれてる!!スプリンターは前に出ろ!!総北は今から加速する!!意思をひとつにして先頭に追いつく!!」
鏑木・坂道「はい!!」
と返事、今泉と青八木は黙ってうなずきます!
先頭には青八木が立ち、肉弾丸列車の態勢に入るのでした!
坂道<行くんだ・・・>
坂道<先頭まで!!>
一方、先頭では、山岳が坂道を来るのを待っています!
真波「この平坦が終わればもうすぐ山だ。来るよね坂道くん。」
ここで今回は終わりです。
これはサクッと追いついちゃうでしょうね^^早く先頭までいってほしいですよねー^^
——-「弱虫ペダル」ネタバレRIDE.389(週刊少年チャンピオン13号2016)感想考察へ続く——