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パーフェクトワールド 漫画 ネタバレ31話(KISS 2017年9月号)感想・考察・あらすじ

パーフェクトワールド 漫画 ネタバレ31話(KISS 2017年9月号)感想・考察・あらすじ

つぐみが開けた部屋には鮎川の姿が・・棚が倒れて物が落ち、そこには車いすから倒れて横たわる鮎川が・・

つぐみ「大丈夫!?鮎川!!」

入口は倒れた棚でふさがっていますが、体の小さいつぐみがなんとか入ります。棚から落ちながらなんとか鮎川の元へ・・

つぐみ「起きて!!鮎川!!聞こえる!?」

鮎川が目を覚まします。「川奈・・?」

ケガはないようで、頭も打っていませんでした。疲れ果てて眠ってしまったと言います。

急いでカテーテルの使用をつぐみが促します。リビングの棚にあるというものの、物が全部落ちてしまい、なかなか見つけることができないつぐみ。

圭吾は棚をどかして、部屋からの通り道を確保してくれました。

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やっとカテーテルが見つかり、ひと段落・・長沢と両親と連絡が取れた鮎川。

すると・・鮎川の手からの出血と声がガラガラなことにつぐみは気がつくのです。

携帯が見つからずに、ずっとベッドの淵を叩きながら助けを叫んでいた鮎川・・生き延びるために出していた声は誰にも届かずに疲れて寝てしまったのです・・

本当に無事でよかったと心の底から思うつぐみ。

 

鮎川はいつ大きな災害に巻き込まれるかもしれない状況で、ひとりだった時の対応がきちんとできるのか・・?とずっと思っていたのに・・いつも常備していたカテーテルと携帯もこんなちょっとした油断で持っていなかった・・本当にうかつだったとつぐみと圭吾に話すのです。

改めて鮎川がいつも身近に危険を感じながら生活していることを知るつぐみ。

 

3人で避難場所に向かおうとしますが・・鮎川が圭吾に家を見に行きたいと言い出します。修繕が必要ならば、余震の前に確認した方がいいと言うのです。

そんな鮎川にびっくりしながらも、3人は圭吾の家を確認しに行くことに。棟梁にラインを入れて、圭吾が鮎川の車いすを押し、現場に到着します。

 

すると職人さんたちがみんな集まっていたのです。家も倒壊はしていませんでした。仮筋交いがいくつか外れていたところがあり、みんなで一斉に作業をすることになりました。

つぐみ<みんなが鮎川の呼びかけに集まってくれたのは、鮎川の強い思いが普段から伝わってたからじゃないんだろうか。鮎川にまた教えられた気がする・・>

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渋滞中の車の中の是枝と長沢ですが、今日中には長野には着きそうにはありません。

長沢は地震の前に初めて鮎川があそびに誘ってくれことが嬉しかったこと・・そんな彼が変わってしまっていたら・・これから会う彼はその時の彼なのかな・・なんて思ってしまうと是枝に話をします。

何も変わったりしないよ・・という是枝もそんなことあるはずないと、つぐみの笑顔を思い出します。

 

途中から圭吾は病院に向かい、つぐみと鮎川は避難所に向かいます。お互いにお礼を言い合う3人。これからも連絡を取り合って乗りこえようと話し、別れます。

鮎川を休ませたい一心で、つぐみは車いすを押します。早く避難所に着いて横になって休んでほしい・・

 

ようやくつぐみの家族と合流できました。つぐみの姪っ子が鮎川を案内しながら、みんなで体育館に入ります。

体育館に入った鮎川は、あたりを見渡して入ろうとはしませんでした。つぐみが声をかけると・・

鮎川「俺だめみたいだ。ここにはいられない。出てくよ」

体育館の中は床に横になり寝る状態で、ベッドはひとつもありませんでした。

つぐみ<私たちの長い1日は まだこれで終わらなかった>

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