「コウノドリ」漫画 ネタバレ 最新225話 モーニング4,5号 感想考察
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<災害医療編 11話>
四宮の一言によりずっと働きづめだった四宮父に訪れた非常時の休息。母と一緒にご飯を食べ、息子の帰省に感謝をする二人です。
震災から3週間。避難所で生活している人も少なくなって、病院の方もだいぶ落ち着いてきました。
そろそろペルソナに戻ろうとしている四宮。でも四宮には気になる患者が一人いました。
地元の友人、増田の母親でした 。
増田の母は、息子の嫁とお腹の赤ちゃんをとても心配していました。
四宮に、嫁と赤ちゃんのことをよろしく頼むと言う増田母。
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病院のロビーでは四宮父と災害時小児周産期リエゾンの三杉先生が話をしています。
そこで三杉は、四宮が四宮父の息子であることを知ります。
被災地の病院は復興するまで、要請があれば産婦人科学会からの応援医師が派遣されます。
しかしそれは復興するまでの話です。今まではどんなに四宮父が頭を下げても、こんな田舎の病院に産婦人科医なんて一人も来てくれませんでした。
問題は復興した後・・また崩壊寸前の産婦人科に戻るということになるかなと三杉は言います 。
四宮が明日帰るという日、増田とその嫁は不安と寂しさを訴えていました。そこに看護師が急いで走ってきて、増田の母が急変したと伝えます。
増田の母は、今朝からだんだん熱が上がってきて、おそらく感染症が起きている。そして感染源はよくわからないと言います。血液と尿の細菌検査をして、検査結果を待たずに抗生物質を投与します 。
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増田「大丈夫だよな・・母ちゃんまだ生きれるよな」
四宮は答えることができませんでした。
夜中に目を覚ました増田の母。そこに四宮がいました。
増田母「ハルちゃん・・私みんなに迷惑かけちゃった?おばさんね、なんとなく分かるんだ・・孫の顔はもう見れないなーって」
そんな増田の母に、四宮は子供の頃の話を始めました。
増田の母は子供の頃、四宮と息子を一緒にサーカスに連れて行ってくれたのです。
サーカスの最終日に、父親と行く約束をしていた四宮。でも四宮父は病院からの呼び出しで忙しく、約束は果たされませんでした。
四宮「もういいんだ・・オレ諦めてるから」
そんな四宮を見て、増田の母はサーカスに連れて行ってくれたのです。
あの時行ってみたら、もうサーカスは終わっていましたが・・四宮にとってそんなのはどっちでも良かったのです。
四宮「俺はおばさんがあの場所に、連れて行ってくれたことがすごく嬉しかったんだ・・だから今度は、俺がおばさんに孫の顔を見せてやる」
子供の頃、終わってしまっていたサーカスの前で嬉しそうにほほんでいた四宮の顔を思い出し、増田の母は涙を流しました。
次号、大災害医療編ラストです !